
現場レポート
スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム
大田区 K様邸 の
スイス漆喰カルクファサードによる外壁リフォーム 完成のご報告です。
まずは、汚れがなくなり、真っ白くきれいになった姿をご覧ください。
今回は、施主様からナチュラワイズへの直接のご依頼で
足場架け、屋根コロニアルの塗装塗り替え、
外壁の汚れ落としからはじまり、
ファイバーネット伏せ込みによる下地の補強工事をしたのち
スイス漆喰 「カルクファサード」で仕上げさせていただきました。
従来の カルクウォール と同様の 雪のような真っ白の壁。
jこの外壁専用のスイス漆喰 「カルクファサード」 は、
2015年より イケダコーポレーションを通じ 国内販売されている製品です。
本国スイスでは教会や公共施設をはじめ、住宅の新築やリノベーションなどの仕上げ用として
30年以上の実績がある 堅牢性に優れた材料です。
従来のカルクウォールとの違いは 粉体での供給になります。
このようにビニール25キログラム入った 白い粉
(漆喰 と スイスアルプスのピュアライム・石灰がミックスされた状態です)
これを バケツや樽に移し、清水をいれて攪拌します。
【 注意点! 】
ピュアライムが配合されていますので、およそ1時間で完全硬化してしまいます。
使い残しの無いように 分量をよく計算して下ごしらえしていただく必要があります。
日本語の施工要領書もあるので安心してください。
さらに、スイス ・ハガ社の 漆喰専用の撥水材
Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) をトップコートに塗布。
これで、さらに汚れに強い 外壁となります。
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およそ、木造・戸建て 2階建て およそ200㎡
既存は 樹脂塗料のリシン吹き付け仕上げかと思われます。
K 様邸の 北側は空き地で 林があるため
木の樹液や花粉、土埃などが屋根や外壁に付着しやすいという環境。
工事前 : 同時期に建てられたお隣の家々も、このように 青藻や苔などが繁殖してしました。
足場で上がると、雨どいには土が積もって、お花が咲いていました。
窓回りには雨だれ汚れやカビのようなものが目立っています。
しかし、心配するひび割れや 被膜のふくれ・剥がれなどは見受けられませんでした。
この汚れがきれいになって、白い壁が長期間持続するのはなにか・・・
と、お施主様が考え、調べ、最終的に スイスしっくいを選んでいただいたのです。
工事前の写真と比較していただくと、ちがいが 良くわかります。
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ここからは工事の流れです。
足場かけののち、まずは屋根の塗り替え。
屋根の塗装工事は 株式会社 D-Colorさん に担当していただきました。
塗装 一級技能士の丁寧できれいな仕事で評判の会社です。
屋根・外壁をいっきに高圧洗浄の水洗いで汚れを落としていきます。
屋根のコロニアル、いくつか亀裂部分を 補修しました。
雨漏れの心配はなさそうです。
屋根の仕上げは遮熱塗料を使用。
色は、奥様の希望でスペイン調のオレンジ色に塗り替え。
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こののち、左官で下地を調整し、カチオンシーラー塗布、
モルタルを塗り、ひび割れ防止のメッシュを伏せ込み、
スイス漆喰カルクファサードを鏝で塗り仕上げました。
・・・左官作業、今回は割愛します。
漆喰を数日間しっかり乾燥させたのち
最後に、漆喰壁には、撥水材Decor – Lasur ( デコール・ラズール ) を
刷毛とローラーで塗布している様子。
工事期間は 乾燥養生を含め およそ20日間要しました。
雨樋の落ち葉つまり対策は ネットで検索して
「つまらない トイクリーン」 という製品を設置しました。
このように、樋のサイズに合わせカットして 接着します。
実際の工事では、このように足場をかけて上がってみなければ
わからないことも多々あります。
ほかには、植木の剪定や壁際の刈り込み、
窓枠や各所の塗装なども 左官工事以外に必要になります。
左官 + 塗装 + 大工工事など、
トータルにきめ細やかな対応ができるのが ナチュラワイズの強みです。
外壁でお悩みの際には 一度 ご相談ください。
ただし、真っ白く、目立つので
ご近所から 「きれいになりすぎ~~~!」
と、 クレームがきても ご容赦ください (笑)。
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施工例は、弊社ショールームにおこしいただけましたら
見学可能な 葛飾の物件をご案内いたします。
外壁を漆喰でリフォームしたいな! とお考えの際には
まずは、一度 ナチュラワイズにお問合せください。
ここは家族の居場所
突然ですが、はじめまして♪
2016年5月からナチュラワイズのスタッフに加わりました新人の宮原です。
もともと漆喰には興味があったのですが、
ナチュラワイズで見たカルクウォールの美しさに惹かれ入社いたしました。
漆喰のこと、左官のこと、DIYのこと、まだまだ勉強中です。
時々ブログも書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、今回は塗り壁DIYサポートのご報告です。
三鷹市のM様邸、ご夫婦と2人のお子さんの4人家族のお宅に伺いました。
