
カビ対策には「スイスしっくいの壁」
葛飾区立石のオーケイホームズ様から依頼された
マンションのスイスしっくい塗りリフォーム
きれいに仕上がりました。
まずは完成の様子をごらんください。
(*施工後の玄関ホールと壁のアップ:しっくいで明るくなりました)
玄関ホールと洋室、以前はビニールクロスで、
北側にあるため ご家族はしつこいカビとジメッとした臭いにお困りでした。
(*施工前の様子:黒いカビがびっしり)
マンション特有の高気密性のため、特に窓まわりは結露がひどく
日当たりも悪く一年中湿度が高いため、結果的にクロスの間に湿気がたまって
カビがしっかり根を張った状態になってしまったのです。
(*クロス剥がした状態 ⇒ スイス漆喰で真っ白に生まれ変わった玄関ホール)
工事の工程は
1.クロス剥がし
2.カビを薬剤除去 ・・・・ここまでは工務店の社長と監督さんがやってくださいました。
3.アクやカビを発生させないようにシーラー処理・・・ここから左官の工事です。
4.専用ミネラル下地材をローラーで塗り
5.スイス漆喰「カルクウォール」で仕上げました
施工は現場主任の平野さんとともに 女子左官の田原さん、砂山さんががんばりました。
玄関ホールは鏝でテクスチャーをつけました。
玄関ドアをあけたときに横からの光で陰影が際立ち
昼と夜の表情の変化も楽しめます。
カビ対策には「スイスしっくいの壁」といわれるのにはいくつかのわけがあります。
その1.漆喰には空気中の湿気を吸放出してくれる調湿機能があるのでお部屋がジメジメしません。
その2.高純度の強アルカリ性石灰の殺菌力でカビ・ダニの発生・繁殖を防ぎます。
その3.樹脂などが添加されていないので静電気を帯びず、カビの巣となるほこりや汚れが付着しません。
その4.化学物質を吸着・分解してくれる消臭力が働き、カビのいやな匂いを吸着・分解します。
(*施工前:クロスの下、壁一面にひろがっていた赤や黒いカビが ⇒ スイスしっくいで真っ白に!)
お客様からも
『以前のカビの匂いと暗かった部屋がうそのようです。
おかげさまですっきりさわやかになりました。
工務店さんにスイスしっくいを紹介、左官屋さんに施工していただき感謝しています』
といううれしい声をいただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=W7DRzhCNJ7s
オーケーホームズの社長さんが
こちらのマンションの北側室内のカビ対策に関して
着工時から完成まで8回にわたって レポートしています。
こちらもあわせてご覧ください。
しっくい彫刻
八幡工業のショールーム「NaturaY’s」 スタッフのNaturaKohoです。
6月末から、弊社のあたらしい会社案内を製作中なのですが、
それも やっと あと少しで完成!というところまできました。
というわけで、今日は その会社案内に載せるため
今までピックアップ作業をしてきた過去の左官工事の中から
「しっくい彫刻」をご紹介したいと思います。
しっくい彫刻とは…漆喰を用いて作られるレリーフのこと。日本で発展したものは、
特にこて絵(こてえ、鏝絵)と呼ばれ、左官職人がこてで仕上げていくことからその名がつきました。
これは、埼玉・ふじみ野のひまわり保育園の
外壁に施した しっくい彫刻。
鏝絵の題材は福を招く物語、花鳥風月が中心で、
着色された漆喰を用いて極彩色で表現されることも多いですが
今回はしっくいでレリーフを制作した後、
天然塗料で彩色して仕上げています。
保育園に通われているお子様や保護者の皆さんはもちろん、
ご近所の方にも「あの、ひまわりの保育園」という印象が残り、
自然と園に親しみと愛着がわいてきますね。
建物に魅力ある個性を添えてくれる、しっくい彫刻。
みなさんのご自宅にもいかがでしょうか。
施工時のくわしいレポートはこちら。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=11262
最後に、同じ作家さんから届いたばかりの新作をご紹介します。
紅葉の小径 と 海辺の風景 …
これらの作品は、ナチュラワイズ(ショールーム)や
カフェでご覧になれます。
完全予約制の塗り壁体験会はここです!
