しっくい塗り壁リフォームでお幸せに!(+造形編)
いきなりですが、完成写真です。
ビニールクロスはしっくい壁になり、
カウンターを囲む壁は造形で石積みをワンポイントプラス。
白壁には神棚が祀られて、じつに神々しいまでのリビングになっています。
今回ご紹介させていただきますは 地元・葛飾のマンションに暮らす
ご夫婦とお子様ひとりのK様ファミリーのリフォーム事例。
2 回に わけてお伝えします。
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2016年夏、
購入した中古マンションのリフォームのご相談をしに
ナチュラワイズにお越しいただきました。
ご夫婦はふたりともDIYが大好き! ということで
うまく塗れたら引っ越しまえに工事したいのです、と。
まずは塗り壁体験をしてみたいとご予約いただきました。
この日は、スイス漆喰と日本の漆喰
両方を比較したいというご希望で塗り壁体験に挑戦。
何種類か試し塗りをして
最終的に村樫の 「マリンライム」 という漆喰に決定しました。
仕上がりの肌触りとマットな質感がよく
国産の漆喰を使いたいという希望が決め手になりました。
なぜ漆喰にこだわるのですか?
と 理由をうかがうと、
実は、・・・・ 2歳のお子様は赤ちゃんのときから少しお体が弱く、
元気なときには保育園に行くのを楽しみにしているのですが、
ときおりお医者様に通院しなくてはいけない日もあるというお話。
そんな子供さんが少しでも快適に暮らせるように
しっくいの機能でお部屋を快適・安全な環境にしてあげたいのだという。
また、奥様のアレルギー体質の改善も期待しているとのことでした。
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工事の概要を整理すると
1. 家族で過ごす時間が多いリビングダイニングの壁と天井を漆喰にしたい。
2. 古い洗面台を撤去して コンパクトタイプの流し台に変えたい。
そして洗濯機を並べて使いたい。
3. 便所と洗面所の仕切りをなくして、ドアなしで広々と使える脱衣場にしたい。
トイレをタンクレスのウォシュレットにして、今のトイレドア部分は収納にしたい。
これらに伴う、大工および電気・水道工事をコーディネートしてください。
・・・・・ というもの。
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後日、大工さん、電気屋さんとともに 実際に現場でお打合せさせていただきました。
課題、このおおきな洗面台を処分したら、洗濯機を設置できるのか。
課題、トイレの使い方を今とまったくちがう形にシフトできるのか。
課題、奥の躯体面はクロスをうまくきれいにはがせるのか。
課題、このカウンターの石調 壁紙のインパクトをどうしたものか・・。
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お施主様は 、ナチュラワイズのショールームの
漆喰の仕上がり感、造形の面白さにも注目してくださっていたので
このカウンターは思い切って石を積み重ねた造形にしてはいかがでしょうか。
たとえば こんな雰囲気ではいかがでしょうか。
・・・ と思い切ってご提案させていただいたところ
「 わ~~ おもしろそう。 ぜひやってみてください。たのしみにしています。」
では、期待に応えてもらうべく ナチュラワイズの造形チームの登場。
モルタル彫刻 といえば! 長塚主任の登場です!!