仕上げはスイス漆喰カルクウォールです。
施工個所は1階の玄関ホール、リビングの一部、和室、そして2階の主寝室。
DIYで壁を塗るにあたり、初日と最終日にサポートに伺うお約束をしました。
自分たちで出来るところは、ほぼ塗り終わったとの連絡を受け、
今日はむずかしい場所をふくめた、2回目のサポートです。
主寝室のニッチのある壁がまだ手をつけていないとのことなので、
そこからサポート開始です。
全体はコテラフ仕上げですが、寝室では布団が壁に触れることも想定されるので、
ニッチより下は引っかかりがないよう押さえて仕上げ、
ニッチより上はパターンを強めに仕上げることを提案させていただきました。
水彩画を学んでいた奥様は、今日は筆を鏝に持ち替えて、
絵を描くように壁を塗っていきます。とてもお上手です。
ジョージア・オキーフという画家がお好きとのこと。
オキーフは絵も素晴らしいですが、その暮らした家もとても素敵です。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/08/georgia-okeeffe-2-houses_n_8936734.html
さて次はニッチです。
DIYでニッチを塗る場合は、まず左右、上下の側面を塗り、
最後に奥の順番で塗ることをオススメしています。
側面は幅が狭くて、慣れないとどうしても鏝を動かしづらく、
奥を先に塗ってしまうと、側面を塗っているときに奥に鏝が当たって
せっかく塗ったところに傷をつけていまいがちなためです。
必ずこの順番で塗らなくてはいけない、というわけではありませんが、
きれいに仕上げるために、難しいところは先にやっつけてしまいましょう!
ニッチは3つあったので、私もニッチの一部を塗らせていただきました。
それぞれが塗ったニッチの前で、はいポーズ♪
塗り終わったのがこちら。
天窓から差し込む光に照らされた昼間の壁と、
スポットライトに浮かび上がる夜の壁、
さまざまに表情を変える壁がとっても素敵です。
この壁は『オキーフ仕上げ』と名付けさせていただきました。(笑)
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お昼を挟んで午後は1階の仕上げです。
1階はほとんど塗り終わっているので、M様の気になる箇所を中心にチェックしていきます。
まずは出隅。
ちょっと引っかかりがあるので、壁が削れたりしないか心配とのこと。
もう乾いているので、簡単な方法としてはサンドペーパーで削ってバリを取ります。
こんな感じ。
次は入隅。
少し空いているのがわかりますでしょうか?
乾いた後でも鏝の先端でもう一度押さえてあげるときれいに収まります。
チラッと見えているのはトメサラエ鏝と言って細部の押さえ仕上げに使います。
写真がわかりづらくてスミマセン。(笑)
次はもうちょっとうまく撮ってきます。
あとは施主様がどうしても上手く塗れなかった所をこちらで手直しさせていただきました。
仕上がりがこちらです。素敵ですね~。
玄関ホール
リビング
和室
今日立ち会っていただいたのは奥様だけでしたが、
主寝室の大きな壁はご家族全員で塗ったのだそうです。
大変だったけどいい経験・
「壁がこんなに可愛いなんて思いませんでした」
そんな風に言っていただけてこちらも感激です!
漆喰の壁に包まれて、
素敵なお宅で素敵な奥様と一緒に作業できて、
ありがとうございました!
ぬり壁をバースデーに♪
左官 ショールーム・ナチュラワイズです。
唐突ですが、こんなプレゼントはいかがでしょうか。
わら(稲藁)を細かくしたものを
天然スイス漆喰・カルクウォールに混ぜます。
はい!アップで見ると 随所にわらが入っていて、素朴なやさしさを感じられます。
これが、「わらすさ入り スイス漆喰」の金鏝パターン仕上げです。
担当した女子左官 田原亜沙子の施工の様子もあわせてご覧ください。
YouTube 動画 → https://youtu.be/uI5R9jxr9_Q
ジャジャーン ♪
「わらすさ入りスイス漆喰」 で塗り替えた
リフォーム完了後の 和室です。
畳も畳屋さんに新しくいれなおしていただきました。
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そして、こちらが施工前の状態。
以前は 京壁風のビニールクロスでしたが、
漆喰リフォームで、ずいぶんと明るくなったのがよくわかりますね~~。
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押入れの襖が破れていたので、モダンなスイス漆喰とも相性が良い
ドイツ製 の「オガファーザー」に張り替えさせていただきました。
無垢の木のぬくもりを生かす 和紙のような ウッドチップ入りの壁紙です。
オガファーザーは、森の木々を有効に利用してつくられる、
体にやさしい天然壁紙です。
そのままでもよいのですが、汚れが気になってきたら塗装でメンテナンスできるので、
ヨーロッパでは住宅やホテルなど、あらゆる建物に180年以上前から使用されています。
お気に入りのお部屋の左官工事が完成した その日は
偶然にも お母さまの誕生日ということで、
お嬢様が愛情いっぱいのバースデーケーキの手作りプレゼント贈呈式
絵が上手なお嬢様のイラスト かわいいですね~
漆喰ですっかりきれいになった気持ちの良いお部屋で美味しそうな真っ白いケーキ。
施工させていただいた我々もすごくうれしいサプライズプレゼントとなりました♪
あらためて お誕生日おめでとうございます。
ず~と 仲良く 健康でおすごしください。
左官密着ドキュメント映像 「SAKAN PRIDE」発売中!!
