保育園の擬木の手洗い場が完成
葛飾区内の保育園からご依頼の
八幡工業ならではの 「左官の技術」 で施工させていただいた
園庭のあたらしい手洗い場が完成しました。
リアルな擬木の造形と、自然素材の鏝塗りで仕上げられた手洗い。
白い壁に埋め込まれた色ガラスは園児と先生の共同作です。
洗い場は 大小2面あって
おおきな方は シャワーヘッド付きの足洗い場
土遊び、砂遊びを存分に楽しんだこどもたち
ここで足を洗ったら、そのまま裸足でウッドデッキ から教室に入れる仕様です。
デザインと現場管理は
葛飾・四ツ木にある オーケイホームズの向山さん
そしてこちらの面は手洗い専用
どうです!!
子どもたち、手洗い、足洗いが 大好きになることでしょう~ ♪♪
見せ場jは たちあがり部分の枕木をかたどった
木調のモルタル造形。
錆びかかった金属のビスももちろん造形。
本物以上に「木」 、なのに腐らない、反らない、丈夫で長持ちです。
縦に打ち込まれた 鎹 (かすがい)
金属製で 「コ」 の字の形の釘が リアルです。
工事はこのようにコンクリートブロックを立てるところから始まりました。
左官は下地から仕上げまで、長塚主任が責任施工させていただきました。
事前に設備屋さんが 水道の工事、排水管の敷設などやってくれています。
出っ張り角のないカーブが こどもたちにやさしいデザインです。
ブロックの上からモルタルで中塗りをしました。
床部分の排水がスムーズにながれるように
目皿(排水溝)にむかって水勾配をとっているところ。
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仕上げは バリの砂タラソと白セメントをミックスした
材料で鏝塗り仕上げ。
仕上げの日
台風がいくつも日本を上陸し、ようやく晴れた日を待ちました。
この日は2人がかり、現場調合していっきに仕上げます。
ひとりがシーラーを塗りながら、少しずつ塗り付け
もうひとりが乾き具合をみながら鏝でおさえていきます。
そして、メインイベント!!!!
完全に乾ききる前に
先生とこどもたち参加による 色ガラスの埋め込み作業。
順番待ちで20人ほどのお子さんたちが参加してくれました。
みんな、じょうずに入れられました。
最後は先生たち総出で仕上げていただき、みんな夢中になっていました。
後日、しっかり乾燥したのち 機械で研ぎ出すと
花火が浮かび上がってきました ♪
撥水材でトップコートをかけてフィニッシュ。
白いタラソの壁には シランコートを浸透させ
造形のモルタル着色面にはAGクリアーを塗布。
そして完成ひきわたし
『 いつまでも、こどもたちの記憶に残る 洗い場になりました。』
と、園長先生、たいへん喜んでくださいました。
こちらこそ、特別仕立てな 「べっぴんさん !」 に携わらせていただき
ありがとうございました。
※ べっぴん 「 別品」 「普通の品物とは違う特別なもの」 の意味
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