いきなりフリーハンドでザクザクと下絵
あとから相方・田原亜沙子さんが盛り上げていきます。
そして形を整え、ひとつひとつの石の模様、テクスチャーをアレンジしていきます。
長塚主任は若いころ、造園の仕事についていたので
そのころの知識と経験をいかして、自然の息吹を吹き込んでいきます。
川原で水に洗われ角がとれた、丸石積みのやさしい感じがいいですね~~
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乾燥期間をおいたのち、ぺインターチームにバトンタッチ。
カフェ サンワイズのかわいいペイントでもおなじみの
特殊塗装専門の奈々さんが色付けしてきます。
今回は 漆喰の白い空間にあわせ
全体にトーンは明るめの白石にしてもらいました。
色がのったところで乾燥させ、全面にトップコートをかけます。
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絞り器にいれた材料を ギュ~
目地を詰めてたら、品よくならして ようやく完成です。
今回は、ここまで。
本物の石を使ったら 材料費・運搬費 もさることながら
職人さんの人数、日数もかかるところ
モルタル特殊造形を活用することで、
コストを抑えつつも希望のイメージに作ることができるのです。
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次回このつづきの、洗面所 と トイレのこと
そしてお施主様も ご協力・参加していただいた
漆喰壁仕上げ編となります。
https://www.naturalwall.jp/?p=3174
こちらもあわせてご覧ください。
海老名の㈱秀建さまの家づくりに左官で参加
神奈川県で新築住宅を販売する秀建(しゅうけん)さま
秀建 の住まい作りは、お客様のライフスタイルに
最良と思われる高品質・高機能なデザインながらも、
お値打ち価格の住宅を提案しています。
今回、八幡工業では 自然素材を内外に使った
新たな企画の家づくりに左官で参加させていただきました。
ご紹介するのは、海老名市内の閑静な住宅街
ちょうど角地の日当たり抜群の戸建てのお宅。
外壁はスイス漆喰・カルクファサードの鏝塗りで仕上げさせていただきました。
玄関前も このように真っ白!!
実は完成して 半年ほど オープンハウスとして展示公開されていたのですが
外壁は、まったく汚れなどなく 新築のきれいなままでした。
今回は、公開期間を終えて、お客様にお引き渡しするまえに
数箇所の補修を依頼されて伺いました。
そして、内部へ。
玄関ホールのドアを抜けたら
どど~んと、吹き抜けの大空間が開けます。
無垢材と スイス漆喰カルクウォールの共演です。
大きな窓からの採光がしっくいに反射して、とても明るい室内。
おもわず、ソファーでゆったり寛ぎたくなります (笑)。
エアコンも木のルーバーで目隠されていて うれしい心づかいですね。
モデルハウスということで、心配はしていましたが、
予想以上に内部もきれい ほんと新築そのままで、
とくに目立ったよごれや クラックなどもなく ひと安心。
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さて、ご依頼の補修個所はというと、 木部の梁や柱としっくいとの取り合いのすき間埋め。
これは、木材が一定の乾燥期間を経過したために 収縮がおちつき
結果的に 木部の梁や柱としっくいとの取り合い部分にすき間が生じる
ごくごく自然な現象なのです。
しかしながら、このすきま埋め、結構たくさんあって 骨が折れましたが、3時間ほどで無事終了。
清掃も済んだところで、せっかくなので いざ撮影タイム~~。
見せ場は、なんといってもこの階段!
しっくいの間に貼られた天然石は 天井まで縦ラインに伸びていて
キリッと高さを強調。
また、角度によって梁とクロスして見えます。
キッチンからリビングのひろびろとしたながめもいい
食事の準備や後片付けを楽しく感じさせる広々とした明るいキッチン
2階階段上から
2階の通路から
いいな~
こんな家で暮らす人はしあわせだな~
などと思わずにおれない 現場のご報告でした。
気になった方は 秀建さんのホームページをごらんくださいませ。
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住まいづくりへのこだわり
“住宅は家族の輪の中心”であり“家族の輪を形作る空間”であって欲しい…。
秀建は、そんな空間作りのお手伝いをさせていただく企業です。
上の2枚は、秀建さんが作った設計プランのパース画像。
先の写真と比較すると
実物完成がいかに忠実かがよくわかりますね。
【第16回 北フェス 鉄人シェフ決定戦 結果発表!!】
ゆるカフェ 木楽楽(きらら) リニューアルオープン!
https://www.naturalwall.jp/?p=3017
前回のブログでお伝えした
男前 大工 で 実は フレンチ料理人
小川シェフの 料理の腕前を象徴する証拠の品。
【第5回北フェス 鉄人シェフ決定戦 準優勝!!】
このお話のつづきです。
☝ このトロフィーは2015年 のものです。
そして今年は!
じゃじゃ~~ん
念願かなって優勝 。
(写真はステーキ 焼き担当の 長塚さん)
今年で6回目を迎える北区最大級のグルメフェス!
