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八幡工業オフィシャルブログ

第18回 「左官」と「漆喰」を学ぶ集いを開催しました

2016年8月4日(木)に、「左官」と「漆喰」を学ぶ集い を開催いたしました。

建築に関わるプロ向けのセミナーとして、

イケダコーポレーション様と共催しているこの企画、

第18回目となる今回は、女性3名、男性10名様のご参加をいただきました。

暑い中お集まりいただきありがとうございました。

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イケダコーポレーション 安田課長よりご挨拶いただいたあとセミナー開始です。

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まずは参加したみなさまに、実際に漆喰の壁をご覧いただくため、

ショールームや敷地内をご案内いたします。

この日は本当にいいお天気で、青空に真っ白な大看板がよく映えます。

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漆喰で出来た塀を実際に触っていただくと、

テラコッタの笠木の瓦より熱くなっていないのがわかります。

漆喰は遮熱効果にも優れた素材です。

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第1部

住み継がれる住宅×スイス漆喰

第1部はイケダコーポレーションの山本さんによる講演です。

まずは山本さんから、恒例になりつつある飴ちゃんのプレゼント。

熱中症予防のために塩飴を舐めながら聴いていただきます。

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講演はスイス漆喰の歴史からはじまり、バウビオロギーという考え方を紹介します。

バウビオロギーは日本語では「建築生物学」「建築生態学」 と訳されます。

住宅を第3の皮膚であると考え、生物のように呼吸し続けられる住宅こそが

永く健やかに住まえる理想の住宅である、という哲学です。

この哲学をもとにスイス漆喰は作られています。

そして、スイス漆喰の性能について詳しく説明していきます。

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先ほど漆喰の塀を触って熱さを確かめていただいたので、

遮熱効果については特に納得していただけたのではないでしょうか。

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第2部

自然素材による内外装の湿式施工について

第2部は、弊社 八幡工業の斎藤による講演です。

今回は外壁の通気ラス工法、木摺り工法について、

施工手順の見本を見ていただきながら説明します。

この見本、結構重いので持っている方は大変です。(笑)

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施工時の細かい注意点や、雨だれ汚れ防止のための対処法、

おおよその工期など、施工した経験をもとに具体的に話しを進めます。

そして塗り壁に造形性をプラスした施工事例なども紹介させていただきました。

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ここでお昼休憩です。

CAFÉ SunY’sで葛飾元気野菜を使った美味しいランチを召し上がっていただきました。

カフェ内にも漆喰やモルタル造形など見どころがいっぱいです。

今回のセミナーからお配りしているのがこちら『やわたのココ見てマップ』。

ランチを早く食べ終わったら敷地内を散策するのに役立てていただければ幸いです。

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第3部

スイス漆喰カルクウォールの実演&施工実習

午後は実際に壁塗りを体験していただきました。

弊社専務 八幡吉彦のお手本のあと、鏝返しの練習からはじまり、

各自1枚(およそ1㎡分)を仕上げていただきます。

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参加者の方に写真や動画を撮られて緊張気味の専務。

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説明が終わると、みなさんで養生から塗りつけまでやっていきます。

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仕上げの方法は、DIYで人気の木ごてやローラーを使ったパターンを紹介しましたが、

ある物は何でも使ってよいことにして、自由に仕上げていただきました。

こちらは木ごてを使ったパターンに挑戦です。

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 写真ではわかりづらいのですが、木ごての跡をラフに残してとても重厚感のある仕上がりです。

インテリアコーディネーターをされているそうで、

近くで見たり、ちょっと離れて見てみたり、

光の当たり具合でどう見えるかということもチェックされていました。

 

こちらは同じ木ごてでもよりフラットに仕上がっています。

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こちらはクシ引きをタテ・ヨコ交互につけて市松模様を作っています。

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こちらはえーと、クシ引きで波型を作って、さらに金鏝で出っ張った部分を押さえています。

何仕上げと言ったらよいのかわかりませんが、いい味が出ていました。

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下の絵は、イケダコーポレーション 仙台営業所所長の中島さんが描いてくれた、

八幡工業の専務、斎藤さん、宮原の似顔絵です。

ものの数分でサササっと描いてくれました。

「専務はそっくりですね~」なんて言って笑っていたのですが、

私も似ていますか?(笑)

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今回は本当に暑かったのでみなさん大変だったと思うのですが、

楽しそうに塗っていただけたのが救いでした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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*次回は2016年9月27日(火)に開催いたします。

参加ご希望の方は、下記にてお申し込みください。

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J:COMさんの番組、8月3日(水)に放送決定!

