世田谷区 I様邸のバリアフリー工事
ナチュラワイズの斎藤です。
今回ご紹介するのは 表題のとおり 住宅のバリアフリー工事です。
スロープの左官工事と大工さんにお願いした室内手すりの取り付け等、
これからの時代に求められる施工例としてご報告します。
まず、玄関の工事前の様子
タイル、コンクリと段差が2段あり、つまずきの原因となりそう。
◎ 工事完了
タイル面を残し、モルタルでなだらかなスロープになおしました。
これで危険な段差を解消し、車いすもススーと乗り上げられます。
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*ここからは、工事の流れをご説明します。
①. 基本のビニール養生(ほこりが舞いますので)
②. カッターで切れ込みを入れ
③. コンクリの高いところを 斫り(はつり)ます。
騒音と振動で近隣には30分ほどご迷惑をおかけします。
*ちなみにマキタの電動ハンマー 使用、軽量でパワー良好でした。
④. 塵、埃を掃除してから、接着シーラーを塗り
⑤. ワイヤーメッシュを敷いたところに
モルタルを打設 (塗り厚は、50ミリ以上)
ここまでは、斎藤が工事をさせていただきました。
さあ、ここで名人・八幡社長が登場!
左官鏝でならし、木の刃定規で隅の直線部分を成型
欠け防止の面取り加工をほどこします。
きれいな勾配がとれたところで、滑り止めの刷毛引き仕上げ。
こわし始めからおよそ3時間ほどで完成。
乾燥に、一晩おいたら次の朝にはもう乗ることが可能です。
施主 I様は、これで母の介護も自分の老後も安心
「日本チャンピオンの八幡さんに手作りしてもらったのよ~」
とみなさんに自慢してくださっています。(笑)
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そのほかの工事もご紹介
ポストの横に カメラ付きインターホンを防犯設置。
内部配線等ふくめ、葛飾のクサマデンキさんにご協力いただきました。
手すり取り付けは玄関、トイレ、洗面、浴室に新設
おなじみ北区の小川木材社長(イケメンフレンチシェフ)にお願いしました。
実際の施工はベテランの小野寺棟梁が担当してくださいました。
お使いになる方のご要望や体格に合わせ、
握りやすい場所、使いやすい高さに設置・調整いたします。
浴室内にも 上がり降りのサポートとなり転倒防止の目的で
タテ・ヨコに手すりを設置いたしました。
カランの方にも手すりを取り付け、これで滑りやすい濡れた床にも安心ですね。
このように、八幡工業・ナチュラワイズ では 左官工事をはじめとする
安全・安心・快適のさまざまなお家まわりの工事に対応いたします。
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TEL 03-5876-3375 FAX 03-3609-5945
メール https://www.naturalwall.jp/form/ にお気軽にご相談ください。
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自治体によっては独自の補助金制度を設けているところがあります。
ほとんどの自治体でバリアフリーリフォームに補助金が適用されています。
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