左官職人密着ドキュメント DVDが
一般社団法人日本左官業組合連合会から発売されました。
タイトルは 「SAKAN PRIDE」 !!!!!!
八幡工業も町の左官屋として取材を受けて、社長以下数名が出演させていただきました。
左官職人の 一日として、朝の準備からはじまり仕事中の様子、
さらには帰宅して家族団らん・・・までと まさに密着24時~~~!!!
*左官職人のプライド
一般社団法人 日本左官業組合連合会
http://www.nissaren.or.jp/12016
撥水性のある塗り壁材
今日は、国産では初となる左官の材料のご紹介です。
この材料の特徴は
・つなぎめのない仕上げが可能
・1ミリなのに重厚感ある仕上がり
・柔軟性があるのに耐研磨性に優れている
・顔料の添加でオリジナルな色調がつくれる
・鏝の使い方次第で多彩なテクスチャー
そして
・コンクリ、石、タイル、木、鉄など下地は選ばず施工ができる。
しかも 短期間で!
たとえばテーブルの天板なら一日での完成も夢じゃない。
さらになんと!
撥水のトップコートを塗れば、
キッチンなど水回りの部分にも仕上げることができます。
プラスチック板に塗ったサンプル
こんなに曲げても大丈夫! びっくりです。
で、サンプル作ってみました。
さらに この仕上げは、
乾いてからサンダーで研磨すると光沢がでます。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=13604
施工講習会参加のレポートは こちら。
7年目のマンションリフォーム
港区のタワーマンション
完成から7年たって あれこれ気になるところを相談したいと
T様よりリフォーム工事の お問い合わせいただいたのが2015年夏。
朝からご家族そろってショールームにお越しいただき
4人で 「スイス漆喰の塗り壁体験」をしていただきました。
あらためてナチュラワイズでお打ち合わせ。
お持ちいただいた図面をコピーし、リクエストを書き込んでいきました。
当初から、ご希望のポイントは明確でした。
1. リビング・ダイニングのクロスをスイス漆喰にしたい。
2. キッチンの使いにくいところをなおしたい。
3. 洗面所の水がかかる部分をガラスタイルの壁にしたい。
4. 塗り壁にあわせて照明器具を交換したい。
5. リビングの柱壁にはレンガを貼りたい。
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方向性が決まったところで後日、
協力業者のみなさんとご自宅を訪問しました。
大工さん、タイル屋さん、電気屋さん、そして左官(わたし)
にお集まりいただき、施工範囲の調査と実測をさせていただきました。
こうすることで、図面ではわからない部分の作りや下地の状態チェックができ、
なにより皆さんがお客様と直接顔合わせして
細かいお話ができるのがいい機会なのです。
- リビングの柱壁にはレンガを貼りたい
- 天井・壁のクロスを剥がし漆喰にしたい
- リビングの柱壁にはレンガを貼りたい
- カウンターの下壁は石貼りにしたい
- キッチンの吊り戸棚をなくしたい
- 吊り戸棚は奥に移動してほしい
写真/ 工事前の状態 : 「えっ リフォームの必要があるの?」
と思うほど きれいに生活されていました。
お見積りを、何パターンかお作りしてご家族で検討していただき
最終的にプラン決定。
2016年 正月明けからリフォーム工事がはじまりました。
最初に電気屋さんが入って
あらかじめ壁塗り部分の照明器具やエアコンを外していただきます。
大工さん、タイルの工事ののち最後に左官が入ります。
- 電気の脱着工事
- タイル施工面の下地タッカー処理
- 左官の基本 養生作業
- 大工さんはキッチンの吊り戸撤去
- 壁を外すと鉄骨が出てきました。
- タイル屋さんにレンガの取り合いを確認。
まずは養生をきっちりして
既存クロスを剥がし、アク止め処理を行います。
ミネラル下地材を塗って、仕上げのスイス漆喰カルクウォールで完成。
在宅の中での工事、職人は報告・連絡・相談をしっかりとりながら
お施主様の生活に極力負担をかけないように工夫しながらすすめていきます。
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工事開始からおよそひと月
完成した全貌をご覧ください。
リビングの柱にレンガが貼り込まれました。
レンガに漆喰をかぶせ塗りしてボーダーを自然になじませました。