こんにちは、スタッフの宮原です。

 

先日、7月25日のブログでご紹介しました、J:COMさんの取材、

DEAR KISSのふたりが塗り壁体験をするコーナーですが、

放送日が決定いたしました!

 

【放送日】

8月3日(水)

J:COMチャンネル 地デジ11ch

『デイリーニュース(足立・葛飾・江戸川)』内の

「社会見学たのしもーしょん」

《生放送》18:30~18:50 (この中の7分間のコーナーです)

《再放送》20:30~20:50、23:30~23:50

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8月9日(火)以降にはYouTubeにアップされますので、

番組が放送されない地域の方はこちらをご覧ください。

絶賛! 放送中~~~♪ (7分間)
https://www.youtube.com/watch?v=vb_FFcJIAOE

 

DEAR KISSの早紀ちゃん、みいわちゃんが悪戦苦闘しながらも

壁を塗っているところ、ぜひぜひご覧ください。

塗り終わったあとのふたりの笑顔は必見ですよ~

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※取材の模様はこちら

https://www.naturalwall.jp/?p=2933


スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム

大田区 K様邸 の

スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム 完成のご報告です。

まずは、汚れがなくなり、真っ白くきれいになった姿をご覧ください。

大田区 北原様邸B&A

 

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今回は、施主様からナチュラワイズへの直接のご依頼で

足場架け、屋根コロニアルの塗装塗り替え、

外壁の汚れ落としからはじまり、

ファイバーネット伏せ込みによる下地の補強工事をしたのち

スイス漆喰 「カルクファサード」で仕上げさせていただきました。

 従来の カルクウォール と同様の 雪のような真っ白の壁。

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jこの外壁専用のスイス漆喰 「カルクファサード」 は、

2015年より イケダコーポレーションを通じ 国内販売されている製品です。

本国スイスでは教会や公共施設をはじめ、住宅の新築やリノベーションなどの仕上げ用として

30年以上の実績がある 堅牢性に優れた材料です。

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従来のカルクウォールとの違いは 粉体での供給になります。

このようにビニール25キログラム入った 白い粉
(漆喰 と スイスアルプスのピュアライム・石灰がミックスされた状態です)

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これを バケツや樽に移し、清水をいれて攪拌します。

【 注意点! 】

ピュアライムが配合されていますので、およそ1時間で完全硬化してしまいます。

使い残しの無いように 分量をよく計算して下ごしらえしていただく必要があります。

日本語の施工要領書もあるので安心してください。

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さらに、スイス ・ハガ社の 漆喰専用の撥水材

 Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) をトップコートに塗布。

これで、さらに汚れに強い 外壁となります。

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およそ、木造・戸建て 2階建て およそ200㎡

既存は 樹脂塗料のリシン吹き付け仕上げかと思われます。

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K 様邸の 北側は空き地で 林があるため

木の樹液や花粉、土埃などが屋根や外壁に付着しやすいという環境。

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工事前 : 同時期に建てられたお隣の家々も、このように 青藻や苔などが繁殖してしました。

 

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足場で上がると、雨どいには土が積もって、お花が咲いていました。


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窓回りには雨だれ汚れやカビのようなものが目立っています。

しかし、心配するひび割れや 被膜のふくれ・剥がれなどは見受けられませんでした。

この汚れがきれいになって、白い壁が長期間持続するのはなにか・・・

と、お施主様が考え、調べ、最終的に スイスしっくいを選んでいただいたのです。

K様邸 B~A

 

