完成レポート取材より 〜番外・DIY編〜
完成レポート①②でご紹介した
https://www.naturalwall.jp/blog/モルタル造形/2015.html
https://www.naturalwall.jp/blog/モルタル造形/2022.html
ルピナスハウス(株)様の本社・ショールームは、
工夫とアイディアにあふれた提案がいっぱいで
とても心地よく、わくわくする空間。
取材に伺った私(NaturaKoho)も
知らず知らずのうちに
テンションが上がってしまいました。
たとえば、スタッフの方がDIYで施工された
カルクウォールの壁とタイルの巾木。
色合いや質感の組み合わせが、とても素敵です。
スイス漆喰「カルクウォール」で塗られた化粧室は、
無骨な窓枠のアルミサッシを
カウンターとおそろいのモザイクタイルでカバー。
こんな細やかな心づかいが、随所でシュールーム全体の
雰囲気づくりに活かされていました。
また、取材に伺った日は、スタッフの方が
2Fへと続く回り階段の壁と室内の飾り窓の周りなどを
仕上げていらっしゃるところでした。
この2つは建物の中でも、フォーカルポイントとなる場所。
こうやって、手間をかけて少しずつ仕上げていく過程も含めて
ショールームを訪れるお客さまの目に触れることは
とても素敵なことだと思います。
なお、壁を塗られていたスタッフの方は
NaturaY’s(ナチュラワイズ)の
「塗り壁体験・セミナー」の経験者。
さすがの鏝さばきと仕上がりでした。
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↑ こんなふうに
フラットな仕上げやエッジの効いた角の処理、
高度な技術が必要な造形などは
弊社の職人におまかせいただき、
ご自分の手でゆっくりと仕上げていきたいところはDIYで。
そんなプランも、DIYのサポートメニューや
ノウハウのあるNaturaY’sでなら、かなえられます。
ぜひ お気軽にご相談ください。
完成レポート・ルピナスハウス様②
今回は、ルピナスハウス(株)様 本社・ショールームの
リニューアルの完成レポート 第2回目です。
まずは、ルピナスハウス(株)様の事務所のお顔ともいえる
カウンターの後ろの壁面造形。
スタッフの方がDIYで製作されたという
魅力的なカウンターとも調和して
落ち着いた佇まいを演出しています。
【ギルトセメント(ギルトバンク社)・塗り厚 約10mmで施工】
施工の様子は、ルピナスハウス(株)様のブログに
くわしく紹介されていますので、ぜひご覧ください。
http://ameblo.jp/lupinus-house/theme-10088254544.html
続きまして、2Fショールーム。
【造形部分:シートップ(吉野石膏)+カルクファルベ(イケダコーポレーション)
/壁部:カルクウォール(イケダコーポレーション)】
既存の巾木を活かし、塗り厚をとらずに造形を施した壁面です。
スイス漆喰「カルクウォール」のフラット仕上げに
煉瓦風の造形を組み合わせ、厚さ2−3mmで仕上げたとは
思えないほど存在感と高級感を演出。
暖炉風のコンソールにも、よく調和しています。
このように厚く塗れない箇所でも
弊社では施工する方法やノウハウをご案内できますので、
ご自宅に造形を取り入れたい方は
ぜひお気軽にご相談ください。
もう少し、ご紹介したいことがございますので
続きは 次回のレポートで。
完成レポート・ルピナスハウス様①
千葉県・柏市で、
店舗や注文住宅の設計・リフォーム事業を
展開されているルピナスハウス(株)様。
今回、本社・ショールームのリニューアルを
八幡工業がお手伝いさせていただきました。
生まれ変わったショールームは、
「女性が一人でも入れる工務店」のコンセプト通り。
洗練され、落ち着いたイメージです。
今回のレポート①では弊社が担当した外観部の仕上がりをご紹介をします。
まず、エントランスのポーチは石畳風の造形モルタル。
【セニピエール(セニデコ社)で施工】
入り口のサッシ周りの木部も、言われなければ
そうと気づかれない方も多いのですが、
実は造形モルタル仕上げです。
【ギルトセメント(ギルトバンク社)で施工】
経年変化を感じさせる木の色や欠け、
金具のサビ具合も、
なかなか雰囲気が出ています。
こういった造作は弊社・造形チームの得意とするところ。
また、外壁部には煉瓦風、石張り風とバラエティに富んだ造形が施されました。
【カルクウォール(イケダコーポレーション)+ギルトセメント(ギルトバンク社)】
次回のレポート②では
弊社が担当した内装の仕上がりをご紹介いたします。
どうぞお楽しみに。
葛飾でスイス漆喰! の仲間がふえました。
子育て世代の注文住宅専門店!!