勝負を決めたメニューは
Yuru cafe 木楽楽 特製
ビーフステーキとたっぷり木の子の飛鳥山ポットパン
やわらかい、ビーフのフィレ肉がたっぷり入った ボリューミーな一品。
シェフ小川さんを助けるべく立ち上がったのは
八幡工業・Cafe Sun Y’s の スタッフたち。
肉焼いて、キノコ炒めて、ソースかけて、盛り付けて、呼び込みして・・・
みんな猛暑&雨の中 がんばりました!!
実は、昨年 2015年もお手伝いさせていただいたのですが
ことしこそは! と意気込む 小川さんの気迫に
スタッフ一丸となって 450食を売り切りました。
結果、コイン投票では 246票の 「おいしい~」 をいただき
堂々のチャンピオンショップ、優勝メニューとあいなりました。
お越しいただいたみなさま、応援いただき有り難うございました。
このメニューは小川木材商店の木ごこち体感カフェ
ゆるカフェ 木楽楽(きらら) でご賞味ください。
お問合せはこちらから ↓
ゆるカフェ 木楽楽(きらら)リニューアルオープン!
Yuru Cafe 木楽楽 (キララ) は
木と漆喰でつくられた可愛いお店。
2016年5月に開店5周年を迎え、八幡工業・ナチュラワイズは
この夏、リニューアル改装工事をお手伝いさせていただきました。
営業・斎藤が、完成のお祝いで レポートいたしま~す。
ガタン・ゴトン・ポ~~!!
都電・荒川線の滝野川一丁目から歩いてすぐのお店。
電車の中からもよく見えます。
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さあ、注~目~~!!
踏切を渡った すぐ角にはレンガと漆喰の壁。
ここ弊社 特殊造形専門のスタッフ が手がけました。
カフェ店内も漆喰ですが、
特殊造形の本物以上の赤レンガや石積みと白い漆喰塗り壁の
ミックス デザインが八幡工業ならでは!・・と、自我自尊 (笑)
「 おお~ なんだか面白そうなお店があるぞ」 と 行き交う 人たちを誘います。
そして、近づいてみると カラフル ♪ な家具たち
なんだかおとぎの国みたい。
これは?木の棚?!
彫刻みたい ! な、オブジェクティブな 外灯です。
このように木がふんだんに 使われているのにはわけがあります。
ここ 「ゆるカフェ 木楽楽」 は (有)小川木材商店 が運営するお店なのです。
近隣のみなさまのお家の 増・改築 リフォーム工事の相談にものっています。
八幡工業では、いっしょに様々な住宅・店舗案件を施工しています。
葛飾 西水元のカフェ・サンワイズでもコラボしていただきました。
この男前が ここ小川木材商店 の二代目 小川社長で
普段は大工さんを束ねて 現場管理をしている方なのですが・・・
実は「ゆるカフェ 木楽楽」 のオーナーシェフでもあります。
これは、リニューアルオープンのお祝いにお届けしたシフォンケーキです♪
というわけで、この日は特別に
小川シェフが若い時に修業した フレンチの腕をふるってくれました。
何がいただけるのか 楽しみです。
では、お料理の間にお店をチェック!