工事前の写真と比較していただくと、ちがいが 良くわかります。

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ここからは工事の流れです。

足場かけののち、まずは屋根の塗り替え。

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屋根の塗装工事は 株式会社 D-Colorさん  に担当していただきました。

http://dcolor.co.jp

塗装 一級技能士の丁寧できれいな仕事で評判の会社です。

 屋根・外壁をいっきに高圧洗浄の水洗いで汚れを落としていきます。

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屋根のコロニアル、いくつか亀裂部分を 補修しました。

雨漏れの心配はなさそうです。

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屋根の仕上げは遮熱塗料を使用。
色は、奥様の希望でスペイン調のオレンジ色に塗り替え。

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こののち、左官で下地を調整し、カチオンシーラー塗布、

モルタルを塗り、ひび割れ防止のメッシュを伏せ込み、

スイス漆喰カルクファサードを鏝で塗り仕上げました。

・・・左官作業、今回は割愛します。

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漆喰を数日間しっかり乾燥させたのち

最後に、漆喰壁には、撥水材Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) を

刷毛とローラーで塗布している様子。

工事期間は 乾燥養生を含め およそ20日間要しました。

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雨樋の落ち葉つまり対策は ネットで検索して

「つまらない トイクリーン」 という製品を設置しました。

このように、樋のサイズに合わせカットして 接着します。

http://www.ogura-cup.com/


実際の工事では、このように足場をかけて上がってみなければ

わからないことも多々あります。

ほかには、植木の剪定や壁際の刈り込み、

窓枠や各所の塗装なども 左官工事以外に必要になります。

左官 + 塗装  + 大工工事など、

トータルにきめ細やかな対応ができるのが ナチュラワイズの強みです。

外壁でお悩みの際には 一度 ご相談ください。

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ただし、真っ白く、目立つので

ご近所から 「きれいになりすぎ~~~!」

と、 クレームがきても ご容赦ください (笑)。

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施工例は、弊社ショールームにおこしいただけましたら

見学可能な 葛飾の物件をご案内いたします。

外壁を漆喰でリフォームしたいな! とお考えの際には

まずは、一度 ナチュラワイズにお問合せください。

https://www.naturalwall.jp/

 


J:COMさんのテレビ取材を受けました! DEAR KISS来店!

こんにちは、スタッフの宮原です。

 

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先日、ナチュラワイズはJ:COMさんのテレビ取材を受けました!

『デイリーニュース(足立・葛飾・江戸川)』という番組の中の

「社会見学たのしもーしょん」というコーナーで、

ダンスボーカルユニット DEAR KISSのメンバーが実際に塗り壁体験をする!

という企画に登場します。

放送日は未定なので、わかり次第ご報告いたします。

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撮影は午後からだったのですが、朝からみんなソワソワしています。

何を説明するか考えたり、トークの練習をしたり、落ち着きません。

そしてお昼過ぎに撮影スタッフとDEAR KISSが到着!

DEAR KISSの四島早紀ちゃんと山崎みいわちゃんが来てくれたのですが、

実物、相当かわいいです!

写真を撮ってもいいですか?とお願いしたら、快くOKしてくれました♪

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DEAR KISSの公式サイトはこちら。

http://dearkiss.jp/

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まずはショールーム内で漆喰や塗り壁について説明します。

こういう番組って台本があるのかと思っていたのですが、ないんですね。

事前にどんな質問がくるのか想定して準備していたのですが、

いざ、その場になると緊張で頭が真っ白になったのかうまく説明できていません。(笑)

見ていてハラハラしましたが、早紀ちゃんがうまく話しを引き出してくれていました。

あとは編集で何とかなることを祈ります。

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そしてメインイベントの塗り壁体験です。

撮影中はマイクに雑音が入るとまずいので、私は少し遠くから見守ります。

ここでぜひともかっこいいところを見せて、面目躍如といきたいところです。

早紀ちゃんとみいわちゃんは塗り壁用に衣装チェンジしましたが、これがまたかわいい!

