その他
募集始まりました。「塗り壁」を体験して左官職人さんの仲間入り!
「塗り壁」を体験して左官職人さんの仲間入り!
韓国で「土」は どう書くの?
先日、韓国からの留学生のお嬢さんが
ナチュラワイズの塗り壁体験に参加されました。
お名前は 日本の友達が呼ぶ愛称「スー」ちゃん
塗り壁に鏝で、スス~と書いてくれました。
日本語もとても上手にお話しされますが、字もみごとです。
現在、多摩美術大学でプロダクトデザインの勉強をしていて
今は「土」というマテリアル(素材)に夢中なんだとか。
「土」を韓国の文字 ハングルで書いてくれますか、
とリクエストしたところ 書いてくれました。
흙
という字、呼び方はむずかしくて「クッ」と「グッ」の中間みたいな発音でした。
とにかく「土」が大好きな彼女は、大学でも土の研究に余念がなく
学内周囲の土を採取して様々な製品のプロトタイプを作っているとのこと。
左官の材料にも興味がふくらみ
モルタルのもとはなんですか?
などと八幡社長にも熱心に質問していました。
今回は、土壁と漆喰塗りも体験してもらいましたが、
次回は「光る泥団子」づくりを体験したい!
と、やっぱり関心の中心は「土」でした。(笑)
こんなふうにDIYへの興味ではなく、
純粋に材料への興味からナチュラワイズの塗り壁体験にきてくれるとは・・・
しかもお隣の国の女の子が、ひとりで ・・・
こちらも、なかなか面白く、ふしぎな体験をさせていただき勉強になりました。
*お土産に モルタル下地の本物志向のスイス漆喰のお家、
スタンプを押してできあがり!
「わ~かわいいです~」と うれしそうに持ってお帰りになりました。
ご来店ありがとうございました スーちゃん。
また遊びにきてくださいね。
かわいいお客さまたちがご来店。
今日の午前中(10月15日 木曜日) 、
八幡工業のカフェ サンワイズに
近隣の小学校から、2年生のお子さん12名が
担当の先生と一緒にいらっしゃいました。
これは、せいかつ科の「町たんけん」の授業のひとつ。
地域にどんなお店や会社があるか調べ、
実際にそこで働いている人にお話を聞いたり、
分からないことを質問したりして、
あとでレポートにまとめ、お互いに発表し合うのです。
「お店の人に聞きたいことはありますか」と
先生に促され、元気よく手を挙げた子どもたち。
「お店にはどんなメニューがありますか?」
−−−−パスタや飲み物などがあります。
パスタという言葉になじみがなかったらしく、首をかしげる子が
多くいて、シェフが「スパゲティのことです」と付け加えました。
「人気のあるお料理は何ですか?」
−−−−セットメニューですね。
ごはんやパスタとお肉やお野菜を組み合わせたメニューです。
「お店の中で気に入ってるところはどこですか?」
−−−−しっくいの壁です。
白くて、カビが生えにくくて、ほこりもつきにくい、特別な壁です。
「壁に絵が描いてあるのはなんでですか?」
−−−−まっ白なままよりも、お店が明るい雰囲気になるかなと思ったからです。
こちらが想像していなかったような、子どもらしい視点の質問も
次々に飛び出し、シェフは時々ちょっと答えに詰まりながらも、
一生懸命に答えていました。
質問コーナーのあと、お店のすみずみまで
みんなで見学していった子どもたち。
いい発表になると いいですね。^^
できたてホヤホヤ
6月末に制作をスタートした、弊社のあたらしい会社案内。
さきほど、印刷屋さんから届きました!