八幡工業のショールーム 「ナチュラワイズ」では、
随時 『塗り壁ワークショップ』 の参加を受付けしています。
はじめての方でも安心して塗り壁を体験していただけます。
しかも完全予約制なので、貸切り状態でお楽しみいただけます。
ことしの夏休み期間中には、たくさんの「はじめてさんたち」が参加してくださいました。
マンションリフォームを検討中のT様ファミリー
スイス漆喰の専用下塗り材 「ミネラル下地材」 を塗る練習。
コテ塗りでなく、ローラーで塗れる下地なのでカンタンです。
カルクウォールはフタを開けて攪拌したらすぐ塗れます。
すくい易いので、ちいさなお子様にもお手伝いしてもらえますね。
およそ1平米(1メートル角)の壁をひとり一枚ずつ(最大で5枚)ご用意できます。
うまれてはじめての鏝塗りも、1時間くらいで基本的な作業の流れがわかります。
親子で参加のS様 、
この日にあわせてお母様は大阪からいらっしゃいました。
インテリア雑誌でしっくいの塗り壁に興味をもっての参加です。
テープ養生のやりかたを練習してから、コテ塗りの練習にうつります。
茨城からお越しの N様夫妻
奥様にむりやり連れられてきました~と冗談でおっしゃっていましたが、
実際にやってみると 、ご主人様はじつは器用で
養生も鏝塗りも丁寧にやられていて、
奥様も「こんな一面もあるんだ」 と云って、とっても頼りにしていました。
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さて、参加されたみなさんの声で多いのは、
「うわさに聞いていたけど、養生は大変な作業ですね・・・」
そう、とても大切な作業だから鏝塗り以上にしっかりおぼえて言ってくださいね。
こちらのMさまご夫妻は仲良く1枚のボードをシェアーしての練習です。
一枚の壁を、仲良く並んでできるのも左官の作業ならではです。
ひとりが下塗りをして、もうひとりが仕上げをします。
実際に体験をした方たちの声で多いのは、
「壁を平らにするのがこんなに難しいとは思わなかった」 。
でも心配はご無用です。
インストラクターは、お客様の要望にあわせた テクスチャー(肌合い)
仕上げのパターン(表情)付けの方法をご提案いたします。
およそ1~2時間ほどかけて体験をしていただき、
その後 しっくいカフェでゆっくりとお食事を楽しんでいただきました。
お食事がすんだら、ショールームであらためてお打ち合わせ。
ご来店時に工事現場の図面や、写真などをご用意いただけましたら
施工に必要なおおよその材料費を算出することも可能です。
ご希望とあらば、その場でお買い求め・お持ち帰りにも対応します。
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おしまいに
塗り壁というと「経験を積んだ職人さんがするもの」と思われがちですが、
ワークショップでは左官アドバイザーが丁寧にアドバイスするので、
初めての方でも安心してご参加いただけます。
まずは、お気軽にご家族、お友達とでお申し込みください。
参加費は3,000円(1組4名様までみなさんで)
所要時間は1回 2時間程度です。
くわしい紹介・お申し込みは下記サイトまで
https://www.naturalwall.jp/workshop
Natura Y’s(ナチュラワイズ)
〒125-0031
東京都葛飾区西水元 2-11-17
TEL 03-3609-5945
FAX 03-5876-3375
営業時間 9:00~18:00
夏のまとめ 2015
こどもたちの新学期がはじまりましたね。
東京はしばらく涼しい~(というより寒い)日々がありましたが、
きょうは9月なのに、まだまだ夏みたいな日に逆戻りです。
この夏は、いくつかのナツフェスに参加しました。
といっても音楽フェスではなく、工務店の体験フェスです(笑)
まずは8月はじめのルピナスハウスさん
LUPINUS HOUSE Fes!
http://ameblo.jp/lupinus-house/entry-12059845672.html
ナチュラワイズで内部外壁などのスイス漆喰仕上げ、モ
ルタル造形などリフォームのお手伝いをさせていただいた
ショールームを使ってのイベントです。
雑貨や家具の販売、食事も楽しめる充実のフェス。
すてきな店内ではフラワーアレンジメント教室
外では恒例の木工教室
そしてナチュラワイズではお馴染みの「漆喰塗り体験」を担当。
新人の砂山さんもこの日がインストラクターデビュー!