白い壁は カフェのスタッフのみなさん、ご近所の方々とともに
いっしょに塗らせていただいた スイス漆喰・カルクウォールの壁です。
そして、テーブルも椅子もすべて
小川木材専属の 大工さんたちの手作り オリジナル
もちろん床も天井も、壁もすばらしい「木づかい」 です。
紅茶はいろんな種類のフレバリーティーが楽しめます。
さあ、前菜がきました。
たっぷり野菜のサラダ各種。
ドレッシングは素材の特徴に合わせて、しっかりとしたお味です。
ド~~ン! とでました。
メインデッシュ、見て、このボリューム感。
地元のパン屋さんに作ってもらったというフワフワでもちっとしたの特製バンズ
の中をくりぬいて 詰め込まれた デミグラスソース。
中央には 「ポークステーキ」
ガーリックソースでソテーした香りが食欲をそそります。
その上からは、いろんな野菜、そしてキノコたちが ソースとからまって
収まりきれずに あふれております。
味は本格的、フレンチ です。
おいしい~~ ご招待いただいた八幡ファミリーのみなさん 大満足です。
小川さん、ごちそうさまでした。
お祝いのお花のうしろに見えるトロフィーは
小川シェフの 料理の腕前を象徴する証拠の品。
【第15回北フェス 鉄人シェフ決定戦 準優勝!!】
このお話は次回につづきます。
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【 お店の情報 】
Yuru Cafe 木楽楽 運営
(有) 小川木材商店 小川純司 さんからメッセージです。
オーナーシェフ一人で営業しておりますので、
お待たせすることもありまが、ゆったりとおすごしください。
2016年 10月21 (金) より
毎週 金曜日・土曜日のランチのみになります。
営業時間 お昼12:00 ~午後3時まで。
メニューは、特製ランチセット一品のみ
¥1,890
前菜 : ベジデリプレート
メイン : ポークとベジドミグラスソースのポットパン
焼き菓子 と ホットティー(8種類から選べます)
※ 申し訳ございませんが、お茶のみのご利用はできません。
住 所 | 〒114-0023 東京都北区滝野川1-14-9 |
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*都電荒川線「滝野川一丁目」駅 下車、徒歩2分 | |
Google Map で確認する | |
電 話 |
03-3949-1256 |
※ ご予約していただましたら確実に お席がご用意できます。
◇ 塗 装 …… | ドイツの有機栽培の花から生まれた自然健康塗料。 |
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◇ 壁 紙 …… | 森の木から作られるドイツのウッドチップ壁紙オガファーザーを使用しています。 |
◇ 塗り壁 …… | アルプスから生まれた100%天然スイス漆喰(しっくい) |
● 杉 材 …… | 天井と壁の羽目板…東京・多摩の杉材 壁・木目化粧板…三重・尾鷲の杉材 椅子…栃木と福島・八溝山系の杉材 レジ台・販売コーナーの天板…レジと販売コーナーの天板には、秋田の杉材 |
● 桧 材 …… | 床(静岡・天龍)…静岡・天龍の桧材 カウンター・テーブルの天板(各地)…日本各地の桧材 |
カルクウォールに一目ぼれ~後日談
先日、塗り壁体験に来てくださった川崎市のN様から、
カルクウォールで壁を塗ってみましたとの連絡をいただきました!
体験の時も左官職人さんと一緒にいらしたのですが、
実際にお宅を塗るときも職人さんに教えてもらいながら、
一緒に塗っていらっしゃるそうです。
心強い味方ですね♪
ちなみに右側が施主のN様、左側が職人さんです。
塗る前の養生が意外に大変なのですが、
さすが職人さん、養生もバッチリです。
洋間やクローゼットは職人さんに手伝ってもらったけれども、
トイレと洗面所はN様親子で塗ったそうです。
慣れないうちは広い面積を塗るのはなかなか難しいので、
そういうところはプロに任せて、自分たちができるところを塗る、
というのもDIYのひとつの選択肢ですね。
最近は柱が壁の中に隠れている(大壁)住宅が多いですが、
このように柱が見える(真壁)和風なお宅も、
木と漆喰のぬくもりが感じられ、色のコントラストも美しく、
とっても素敵ですね~♪
内装が終わったら、今度は外壁をカルクウォールで塗るそうです。
出来上がったらぜひ写真を送ってくださいとお願いしておきました。
『漆喰家のランドマーク』、完成が楽しみです♪
おしごとなりきり道場 in 日本橋三越
こんにちは、スタッフの宮原です。