さっそく、出来上がりを心待ちにしていた専務に
梱包の開封をお願いしました。
あたらしい会社案内は、
今までのポケットサイズから版型を大きくして
会社の成り立ちや施工例をたくさん載せられるように構成。
制作を担当させていただいた私が特にこだわったのは、
A4より少しちいさく手になじむサイズ感と
弊社がメインにしている「漆喰」の清潔感、品(ひん)、
すっきりとした白を想起させる、余白を生かしたデザインです。
どんな写真を載せるか、どんな情報を載せるか
社内でじっくり時間をかけて揉みに揉んできました。
いやぁ、ここまで長かった…。
広告代理店クリエイティブ時代の仕事より、ある意味大変でした(涙)。
この会社案内が、これから多くのお客さまのお手元に届き、
いいご縁を運んでくれますように。
自分でつくった、自分の壁。
八幡工業の営業センター&ショールームの2F部分は、
社長室と社員寮(3室)になっています。
元は講習会などに使用する「セミナールーム」と
社員寮が2室あったのですが
老朽化に伴い、この春から大改装がスタート。
先日のブログでは、社長室をご紹介しましたので
今回は社員寮の方をレポートいたします。
廊下など、共益部分は手の空いた職人さんがみんなで協力しながら施工。
入社4年目になる我が社初の女性職人、田原亜沙子さんは
同性の後輩ができて嬉しそうです。
(▲先輩の田原さんからアドバイスを受ける砂山さん)
新人の砂山さんは、自分が入る部屋の一部に
アクセントとして大好きなブルーに染めたしっくいを塗りました。
彼女はカラーコーディネーターの資格を持っているので
ただ好きな色というだけでなく、
休日や仕事から帰ったときに
心が休まる色彩になるように
その効果も考えて色を調合していました。
(▲緑とブルー。2つの色を試してみて、ブルーに決めました)
自分でつくった、自分の壁。
この壁を眺めるたび、次の日の仕事の鋭気も
しっかり養えそうです。
社長室を、DIYで仕上げたら。
八幡工業の営業センター&ショールームの2F部分は、
社長室と社員寮(3室)になっています。
元は講習会などに使用する「セミナールーム」と
社員寮が2室あったのですが
老朽化に伴い、この春から大改装がスタート。
今回は、出来上がったばかりの社長室の
施工の様子をお届けいたします。
本社 八幡工業のブログでは、
材料や仕上げについてのご説明が中心でしたが
ショールーム NaturaY’sのブログでは
DIYの参考にしていただけるように
作業手順を解説していきたいと思います。
①下地は石膏ボード。
今回は腰板部分に「デザインストーンシート」を貼っています。
天然石を厚み2mm程度にスライスしたもので、自然な凹凸と質感、下地に負担をかけない軽量さ、カッターでも切れる施工性の良さが特長です。http://www.dss-iskcorp.com/salespoint.html
(八幡工業NaturaY’sでもお取り扱いをしています)
② 下地の石膏ボードの継ぎ目にファイバーテープを貼り、パテ処理。
腰板や廻り縁などをマスキングテープやマスカー※で養生します。
※ガムテープと折りたたんだポリエチレンシートが一緒になっているもので、汚したくない部分を広範囲で効率良く保護することができます。
職人さんの世界でも「段取り八分の仕事二分」といわれ
養生などの下準備は、仕事の良し悪しを左右する大事な作業です。
地味な作業ですが、ていねいに養生をすることで、
仕上がりの美しさが違ってきます。
職人さんはパテ処理を含め、半日もかからずにやってしまいますが
DIYなら1日くらいかけるくらいのつもりで
じっくり取り組むのが正解かもしれません。
② カルクウォールを塗る部分にミネラル下地材を塗ります。
1回塗りでも十分なのですが、
今回は社長室なので、ていねいに2回塗りで仕上げました。
塗り重ねると、よりムラなく塗布できますので
DIYで施工するときも時間と材料に余裕があれば
2度塗りすることをおすすめします。
職人さんが1人で作業して、2時間くらい。
DIYなら半日くらいでしょうか。
このあと、24時間以上しっかり乾燥させます。
④いよいよカルクウォールを塗っていきます。
今回は押さえ(スーパーフラット)仕上げ。
腰板(デザインストーンシート)が貼ってある分、
塗り面積が小さいので約12畳ほどの部屋を
職人2人で一気に半日で塗り上げました。
もし、私が1人でDIYで塗るなら
1日で一面ずつ、ゆっくり仕上げる感じでしょうか。
疲れず、楽しく塗るには「焦らず、のんびり」も大事。
またはご家族やお友達を応援に呼んでワイワイ楽しく仕上げるのもいいですね。
DIYでしっくいを塗ってみたくなったら、まずはNaturaY’sへ。
ショールームで随時開催の「塗り壁体験」は、「家で実際に塗るまえに練習したい」という方はもちろん「ちょっとおもしろそうだからやってみたいな」という方まで大歓迎!内容は2時間程度・1組4名様まで・1グループにつき3000円です。ご予約はこちらから→ www.naturalwall.jp/workshop
押入れにしっくい
梅雨明けが待ち遠しいような、
ムシムシしたお天気が続きます。
部屋干しの洗濯物、浴室、押入れなど
湿気が気になる季節ですね。
今はあまり見かけませんが、私が子どもの頃は
押入れの中にしっくいが塗ってあるおうちも時々見かけたものです。
調湿・消臭効果があるしっくいは、押入れの中の
コンディションを整えるのにも、もってこい。
ふだん人目につかない場所なので、
昔のベテラン職人さんは「おい、押入れでも塗っとけ!」
などと言って、下っ端の若い職人に担当させていたそうです。
しっくいって、どんなものだか興味があるわ。
お部屋をしっくいで塗ってみたいな。
そんなふうにお考えの方は、
まずは、練習がてらに押入れを塗ってみる、
というのもいいかもしれません。
塗り壁DIY 初挑戦の場所として
「まずは狭いスペースから」とのお考えで
トイレを選ぶ方も案外いらっしゃるのですが
便器や棚などが設置してある状態では
身動きが取りづらく、実は職人さんでも難儀する場所なんです。
そういう意味でも、シンプルな構造の押入れはおすすめ。
さあ、思い立ったが吉日!