親子で、ご夫婦で、お子様たち・・・と10組以上を指導させていただきました。
新作のモルタル下地のしっくいハウスも、この日お披露目。
砂山さんが、スタンプを押してルピナスさんにプレゼント。
ショールームに合う、かわいいインテリアですね、と喜んでいただきました。
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8月の終わり 『親子体験DIY教室』 は助川工務店さん
創業明治20年
親子3代の歴史ある会社です。
お客様は事前申し込みをいただいた完全予約制のイベントです。
午前の部、午後の部、それぞれ木工教室と塗り壁体験を
お選びいただき、最後には子どもたちも大喜びの
スイカ割り大会もありました。
この日は、吉彦専務が指導を担当しました。
普段は商談で使っている木の香るショールーム
エアコンが効いている快適な空間での体験会です。
特設の練習台を設置して一度に4人ずつしっくい塗りを体験していただきました。
スイス漆喰のお家(リフォーム部スタッフの蜂谷さん)
かわいく完成していただきました~~!
親子で木工や左官の体験、これからお家作りやリフォームを
お考えのみなさんには、きっと楽しい夏の思い出となったことでしょう。
http://www.sukegawanet.com/blog_eigyo/2015/3509/
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さて、ナチュラワイズではこのように出張で塗り壁体験会のお手伝いもいたします。
工務店様、設計事務所のフェス、お客様感謝デーなどにご活用ください。
もちろん、葛飾のショールームでは随時体験会を受付しています。
こちらのレポートは次回ご紹介しますね。
営業:斎藤より
イベントレポート:子ども霞ヶ関見学デー
ちょっとUPが遅くなってしまいましたが、
今回は7月29日(水)・30日(木)に行われた
「子ども霞ヶ関見学デー」のレポートをお届けします。
「子ども霞が関見学デー」とは、文部科学省をはじめとした霞ヶ関の各府省庁が連携して
業務説明や省内見学などを行う夏休み恒例の人気イベント。親子のふれあいを深め、
子どもたちが体験活動などを通して広く社会を知り、府省庁等の施策への理解を深める機会として
平成12年度から実施されています。
日本左官業組合連合会(日左連)では、国土交通省の18あるブースのひとつ、
「職人さんになってみよう!」にて、ぬりかべ体験、鏝絵体験のコーナーを担当。
弊社からも社長と2人の女性職人が参加しました。
職人1年目の砂山さんは、実はこの日に向けて
ぬりかべの特訓をしてきたのですが…鏝絵コーナーの担当に。
「私も鏝絵、やったことないんですけど…大丈夫かな」と言いながらも
やさしい物腰と笑顔がすてきな、なかなかの先生っぷりでした。
職人4年目の田原さんは、去年に引き続き、ぬりかべコーナーの先生です。
鏝絵、ぬりかべ、どちらのコーナーも
元気な子どもたちで大盛況。
本当は予約券を取れた子しか参加できないシステムだったのですが、
お友達や兄弟の片方が抽選で外れて泣き出してしまうと
やさしい職人さんたちは「一人くらい、増えてもいいや」と
ついついやらせてあげてしまうので
1日目が終わると次の日の分の材料が足りなくなって
買い足しに走るという一幕も。
結局、予定の1.5倍、2日間で300人ほどの子どもたちが
左官を体験した計算でしょうか。
去年も鏝絵を体験したという4年生の男の子は
左官がすっかり気に入ったようで
今年も真っ先に左官ブースに来てくれました。
去年の作品は夏休みの自由研究に出した後、額装して
おばあちゃんにプレゼントしたら、大変喜ばれたそう。
「ぬりかべの職人さんのことを
“左官”っていうんだね!」と話していた親子は、
はじめて触れる左官の世界に興味津々のようす。
子ども向けのイベントでしたが、
付き添いでいらしていた保護者の方々も
自分がやってみたくてウズウズしてきて…
特に鏝絵のコーナーでは、ついつい手出し口出しする場面が
多くみられました。
わかります。
見てるより、やった方が断然、楽しいですから。
職人さんたちも、ほら。
片付けまでのちょっとの時間を使って
楽しそうに作品を作っていましたよ。
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多くの子どもたちが左官を体験して、大盛況だった2日間のイベント。
参加された職人のみなさん、お疲れさまでした。
第12回「左官」と「漆喰」を学ぶ集い、 開催しました。
建築に関わるプロ向けのセミナーとして
イケダコーポレーション様との共催で
行ってきたこの企画。
7月29日、12回目の今回は6名様の参加で開催されました。