先日、四つ木にある 有限会社オーケイホームズさんの
本社ショールームで「天然スイス漆喰の施工イベント」を開催。
DIYのサポートをしてまいりました。
太田社長と施工管理の向山様、
今年4月にナチュラワイズの施工セミナーに御参加いただき
カルクウォールにたいへん興味をもってくださいました。
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そしてまずは自分たちでショールームを塗ってみようと
この企画がたちあがり、社長の鶴のひと声で材料採用が決定!
ハイスピードでの今回のリフォーム工事とあいなりました。
*工事前の様子
正面壁は吸音材のパンチングボード
残り3面がビニールクロスの壁です。
今回は右の壁面(青いクロス)以外の壁を施工します。
朝一番に太田社長がパターン確認中。
(ちなみに、事前に既存のクロスをタッカーで留め、アク止めシーラー処理を施した後
前日にミネラル下地材までDIYで施工していただいています。)
入り口からすぐ目にとび込むこの壁は施工管理の向山さんが
オリジナルのワイパーパターンで仕上げています。
ナチュラワイズのショールームで一回練習しただけで
この日がいきなりの本番!
(ご自分でも 「はじめてでもうまくいった!」と驚いていましたが)
なかなかの鏝さばき、さすがです。
太田社長の
「カルクウォールならではの、いろんな表情のちがいを塗りわけしてほしい」
というリクエストにおこたえしてインストラクター斎藤がお作りしたのは
↓ ↓ おおきな壁の、キャットフェイス仕上げ
(鏝で塗ったあとローラーで模様をおこし、さらにやさしくヘッドカット)
そして、ニッチの棚の中は刷毛引き仕上げ ↑ ↑
↑ ↑ 正面足元の部分は櫛引き仕上げにしてみました。
このようにパターンに変化をつけながらも、けっしてガチャガチャとうるさく見えないのは
天然漆喰による白い壁の特性といえます。
途中、お客さまも何人か見学に来てくださいました。
みなさん直接見て、触れていただくと
「漆喰、やっぱり いいいもんだね~」 と実感していただけます。
なにせ、匂いもなく、空気がさわやかで気持ちがよいのです。
ぜひ完成した天然漆喰をごらんください。
写真ではなかなか伝えづらい風合いや感触、光の反射の美しさ
・・・これは実物に触れていただくのが一番です。
ひときわ目立つ、この建物が目印。
最寄駅は京成 葛飾の立石駅、四つ木駅からが便利です。
塗り替えの完成記念に、
オーケーホームズ向山さん(右)と
お手伝いにきてくださったメーカー担当、イケダコーポレーションの西川さん
お疲れさまでした。
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PS: このように小面積でも、まずは塗っていただくことで
ショールームが劇的に変わります。
そして今回のようにスタッフさんのDIYでリフォームが可能なのが
天然スイス漆喰ならではの施工です。
わからないことは施工のプロがサポートにお伺いし、
実地で施工指導、アドバイスをいたしますので
ぜひナチュラワイズをご活用ください。
https://www.naturalwall.jp/calkwall/ca_support
ナチュラワイズ・斎藤のサポート&レポートでした。
リクエストは「家から出たくない家」!?
今週あらたに施工に入らせていただいた現場のご紹介をします。
カルクウォールで内外とも仕上げさせていただきます。
さて、一級建築士の齋藤正樹先生が設計したこの家
とてもユニークなデザインが随所にあらわれています。
コンセプトは 『3匹の猫となかよく暮らせる家』
たとえば、これは本棚ではなくて
猫ちゃんが遊ぶための仕掛け 「キャットステップ」。
この日は施主様に現場立会いしていただき
「 漆喰の仕上げのパターン確認」 をしていただきました。
お客さまとの出会いを振り返ったくわしいレポートはこちらへ
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=12401
そして、平野職長がお見せしているのが
今回、オリジナルの外壁用カルクファサードの仕上げ方
その名も 『 キャットテイル 』 パターンです!