本来は、作業中は危ないので肌の露出は避けた方がいいのですが、

体験だし、かわいいのでみんな何も言いません。(笑)

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いつもの塗り壁体験と同じように、ふたりにも養生からやってもらいます。

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材料の攪拌。

みいわちゃん、ミキサーを押さえきれずに腰が引けています。(笑)

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鏝返しの練習。

早紀ちゃん、ちゃんと鏝に材料をのせられるようになりました。

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先生(専務)の実演を、ふたりとも真剣に見ていますが、

一番真剣なのはカメラマンさん。(笑)

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そしていざ、ふたりも壁塗りに挑戦です。

難しい~と言いつつ、楽しそうに塗っていきます。

早紀ちゃんは『実家の壁を塗れるようになる!』という目標があるので本気モードです。

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いつもは仕上げパターンをいくつか練習するのですが、

今回はテーマを決めて、ふたりに自由に仕上げてもらいました。

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まずはみいわちゃん。テーマは『荒れる海』。

どのへんが荒れる海なのかは番組でご確認ください。

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 早紀ちゃんのテーマは『何にでも挑戦!』。

お花模様も描いてあって、塗り壁としては斬新な挑戦です。

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塗り壁体験が終わったあとは、カフェSun Y’sで自慢のパスタを召し上がっていただきました。

機材がいっぱいで中に入れなかったので、窓の外からパシャリ。

どんな話をしていたのか、これは私も放送が楽しみです。

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こうして撮影は無事終了。

スタッフの方々、早紀ちゃん、みいわちゃん、みなさまのおかげで

とっても楽しかったです。

本当にありがとうございました。

放送を楽しみにしておりまーす♪

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《おまけ》

すっかりDEAR KISSのファンになってしまった専務と斎藤さんは、

Tシャツを購入し、早紀ちゃんとみいわちゃんにサインしてもらっていました。(笑)

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でもその気持ちわかります。

予定よりも随分撮影が長引いてしまって、慣れない作業で腕が痛くなりながらも、

ずっと笑顔でがんばってくれました。

あんなに楽しそうに壁を塗ってくれるなんて感激です!

DEAR KISSのみなさん、応援してますので、

これからもがんばってくださいね~

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オイルチョークでカフェ風インテリアを作ってみました!~ワークショップ vol.2~

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7月14日に、カフェサンワイズ主催のワークショップを開催いたしました。

第2回目となる今回は『オイルチョークでカフェ風インテリアを作ろう♪』です。

 

講師はリカさん、ミカさんの双子姉妹。

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この日は来られなかったのですが、リカさんミカさんの下に

妹さんもいて、実はアーティスト3姉妹なのです。

カフェの壁に描かれた大きな木も、

カフェ壁

入口のメニューボードも、

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ショールームに飾ってある絵も、

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絵という絵はみーんな3姉妹の描いたものです。

 

参加してくださった13名のお客様には、

リカさん特製のネームプレートをプレゼント。

ひとつひとつ絵柄が異なる、世界にひとつだけのネームプレートです。

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最初に先生からチョークアートについて簡単な説明をしていただいたあと、

まずは白いペンでボードに下絵を描き写していきます。

チャコペーパーを使って下絵をなぞると楽です。

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こちらはフィルムを切り抜いて下絵代わりにしています。

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どのような絵になるのか出来上がりが楽しみです。

 

下絵の出来た方からオイルパステルで色を塗っていきます。

チョークアートの魅力のひとつは色のグラデーションですよね。

これは隣り合った色を指でクルクルなじませて表現するわけですが、

先生から、「メインになる色が決まったら、どこから光があたっているのかを考えて、

明るい部分には白を、暗い部分にはメインよりも濃い色を塗っていってくださいね~」

とのこと。

みなさん「これはどこから光があたっているの?!」

「出来上がりが想像できない!」とワイワイやりながら

色を塗り進めていきます。

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あっという間に時間が過ぎ、ここで一旦お昼休憩。

カフェに移動して、葛飾元気野菜を使った自慢のランチを

召し上がっていただきました♪

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午後は色を塗り終わった方からグラデーションを作っていきます。

指の腹を使って、色と色の境目をなじませるようにクルクルクル~。

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最初は指が汚れることに躊躇していた方も、慣れてくると

「楽しい~♪」と指を変え、色を変え、クルクルしていきます。

まわりの人の作品を見比べながら、

「この芋虫ほんとに丸く見える!美味しそう~(笑)」とか、

「コーヒーから本当に湯気が出てるみたい!」と、談笑する余裕も出てきました。

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そして出来上がった作品がこちら!