まずはプロジェクターを使った座学からスタート。
会場は、先日のブログでもご紹介した、新装の社長室です。
第一部は、「昔の家」と「今の家」 というタイトルで
自然素材を使った持続可能な家づくりをテーマにした講義。
第二部は、「自然素材による内外装の湿式施工について」。
実際に設計・施工を手がける方々だけに、施工サンプルなども
熱心にご覧になっていました。
昼食に弊社ショールーム前のCAFÉ SunY’sで
パスタランチをお楽しみいただいた後は、
10分ほどショールームの見学ツアー。
さまざまなしっくいの仕上げやモルタル造形など
直接実物を見ていただけることも、このセミナーならではの魅力です。
その後は、いよいよ第三部の塗り壁体験。
この日は、体感温度39度。
2台の扇風機をご用意したものの、
半室外の練習場は大変な暑さ。
それにも関わらず
みなさん、珠のような汗をかきながら、
笑顔でしっくいの感触、コテを動かすたびに変化する
その表情豊かなテクスチャーなどを楽しんでいました。
* 次回、セミナーは9月8日(火)の予定です。
募集開始の際には、またお知らせいたしますので
ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
自分でつくった、自分の壁。
八幡工業の営業センター&ショールームの2F部分は、
社長室と社員寮(3室)になっています。
元は講習会などに使用する「セミナールーム」と
社員寮が2室あったのですが
老朽化に伴い、この春から大改装がスタート。
先日のブログでは、社長室をご紹介しましたので
今回は社員寮の方をレポートいたします。
廊下など、共益部分は手の空いた職人さんがみんなで協力しながら施工。
入社4年目になる我が社初の女性職人、田原亜沙子さんは
同性の後輩ができて嬉しそうです。
(▲先輩の田原さんからアドバイスを受ける砂山さん)
新人の砂山さんは、自分が入る部屋の一部に
アクセントとして大好きなブルーに染めたしっくいを塗りました。
彼女はカラーコーディネーターの資格を持っているので
ただ好きな色というだけでなく、
休日や仕事から帰ったときに
心が休まる色彩になるように
その効果も考えて色を調合していました。
(▲緑とブルー。2つの色を試してみて、ブルーに決めました)
自分でつくった、自分の壁。
この壁を眺めるたび、次の日の仕事の鋭気も
しっかり養えそうです。
タラソミックスの夏色コースター
7月6日、八幡工業の塗り壁ショールームNatur
WorkCafe(ワークカフェ)は、「いつもよりちょ
モノづくり
今回も、女性限定で、左官に興味がある方、DIYが大好きな方、
インテリアや建築のお仕事に携わっている方、10名のみなさんに御参加いただきました。
Vol.5となる今回のワークショップのテーマは、「夏色コースターづくり!」
吸水性のあるこのコースターは、結露したグラスとくっつきません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
材料には、日本初上陸のバリ島の伝統的左官材料タラソミックスを使いました。 ![]()
「タラソ」は海洋性のエネルギーを持つ珊瑚や貝殻とトラバーチン系の素材。
今回は「白セメント」と「タラソ」を1:1の割合で調合。水を加えて練ります。
![]()
用意した型に流し込みます。 ポイント!!底が仕上がり面となるので、事前にガラスビーズなどを散りばめておきます。
![]()
両面使いもできます。反対の面にはブラックライトをあてると
涼しげにブルーに光る「蛍石」を散りばめました。コテで伏せこんでいきます。 そして完全に固まるまで一晩おきます。
これが「蛍石」 フローライトとも呼ばれます。 高純度の蛍石結晶は、紫外線から可視光線、赤外線まで 幅広い波長の光(130nm~8μm)を透過することから、 光学材料としてレンズや窓板等、多様な用途に使用されています。
今回はお持ち帰り用の自分で型に流すオリジナル作品とは別に 固まった状態のものを事前にお作りしておきましたので、 これをペーパーで研いで完成品をひとつ作っていただきました。
左官ならではの「研ぎ出し」という手法を使って水研ぎで磨いて仕上げます。 ペーパーの荒め 260番 から 仕上げ目 1000番 まで 4段階で磨いていくとこのようにキラキラな宝石が浮かび上がってきます。
コップを置くと、結露を吸い取って しかも、あら不思議~~~宝石が濡れて輝きだす
オシャレで機能的なコースター、これからの季節の必須アイテムです!手作りで楽しんでいただいたあとは・・・
おなじみ マムさんの ベジご飯。 みなさん心も、体も大満足の1日でしたね。 ライフオーガナイザー 田村美奈子さん(右)と お料理の マムさん (左)おつかれさまでした。