先日、日本橋三越で『三越こども博』が開催され、
その中の『おしごとなりきり道場』というコーナーで、
八幡工業は「左官職人」のおしごとを担当させていただきました。
『おしごとなりきり道場』とは、夢★らくざプロジェクトさんが主催している、
さまざまな職業のプロフェッショナルが子供たちに仕事の魅力を伝える体験型イベントです。
八幡工業が担当した「左官職人」は、8月6日(土)の午後2回と、
8月7日(日)の午前1回、それぞれ90分の体験です。
各回定員15名で、6~12歳の計45人の子供たちが
左官職人の仕事を体験してくれました。
※百貨店でのイベントということもあり、プライバシーに配慮し、
今回、顔が写るような写真撮影は控えています。
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まずはお互いに自己紹介です。
このなりきり道場は授業ではなく、あくまでも「おしごと」なので、
「○○ちゃん」とは呼びません。
「○○さん」「○○くん」と、仕事をする一人前の人間として相対します。
そして左官職人という仕事の説明をします。
「左官職人ってどんな仕事をする人か知っている人は手を上げて!」
と聞いたところ、残念ながら上がった手はわずか。。。
しかし、資料を見せながら、
「大工さんとかと一緒におうちを建てる仕事で、
コテという道具を使って壁や天井を塗っています」
と説明すると、そこここで「知ってる~」「見たことある!」
という声があがりました。
「左官」という言葉が聞き慣れないだけで、知ってはくれているんですね。
よかった。(笑)
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説明が終わったところで、いざ、おしごと開始です。
今回は「塗り壁のサンプル」を作ってもらいます。
ステンシルの図案を選んでもらい、どんな壁にするのか出来上がりを想像しながら、
色をつけた漆喰を小さなコテで塗っていきます。
手本を見せたあとは、なるべく手伝わず、子供たちに塗ってもらいます。
「職人は見て覚えろ」ということではなく(笑)、
自分で考えて、自分の力でやり遂げるということを体験してもらうためです。
とは言っても、がんばっている姿を見るとついつい手を貸したくなります。
「スプーンのようにすくうのではなくて、コテの裏側に漆喰をのせて
コテを寝かせて、バターを塗るように塗ってみてください」
いろいろアドバイスしたり、ちょっとだけ手伝ったりもしましたが、
みんなあっという間にコツをつかんで上手に塗っていました。
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塗り終わった後はタイルやスパンコール、マスキングテープなどでデコレーションをして完成です。
みんな想像力が豊かに仕上げていきます。
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出来上がった作品がこちら。
世界にひとつしかない塗り壁のサンプル、とっても素敵です。
手が痛くなってきたと言う子もいましたが、最後までみんな自分の力で仕上げました。
「塗ってみてどうでしたか? 大変でしたか?」と聞くと、
「大変だけど楽しかった!」「もっとやりたい!」と笑顔で答えてくれました。
完成した時の誇らしげな顔は、もう一端の職人顔でした。
これを機会に、左官という仕事や塗り壁に興味を持ってもらえたら嬉しいです♪
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最後に、手伝ってくれたスタッフの方々と記念の一枚。
日本橋三越の方々、夢★らくざプロジェクトのスタッフの方々、
いろいろとお世話になり、本当にどうもありがとうございました。
また、このような機会がありましたらぜひ呼んでください。
第18回 「左官」と「漆喰」を学ぶ集いを開催しました
2016年8月4日(木)に、「左官」と「漆喰」を学ぶ集い を開催いたしました。
建築に関わるプロ向けのセミナーとして、
イケダコーポレーション様と共催しているこの企画、
第18回目となる今回は、女性3名、男性10名様のご参加をいただきました。
暑い中お集まりいただきありがとうございました。
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イケダコーポレーション 安田課長よりご挨拶いただいたあとセミナー開始です。
まずは参加したみなさまに、実際に漆喰の壁をご覧いただくため、
ショールームや敷地内をご案内いたします。
この日は本当にいいお天気で、青空に真っ白な大看板がよく映えます。