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本当は最後に全員で作品を持って記念撮影するはずだったのですが、

突然雷が鳴り始め、急遽出来上がった方からお帰りいただくことになりました。

みなさん、雨に降られませんでしたでしょうか?

ちょっと心配です。

 

こうして嵐を呼んだワークショップ、最後はちょっとバタバタでしたが、

無事全員完成して、笑顔で終わることができました。

ご参加いただいたみなさま、暑い中ありがとうございました。

 

ではまた、次回のワークショップを楽しみにしていてください~♪ 


カルクウォールに一目ぼれ

今回の塗り壁体験は、川崎市からN様親子と、
施工を担当される左官職人の方が来てくださいました。
左官職人の方も親子だそうです。

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現在、N様邸を新築中で、その外壁と内装の一部に
ぜひカルクウォールを塗りたいとのこと。
左官職人さんがカルクウォールを扱うのは初めてなので、
一緒に塗り壁体験をすることになりました。

カルクウォールに決めたのはお嬢様です。
もともと漆喰を塗ろうといろいろ調べていたところ、
築地にあるイケダコーポレーションさんのショールームでカルクウォールを見て、
「これだ!」と一目惚れしてしまったのだそうです。
できる所は自分で塗りたいと、意気込みも十分です。

N様親子は鏝返しから練習です。

 

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続いて、下地処理から塗り方の練習に入ります。

お父様とお嬢様はとても仲がよく、協力して作業されていたので、

これならご自宅の壁も楽しく塗れそうですね♪

 

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その間に職人さん親子は下塗りを始め、

カルクウォールの感触を確かめていました。

職人さんは仕上げが気になっているようだったので、

仕上げパターンのつけ方を説明すると、

「あ~こうやってるのかぁ」と何度もパターンの練習を始めました。

 

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口で説明しただけで要領を得てしまうあたり、さすが職人さんです。

N様親子にもいろいろなパターンを試していただきました。

 

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特にお嬢様はくし目のついた地ベラで波模様を描くのがお上手で、

私は思わず「素敵ですね!」と目を輝かせてしまったのですが、

まわりのみんなから「でもこれ壁全面にやろうと思ったら大変だよ~」

と言われてしまいました。確かに全面はキツイですね。(笑)

仕上げのパターンについては、実際に施工する時に、

N様と職人さんで話し合って決めていただくことになりました。

 

建築途中の写真を見せていただきましたが、

和風の大きな造りで、ここに真っ白な漆喰が塗られたら

さぞ壮観だろうなぁとワクワクするようなお宅です。

近所で有名な『漆喰家のランドマーク』になりそうですね。

出来上がりを楽しみにしておりま~す。


葛飾けやき学園での 漆喰細工教室

630日に、葛飾区立高砂中学校へ行ってきました。

高砂中学校はお隣の高砂小学校とともに、葛飾区の小中一貫教育校として、

平成244月にあらたに「高砂けやき学園」として生まれ変わった学校です。

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地域との連携を強化し、地域の人材を活かした教育活動に力を入れています。 

キャリア教育の一環として、さまざまな職種の方を講師に招き、

直接児童・生徒が話を聞ける機会(「高砂ハローワーク」という名称)を設けており、

今回は左官の講師として招かれました。

その他には、公務員、医者、大工、俳優、声優、保母さん、ネイリスト、テレビ局、旅行会社、IT企業、

などなど、20業種以上が集まったそうです。

 

参加したのは高砂中学の全校生徒、高砂小6年生、細田小6年生、

の合計368名の子供たちです。

私たち、左官のクラスには19人が話しを聞きに来てくれました。

 

まず左官はどんな仕事なのか簡単に説明し、

校舎や体育館を巡りながら、「こういう壁も左官が塗るんですよ~」

建物をつくる場合に左官がどのように関わっているのか説明します。

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※中央上部に見える、額に入ったけやき学園の校章、

実は弊社の社長がこころを込めて作った漆喰彫刻です。

 http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=8165

 