おかげさまでこちらもみなさんの笑顔で元気パワーを注入させていただきました~。 御参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
社長室を、DIYで仕上げたら。
八幡工業の営業センター&ショールームの2F部分は、
社長室と社員寮(3室)になっています。
元は講習会などに使用する「セミナールーム」と
社員寮が2室あったのですが
老朽化に伴い、この春から大改装がスタート。
今回は、出来上がったばかりの社長室の
施工の様子をお届けいたします。
本社 八幡工業のブログでは、
材料や仕上げについてのご説明が中心でしたが
ショールーム NaturaY’sのブログでは
DIYの参考にしていただけるように
作業手順を解説していきたいと思います。
①下地は石膏ボード。
今回は腰板部分に「デザインストーンシート」を貼っています。
天然石を厚み2mm程度にスライスしたもので、自然な凹凸と質感、下地に負担をかけない軽量さ、カッターでも切れる施工性の良さが特長です。http://www.dss-iskcorp.com/salespoint.html
(八幡工業NaturaY’sでもお取り扱いをしています)
② 下地の石膏ボードの継ぎ目にファイバーテープを貼り、パテ処理。
腰板や廻り縁などをマスキングテープやマスカー※で養生します。
※ガムテープと折りたたんだポリエチレンシートが一緒になっているもので、汚したくない部分を広範囲で効率良く保護することができます。
職人さんの世界でも「段取り八分の仕事二分」といわれ
養生などの下準備は、仕事の良し悪しを左右する大事な作業です。
地味な作業ですが、ていねいに養生をすることで、
仕上がりの美しさが違ってきます。
職人さんはパテ処理を含め、半日もかからずにやってしまいますが
DIYなら1日くらいかけるくらいのつもりで
じっくり取り組むのが正解かもしれません。
② カルクウォールを塗る部分にミネラル下地材を塗ります。
1回塗りでも十分なのですが、
今回は社長室なので、ていねいに2回塗りで仕上げました。
塗り重ねると、よりムラなく塗布できますので
DIYで施工するときも時間と材料に余裕があれば
2度塗りすることをおすすめします。
職人さんが1人で作業して、2時間くらい。
DIYなら半日くらいでしょうか。
このあと、24時間以上しっかり乾燥させます。
④いよいよカルクウォールを塗っていきます。
今回は押さえ(スーパーフラット)仕上げ。
腰板(デザインストーンシート)が貼ってある分、
塗り面積が小さいので約12畳ほどの部屋を
職人2人で一気に半日で塗り上げました。
もし、私が1人でDIYで塗るなら
1日で一面ずつ、ゆっくり仕上げる感じでしょうか。
疲れず、楽しく塗るには「焦らず、のんびり」も大事。
またはご家族やお友達を応援に呼んでワイワイ楽しく仕上げるのもいいですね。
DIYでしっくいを塗ってみたくなったら、まずはNaturaY’sへ。
ショールームで随時開催の「塗り壁体験」は、「家で実際に塗るまえに練習したい」という方はもちろん「ちょっとおもしろそうだからやってみたいな」という方まで大歓迎!内容は2時間程度・1組4名様まで・1グループにつき3000円です。ご予約はこちらから→ www.naturalwall.jp/workshop
押入れにしっくい
梅雨明けが待ち遠しいような、
ムシムシしたお天気が続きます。
部屋干しの洗濯物、浴室、押入れなど
湿気が気になる季節ですね。
今はあまり見かけませんが、私が子どもの頃は
押入れの中にしっくいが塗ってあるおうちも時々見かけたものです。
調湿・消臭効果があるしっくいは、押入れの中の
コンディションを整えるのにも、もってこい。
ふだん人目につかない場所なので、
昔のベテラン職人さんは「おい、押入れでも塗っとけ!」
などと言って、下っ端の若い職人に担当させていたそうです。
しっくいって、どんなものだか興味があるわ。
お部屋をしっくいで塗ってみたいな。
そんなふうにお考えの方は、
まずは、練習がてらに押入れを塗ってみる、
というのもいいかもしれません。
塗り壁DIY 初挑戦の場所として
「まずは狭いスペースから」とのお考えで
トイレを選ぶ方も案外いらっしゃるのですが
便器や棚などが設置してある状態では
身動きが取りづらく、実は職人さんでも難儀する場所なんです。
そういう意味でも、シンプルな構造の押入れはおすすめ。
さあ、思い立ったが吉日!
でも道具や材料はどう準備すればいいのかしら?
…そんなときは、ぜひナチュラワイズにご相談ください。
しっくいのことや準備、道具についてなど
ちいさな疑問・質問にも、ていねいにお答えいたします。
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