漆喰で出来た塀を実際に触っていただくと、
テラコッタの笠木の瓦より熱くなっていないのがわかります。
漆喰は遮熱効果にも優れた素材です。
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第1部
住み継がれる住宅×スイス漆喰
第1部はイケダコーポレーションの山本さんによる講演です。
まずは山本さんから、恒例になりつつある飴ちゃんのプレゼント。
熱中症予防のために塩飴を舐めながら聴いていただきます。
講演はスイス漆喰の歴史からはじまり、バウビオロギーという考え方を紹介します。
バウビオロギーは日本語では「建築生物学」「建築生態学」 と訳されます。
住宅を第3の皮膚であると考え、生物のように呼吸し続けられる住宅こそが
永く健やかに住まえる理想の住宅である、という哲学です。
この哲学をもとにスイス漆喰は作られています。
そして、スイス漆喰の性能について詳しく説明していきます。
先ほど漆喰の塀を触って熱さを確かめていただいたので、
遮熱効果については特に納得していただけたのではないでしょうか。
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第2部
自然素材による内外装の湿式施工について
第2部は、弊社 八幡工業の斎藤による講演です。
今回は外壁の通気ラス工法、木摺り工法について、
施工手順の見本を見ていただきながら説明します。
この見本、結構重いので持っている方は大変です。(笑)
施工時の細かい注意点や、雨だれ汚れ防止のための対処法、
おおよその工期など、施工した経験をもとに具体的に話しを進めます。
そして塗り壁に造形性をプラスした施工事例なども紹介させていただきました。
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ここでお昼休憩です。
CAFÉ SunY’sで葛飾元気野菜を使った美味しいランチを召し上がっていただきました。
カフェ内にも漆喰やモルタル造形など見どころがいっぱいです。
今回のセミナーからお配りしているのがこちら『やわたのココ見てマップ』。
ランチを早く食べ終わったら敷地内を散策するのに役立てていただければ幸いです。
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第3部
スイス漆喰カルクウォールの実演&施工実習
午後は実際に壁塗りを体験していただきました。
弊社専務 八幡吉彦のお手本のあと、鏝返しの練習からはじまり、
各自1枚(およそ1㎡分)を仕上げていただきます。
参加者の方に写真や動画を撮られて緊張気味の専務。
説明が終わると、みなさんで養生から塗りつけまでやっていきます。
仕上げの方法は、DIYで人気の木ごてやローラーを使ったパターンを紹介しましたが、
ある物は何でも使ってよいことにして、自由に仕上げていただきました。
こちらは木ごてを使ったパターンに挑戦です。
写真ではわかりづらいのですが、木ごての跡をラフに残してとても重厚感のある仕上がりです。
インテリアコーディネーターをされているそうで、
近くで見たり、ちょっと離れて見てみたり、
光の当たり具合でどう見えるかということもチェックされていました。
こちらは同じ木ごてでもよりフラットに仕上がっています。
こちらはクシ引きをタテ・ヨコ交互につけて市松模様を作っています。
こちらはえーと、クシ引きで波型を作って、さらに金鏝で出っ張った部分を押さえています。
何仕上げと言ったらよいのかわかりませんが、いい味が出ていました。
下の絵は、イケダコーポレーション 仙台営業所所長の中島さんが描いてくれた、
八幡工業の専務、斎藤さん、宮原の似顔絵です。
ものの数分でサササっと描いてくれました。
「専務はそっくりですね~」なんて言って笑っていたのですが、
私も似ていますか?(笑)
今回は本当に暑かったのでみなさん大変だったと思うのですが、
楽しそうに塗っていただけたのが救いでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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*次回は2016年9月27日(火)に開催いたします。
参加ご希望の方は、下記にてお申し込みください。
J:COMさんの番組、8月3日(水)に放送決定!
こんにちは、スタッフの宮原です。
先日、7月25日のブログでご紹介しました、J:COMさんの取材、
DEAR KISSのふたりが塗り壁体験をするコーナーですが、
放送日が決定いたしました!