でも道具や材料はどう準備すればいいのかしら?
…そんなときは、ぜひナチュラワイズにご相談ください。
しっくいのことや準備、道具についてなど
ちいさな疑問・質問にも、ていねいにお答えいたします。
海の香りがする壁。※
今日は、あたらしい材料を使った表現をご紹介します。
バリ島からやってきた「タラソミックス」
タラソの語源は、ギリシャ語の「海」を意味する
「タラッサ,θαλασσα,thalassa」。
「タラソミックス」は、その名が表すように
珊瑚や貝殻、トラバーチン系の石灰質岩などを主成分としています。
自然素材ならではの柔らかな風合いとマットな質感、
今までの研ぎ出しと違い、吸水性があるところが最大の特長。
というわけで、この特長を活かして
蛍石のさざれ石や鮑の貝殻を散らしたコースターを作ってみました。
早速、ショールームのお客さまに
お茶をお出しするときに使っていますが、
毎回、テーブルで話題にのぼり
特に女性のみなさまから ご好評を得ています。
また、蛍石や鮑貝の散らし方で、お客さまのお好みに合わせた
いろいろな表現も可能。
ご興味をもたれた方は、ぜひショールームまで。
実際に手で触れて、その質感を確かめたり、
近くでじっくり見られると、よりその魅力が実感できます。
※ タイトルの「海の香り」は、あくまでも雰囲気を表現したもので
実際に仕上がったものから磯の香りなどはいたしません。
完成レポート取材より 〜番外・DIY編〜
完成レポート①②でご紹介した
https://www.naturalwall.jp/blog/モルタル造形/2015.html
https://www.naturalwall.jp/blog/モルタル造形/2022.html
ルピナスハウス(株)様の本社・ショールームは、
工夫とアイディアにあふれた提案がいっぱいで
とても心地よく、わくわくする空間。
取材に伺った私(NaturaKoho)も
知らず知らずのうちに
テンションが上がってしまいました。
たとえば、スタッフの方がDIYで施工された
カルクウォールの壁とタイルの巾木。
色合いや質感の組み合わせが、とても素敵です。
スイス漆喰「カルクウォール」で塗られた化粧室は、
無骨な窓枠のアルミサッシを
カウンターとおそろいのモザイクタイルでカバー。
こんな細やかな心づかいが、随所でシュールーム全体の
雰囲気づくりに活かされていました。
また、取材に伺った日は、スタッフの方が
2Fへと続く回り階段の壁と室内の飾り窓の周りなどを
仕上げていらっしゃるところでした。
この2つは建物の中でも、フォーカルポイントとなる場所。
こうやって、手間をかけて少しずつ仕上げていく過程も含めて
ショールームを訪れるお客さまの目に触れることは
とても素敵なことだと思います。
なお、壁を塗られていたスタッフの方は
NaturaY’s(ナチュラワイズ)の
「塗り壁体験・セミナー」の経験者。
さすがの鏝さばきと仕上がりでした。
____________________________________________
↑ こんなふうに
フラットな仕上げやエッジの効いた角の処理、
高度な技術が必要な造形などは
弊社の職人におまかせいただき、
ご自分の手でゆっくりと仕上げていきたいところはDIYで。
そんなプランも、DIYのサポートメニューや
ノウハウのあるNaturaY’sでなら、かなえられます。
ぜひ お気軽にご相談ください。
Recent Comments