仕事の説明が終わったところで、今度は実際に仕事を体験してもらいます。

といっても、いきなり壁を塗ることはできないので、

『鏝絵(こてえ)』を描いてもらうことにしました。

鏝絵とは左官職人の道具である鏝を使って、漆喰で描いた絵のことです。

子供たちには事前に下絵を描いてきてもらい、

それをカーボン紙で板に写し取って漆喰を塗ります。

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漆喰には絵の具を混ぜて色をつけ、鏝絵用の小さい鏝で塗っていきます。

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みんな真剣です。

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時間が限られていたので、小学生はキリのいいところで学校に帰りましたが、

中学生は残って自分の納得がいくまで塗って、最後まで仕上げてくれました。

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この漆喰の立体感、鏝波(鏝で塗った跡)、初めて鏝絵を描いたとは思えません。

と~っても上手です。左官職人になる素質がありますね。

 

最後にはみんな「楽しかった~」と笑顔で、中には「来年もこれを選ぶ」と言ってくれた子もいました。

さまざまな職業に触れるという「高砂ハローワーク」の趣旨から外れてしまうので、

次は別の職種の方の話を聞いた方がいいよと思いつつ、内心ガッツポーズしてしまいました。(笑)

ちょっとは左官という仕事を理解して、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

高砂中学校のみなさん、また来年もよろしくお願いします!

 


DIYの合言葉 「みんなで漆喰♪」

カフェ Sun Y’s の常連のお客様が

「カフェのお隣で塗り壁の体験ができるんだって!

カフェとおんなじスイスの漆喰だよ。みんな集合~~」と

仲良しのお仲間をつれてきてくださいました。

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実は、このゆかいなメンバーでお店をリフォームする!というのが目的。

というわけで状況をうかがったのち、必要と思われる作業をひととおり

実習体験していただくことになりました。

まずは養生の仕方から

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そして、専用下地材のローラー塗り

かくはん機の使い方

鏝の握り方&鏝返しの基本動作ができたら

いよいよ 待望の鏝塗り となります。

使用材料は スイス漆喰カルクウォールです。

https://www.naturalwall.jp/calkwall

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わ~ぬれた 塗れた~~

おお~むずかしい~~

ひゃ~~おっことしちゃった~~

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最初は大騒ぎでしたが、だんだん静かに真剣モード。

これ「カニを食べているときとおんなじ無言の感じ。」と呼びます。

そしておよそ2時間かけて ひとりおよそ1㎡の壁が完成!

「わ~楽しかったです。」

「はじめてなのにこんなに おしゃれにできてすごいですね!」

と、とても喜んでいただきました。

完成記念にパチリ

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そしてみんな仲良くもう一枚。

 「みんなで漆喰♪」 で、どんなお店になるのか楽しみですね。

そう、しっくいは みんなで塗るのが楽しいのです。

ぜひ4名さまでご予約、お申し込みください。

料金は 「みんな合わせて3000円です」と、いうと。

『え~~、安い。これだけ楽しめてひとり1000円でお釣りがくるなんて』

といっていただけます。

では、その浮いたお金で お隣のカフェでランチに

ちょっと贅沢なドルチェをプラスしちゃってください。

左官で、しっかり体を動かしたあとは 罪悪感ゼロ!(笑)

で美味しくいただけますものね ♪

というわけで、お申込みは  コチラ  ↓ まで。

 https://www.naturalwall.jp/workshop

塗り壁の体験は雨の日もOK! ですので

たくさんのご参加、おまちしてま~す。

 


ワークショップ参加者募集『オイルチョークでカフェ風インテリアを作ろう♪』

 Café Sun Y’s 

ワークショップ Vol.2のお知らせです。

新カフェワークショップ2

 

『オイルチョークでカフェ風インテリアを作ろう』

いま話題の おしゃれで かわいい手作りグッズが
体験できます。 講師はカフェの壁画やメニューボードで
大活躍の ぺインターシスターズ。

2016年 7月14日(木)10:00 ~ 14:00 頃まで
料金:3000円(教材・ランチ付き)

会場:葛飾区西水元 2-11-17 Café Sun Y’s

・ボードのサイズはA4サイズ
・下絵のご用意もありますのでどなた様でも安心です♪
・ボードの持ち込み参加もOK!