【放送日】
8月3日(水)
J:COMチャンネル 地デジ11ch
『デイリーニュース(足立・葛飾・江戸川)』内の
「社会見学たのしもーしょん」
《生放送》18:30~18:50 (この中の7分間のコーナーです)
《再放送》20:30~20:50、23:30~23:50
8月9日(火)以降にはYouTubeにアップされますので、
番組が放送されない地域の方はこちらをご覧ください。
絶賛! 放送中~~~♪ (7分間)
https://www.youtube.com/watch?v=vb_FFcJIAOE
DEAR KISSの早紀ちゃん、みいわちゃんが悪戦苦闘しながらも
壁を塗っているところ、ぜひぜひご覧ください。
塗り終わったあとのふたりの笑顔は必見ですよ~
※取材の模様はこちら
https://www.naturalwall.jp/?p=2933
スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム
大田区 K様邸 の
スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム 完成のご報告です。
まずは、汚れがなくなり、真っ白くきれいになった姿をご覧ください。
今回は、施主様からナチュラワイズへの直接のご依頼で
足場架け、屋根コロニアルの塗装塗り替え、
外壁の汚れ落としからはじまり、
ファイバーネット伏せ込みによる下地の補強工事をしたのち
スイス漆喰 「カルクファサード」で仕上げさせていただきました。
従来の カルクウォール と同様の 雪のような真っ白の壁。
jこの外壁専用のスイス漆喰 「カルクファサード」 は、
2015年より イケダコーポレーションを通じ 国内販売されている製品です。
本国スイスでは教会や公共施設をはじめ、住宅の新築やリノベーションなどの仕上げ用として
30年以上の実績がある 堅牢性に優れた材料です。
従来のカルクウォールとの違いは 粉体での供給になります。
このようにビニール25キログラム入った 白い粉
(漆喰 と スイスアルプスのピュアライム・石灰がミックスされた状態です)
これを バケツや樽に移し、清水をいれて攪拌します。
【 注意点! 】
ピュアライムが配合されていますので、およそ1時間で完全硬化してしまいます。
使い残しの無いように 分量をよく計算して下ごしらえしていただく必要があります。
日本語の施工要領書もあるので安心してください。
さらに、スイス ・ハガ社の 漆喰専用の撥水材
Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) をトップコートに塗布。
これで、さらに汚れに強い 外壁となります。
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およそ、木造・戸建て 2階建て およそ200㎡
既存は 樹脂塗料のリシン吹き付け仕上げかと思われます。
K 様邸の 北側は空き地で 林があるため
木の樹液や花粉、土埃などが屋根や外壁に付着しやすいという環境。
工事前 : 同時期に建てられたお隣の家々も、このように 青藻や苔などが繁殖してしました。
足場で上がると、雨どいには土が積もって、お花が咲いていました。
窓回りには雨だれ汚れやカビのようなものが目立っています。
しかし、心配するひび割れや 被膜のふくれ・剥がれなどは見受けられませんでした。
この汚れがきれいになって、白い壁が長期間持続するのはなにか・・・
と、お施主様が考え、調べ、最終的に スイスしっくいを選んでいただいたのです。
工事前の写真と比較していただくと、ちがいが 良くわかります。
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ここからは工事の流れです。
足場かけののち、まずは屋根の塗り替え。
屋根の塗装工事は 株式会社 D-Colorさん に担当していただきました。
塗装 一級技能士の丁寧できれいな仕事で評判の会社です。
屋根・外壁をいっきに高圧洗浄の水洗いで汚れを落としていきます。
屋根のコロニアル、いくつか亀裂部分を 補修しました。
雨漏れの心配はなさそうです。
屋根の仕上げは遮熱塗料を使用。
色は、奥様の希望でスペイン調のオレンジ色に塗り替え。
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こののち、左官で下地を調整し、カチオンシーラー塗布、
モルタルを塗り、ひび割れ防止のメッシュを伏せ込み、
スイス漆喰カルクファサードを鏝で塗り仕上げました。
・・・左官作業、今回は割愛します。
漆喰を数日間しっかり乾燥させたのち
最後に、漆喰壁には、撥水材Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) を
刷毛とローラーで塗布している様子。
工事期間は 乾燥養生を含め およそ20日間要しました。
雨樋の落ち葉つまり対策は ネットで検索して
「つまらない トイクリーン」 という製品を設置しました。
このように、樋のサイズに合わせカットして 接着します。
実際の工事では、このように足場をかけて上がってみなければ
わからないことも多々あります。
ほかには、植木の剪定や壁際の刈り込み、
窓枠や各所の塗装なども 左官工事以外に必要になります。
左官 + 塗装 + 大工工事など、
トータルにきめ細やかな対応ができるのが ナチュラワイズの強みです。
外壁でお悩みの際には 一度 ご相談ください。
ただし、真っ白く、目立つので
ご近所から 「きれいになりすぎ~~~!」
と、 クレームがきても ご容赦ください (笑)。
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施工例は、弊社ショールームにおこしいただけましたら
見学可能な 葛飾の物件をご案内いたします。
外壁を漆喰でリフォームしたいな! とお考えの際には
まずは、一度 ナチュラワイズにお問合せください。
J:COMさんのテレビ取材を受けました! DEAR KISS来店!