齋藤先生&お施主さま発案のアイデアと命名です。
鏝塗りした漆喰をローラーを転がして表情をつけたのち
鏝で程よく押さえると、こんな感じのやさしい壁になります。
この壁を見ると!
猫ちゃんが尻尾を振って喜ぶとか、(~は冗談ですが)
職人さんが使ったローラーの肌触り感が 猫ちゃんのしっぽ(テール)にそっくり
ということが真相のようです (笑)。
さて、
お客さまは在宅でお仕事をされるということで
こんなリクエストをいただきました!
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外壁は、“カルクファサード”で。
NaturaY’sのバラ
超ビッグな看板に挑戦。
倉庫の2階部分の壁 を利用して
左官の技術で会社の看板をつくりました。
横幅:5.5メートル 高さ:2.5メートルのビッグサイズ
漆喰ベース + 掻き落とし仕上げ
母体の八幡工業、ショールーム・ナチュラワイズ、そしてカフェの揃い踏み!
*仕上がりのイメージパースです
【Before】 工事以前は板金の外壁でした。
【After】
完成写真です。
もとが倉庫とは思えない「漆喰壁」に生まれ変わりました。
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かかった工事期間はおよそ30日
塗り面積自体は20平米程度ですが、
けっこういろんな工程があるのです。
施工の流れはこちらにくわしくのせました。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=12379
1.鳶さんが足場を設置。
2.大工さんに下地の胴縁と合板をはってもらいます。
3.ラス屋さんが防水のフェルトとラスを貼ったのち
4.左官屋さんがモルタルを塗ります。
ここから1週間、しばらく乾燥期間をおきます。
モルタルには一旦、黄土色の顔料を塗っておきます。
そこにテンシルシートを実際に貼って、仕上がりの位置決めを確認。
下地材を塗ると文字が白く浮かび上がります。
すこし飛び出す文字部分から先に作ります。
最後に掻き落として仕上がりとなります。
親子2代とカフェスタッフ
八幡工業+ナチュラワイズ+カフェサンワイズ
「伝統・革新・真心」
3拍子そろった 左官技術の大看板が完成しました。
みなさまのお越しをお待ちしています。
八幡工業 ナチュラワイズ naturaY’s 営業・斎藤のレポートでした。
空間を引き締めるモルタル造形
みなさんこんにちは。 店長の八幡です。
今回は、モルタル造形の事例紹介です。
こちらは千葉県の工務店さんのショールーム内。
デスクの後ろの壁をレンガ調に造形しました。
造形モルタル ギルトセメントを塗り
レンガの割り付けを残していきます。
う〜ん。 この時点で雰囲気出てます。
どうです?
セメント色でもじゅうぶんかっこいい!
さて、さて。 レンガと言えば…
こんな色や… (ナチュラワイズ施工レンガ造形)
こんな色が… (ナチュラワイズ施工レンガ造形)
思い浮かぶとおもいます。
がっ! しかぅぁあ〜しっ!!
今回はお客様の要望で…
白!!
レンガ調造形の表情だけで十分存在感はある!
きっと空間と調和させるために あえて 白!
さりげなく空間を引き締めてくれる事でしょう
ショールーム全体の写真はまた後日にご紹介させて頂きますね〜
それではみなさん よい ゴールデンウィークを〜。
フレッシュな風が吹く、現場。
4月某日、東京・目白台。
新築一戸建て、3階建の全フロア内装を4人の職人たちが
スイス漆喰「カルクウォール」で施行中。
ここでは現場3日目の新米職人も加わって
ベテラン職人の元、仕事に励んでいます。
材料の乾きを助けるために少し開けられた窓からは
満開の桜———。
春のフレッシュな風と
まっさらな白い漆喰の壁が
お施主様の新生活を祝福しているようでした。
(写真:桜の見える窓のそばで。現場パトロールの専務と4人の職人さん)
今回の現場は、「フラット仕上げ」。
凸凹が多い室内は施工に気を使うものですが、
その凸凹が作り出す陰影とシャープなエッジの立った角は、
ていねいな職人ならではの仕事。
シンプルな漆喰壁の美しさが引き立つ仕上げです。
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