予約制ですので、お申込みはカフェスタッフまで
お早めに!。

https://www.facebook.com/cafesunys

 


ここは家族の居場所

突然ですが、はじめまして♪

2016年5月からナチュラワイズのスタッフに加わりました新人の宮原です。

もともと漆喰には興味があったのですが、

ナチュラワイズで見たカルクウォールの美しさに惹かれ入社いたしました。

漆喰のこと、左官のこと、DIYのこと、まだまだ勉強中です。

時々ブログも書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします

 

というわけで、今回は塗り壁DIYサポートのご報告です。

三鷹市のM様邸、ご夫婦と2人のお子さんの4人家族のお宅に伺いました。

仕上げはスイス漆喰カルクウォールです。

施工個所は1階の玄関ホール、リビングの一部、和室、そして2階の主寝室。

DIYで壁を塗るにあたり、初日と最終日にサポートに伺うお約束をしました。

自分たちで出来るところは、ほぼ塗り終わったとの連絡を受け、

今日はむずかしい場所をふくめた、2回目のサポートです。

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主寝室のニッチのある壁がまだ手をつけていないとのことなので、

そこからサポート開始です。

全体はコテラフ仕上げですが、寝室では布団が壁に触れることも想定されるので、

ニッチより下は引っかかりがないよう押さえて仕上げ、

ニッチより上はパターンを強めに仕上げることを提案させていただきました。

 

水彩画を学んでいた奥様は、今日は筆を鏝に持ち替えて、

絵を描くように壁を塗っていきます。とてもお上手です。

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ジョージア・オキーフという画家がお好きとのこと。

オキーフは絵も素晴らしいですが、その暮らした家もとても素敵です。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/08/georgia-okeeffe-2-houses_n_8936734.html

 

さて次はニッチです。

DIYでニッチを塗る場合は、まず左右、上下の側面を塗り、

最後に奥の順番で塗ることをオススメしています。

側面は幅が狭くて、慣れないとどうしても鏝を動かしづらく、

奥を先に塗ってしまうと、側面を塗っているときに奥に鏝が当たって

せっかく塗ったところに傷をつけていまいがちなためです。

必ずこの順番で塗らなくてはいけない、というわけではありませんが、

きれいに仕上げるために、難しいところは先にやっつけてしまいましょう!

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ニッチは3つあったので、私もニッチの一部を塗らせていただきました。

それぞれが塗ったニッチの前で、はいポーズ♪

集合写真

塗り終わったのがこちら。

主寝室

天窓から差し込む光に照らされた昼間の壁と、

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スポットライトに浮かび上がる夜の壁、

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さまざまに表情を変える壁がとっても素敵です。

この壁は『オキーフ仕上げ』と名付けさせていただきました。(笑)

 

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お昼を挟んで午後は1階の仕上げです。

1階はほとんど塗り終わっているので、M様の気になる箇所を中心にチェックしていきます。

 

まずは出隅。

ちょっと引っかかりがあるので、壁が削れたりしないか心配とのこと。

もう乾いているので、簡単な方法としてはサンドペーパーで削ってバリを取ります。

こんな感じ。

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次は入隅。

少し空いているのがわかりますでしょうか?

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乾いた後でも鏝の先端でもう一度押さえてあげるときれいに収まります。

チラッと見えているのはトメサラエ鏝と言って細部の押さえ仕上げに使います。

写真がわかりづらくてスミマセン。(笑)

次はもうちょっとうまく撮ってきます。

 

あとは施主様がどうしても上手く塗れなかった所をこちらで手直しさせていただきました。

仕上がりがこちらです。素敵ですね~。

 

玄関ホール

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リビング

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和室

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今日立ち会っていただいたのは奥様だけでしたが、

主寝室の大きな壁はご家族全員で塗ったのだそうです。

大変だったけどいい経験・いい思い出になったとおっしゃっていました。

 「壁がこんなに可愛いなんて思いませんでした」とは奥様のお言葉。

そんな風に言っていただけてこちらも感激です!

漆喰の壁に包まれて、これからもご家族みなさまが健康で幸せに暮らせますように。

 

素敵なお宅で素敵な奥様と一緒に作業できて、本当に楽しい1日でした♪

ありがとうございました!


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