こんにちは、スタッフの宮原です。
先日、ナチュラワイズはJ:COMさんのテレビ取材を受けました!
『デイリーニュース(足立・葛飾・江戸川)』という番組の中の
「社会見学たのしもーしょん」というコーナーで、
ダンスボーカルユニット DEAR KISSのメンバーが実際に塗り壁体験をする!
という企画に登場します。
放送日は未定なので、わかり次第ご報告いたします。
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撮影は午後からだったのですが、朝からみんなソワソワしています。
何を説明するか考えたり、トークの練習をしたり、落ち着きません。
そしてお昼過ぎに撮影スタッフとDEAR KISSが到着!
DEAR KISSの四島早紀ちゃんと山崎みいわちゃんが来てくれたのですが、
実物、相当かわいいです!
写真を撮ってもいいですか?とお願いしたら、快くOKしてくれました♪
DEAR KISSの公式サイトはこちら。
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まずはショールーム内で漆喰や塗り壁について説明します。
こういう番組って台本があるのかと思っていたのですが、ないんですね。
事前にどんな質問がくるのか想定して準備していたのですが、
いざ、その場になると緊張で頭が真っ白になったのかうまく説明できていません。(笑)
見ていてハラハラしましたが、早紀ちゃんがうまく話しを引き出してくれていました。
あとは編集で何とかなることを祈ります。
そしてメインイベントの塗り壁体験です。
撮影中はマイクに雑音が入るとまずいので、私は少し遠くから見守ります。
ここでぜひともかっこいいところを見せて、面目躍如といきたいところです。
早紀ちゃんとみいわちゃんは塗り壁用に衣装チェンジしましたが、これがまたかわいい!
本来は、作業中は危ないので肌の露出は避けた方がいいのですが、
体験だし、かわいいのでみんな何も言いません。(笑)
いつもの塗り壁体験と同じように、ふたりにも養生からやってもらいます。
材料の攪拌。
みいわちゃん、ミキサーを押さえきれずに腰が引けています。(笑)
鏝返しの練習。
早紀ちゃん、ちゃんと鏝に材料をのせられるようになりました。
先生(専務)の実演を、ふたりとも真剣に見ていますが、
一番真剣なのはカメラマンさん。(笑)
そしていざ、ふたりも壁塗りに挑戦です。
難しい~と言いつつ、楽しそうに塗っていきます。
早紀ちゃんは『実家の壁を塗れるようになる!』という目標があるので本気モードです。
いつもは仕上げパターンをいくつか練習するのですが、
今回はテーマを決めて、ふたりに自由に仕上げてもらいました。
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まずはみいわちゃん。テーマは『荒れる海』。
どのへんが荒れる海なのかは番組でご確認ください。
早紀ちゃんのテーマは『何にでも挑戦!』。
お花模様も描いてあって、塗り壁としては斬新な挑戦です。
塗り壁体験が終わったあとは、カフェSun Y’sで自慢のパスタを召し上がっていただきました。
機材がいっぱいで中に入れなかったので、窓の外からパシャリ。
どんな話をしていたのか、これは私も放送が楽しみです。
こうして撮影は無事終了。
スタッフの方々、早紀ちゃん、みいわちゃん、みなさまのおかげで
とっても楽しかったです。
本当にありがとうございました。
放送を楽しみにしておりまーす♪
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《おまけ》
すっかりDEAR KISSのファンになってしまった専務と斎藤さんは、
Tシャツを購入し、早紀ちゃんとみいわちゃんにサインしてもらっていました。(笑)
でもその気持ちわかります。
予定よりも随分撮影が長引いてしまって、慣れない作業で腕が痛くなりながらも、
ずっと笑顔でがんばってくれました。
あんなに楽しそうに壁を塗ってくれるなんて感激です!
DEAR KISSのみなさん、応援してますので、
これからもがんばってくださいね~
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