LDK はひとつづきで天井・壁をスイス漆喰で仕上げました。
キッチンの吊り戸が外され、奥の壁に移動設置されました。
すっきり明るく、見晴らしがよくなったキッチンカウンター
はずした吊り戸棚は奥にちょうどよく収まりました。
キッチン奥の壁は 腰下が板張り、上はタイルでお掃除しやすくなりました。
カウンターの腰壁には重厚感ある天然石
ガラスのモザイクタイルがほどこされた洗面所
これでもう水がかかっても心配いりません。
きれいになって、つかいやすく
おしゃれになって うれしいね。
T様 ご夫婦とも大変ご満足いただきました。
実はうれしいことに
「一段落したらまたおねがいしますね」、と
第二期工事のご依頼もいただいています。
ありがとうございました。つぎもがんばります。
・・・・・・・そして、この場をお借りしまして・・・・・・・・・
ご協力いただきました、協力業者の皆さま
お世話になりました。
次期工事も引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
※ 後編 https://www.naturalwall.jp/?p=2575
「ちいさなお店づくり」こそ塗り壁DIYで!
左官の楽しさをお伝えする営業・ 斎藤のレポートです。
この日 塗り壁DIYサポートでうかがったのは
北区十条に現在 準備中の店舗
若いS様 ご夫婦が あたらしく始める
”和食とお酒の楽しめるBAR 「あいそ」
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施主のSさまは2016年
新年一番で八幡工業のナチュラワイズに
[ 自分のお店を自然素材で仕上げたい!!]
と、塗り壁体験を申し込まれたお客様です。
この日は塗り壁練習台で
漆喰 と 珪藻土 の2種類を試し塗りされました。
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ということがあって
数日後、ご注文の連絡をいただきました。
いろいろ悩みました。
スイス漆喰も魅力的なのですが、今回はお店のイメージで
『籾殻(もみがら)の粒が入った ケイソウドでいきます!』
しかも天井・壁もふくみ 本気で全部 自分たちでDIYするというお話。
およそ7坪 カウンター9席のかわいいお店。
がんばれば何とかなるでしょう。
大工さんがあらかた終わった時点で、材料をお届けしました。
今回の工務店さんは
店舗デザインが得意な有限会社ケイ・プラスさんが担当されました。
店構えは丸窓が印象的なシンプルなデザイン。
和モダンでありながらも 、かたひじを張らずに入れそうな
下町北区十条の町にもなじむ、ほどよいおしゃれ感がいいですね。
お届けしたのは、そんなセンスのよいお二人が選んだ
「 もみがら入り ケイソウド」 ちょっと黄土で繊維がポツポツとした和の仕上げに挑戦。
養生のマスキングテープ、マスカー、アク止め材、かくはん機、捏ねるための容器、
そして踏み台、バケツと左官道具セットを一式。
前のお店も飲食店だったといいうことで
既存のカウンターをいかしたリノベーションになります。
店内奥から見た様子。
材料をお届けして数日後、養生とアク止め処理が完了したタイミングで
いざ 「下塗り」の日。
DIYサポートの声がかかり、うかがうと。
左のお友達がお手伝いに駆けつけてくださいました。
二人でファイバーテープとパテ処理をしていただき、
斎藤は素人さんでは難所である箇所
例えば、天井、梁、柱、窓回りなどをお手伝いさせていただきました。
これが初めてとなるお友達Yさんも、当然 最初はぎこちなかったのですが、
2時間ほどするとコツをつかんだようで 「鏝塗り 楽しいです~」
左官作業の面白さに触れ、いつか自分もやってみたいとおっしゃっていました。
明日も来ます~~と、頼もしい助っ人さんに恵まれました。
施主・店長のSさまも負けじとがんばっています。
さて、この日は角面はできるだけ いっきにやらず、片面ずつで済ませました。
(例えば 東西の壁をこの日、次の日に南北の壁)
これで仕上げた面を傷つけずに済む、そしてひび割れも少なく済むというわけです。
数日後、いよいよ仕上げ塗りをするということで
大変だったら、もう一度DIYサポートお伺いしますよ~と
言っていたのですが、「何とか自分たちでがんばってみます!」
という元気な声のご連絡をいただきました。
どんな仕上がりになったでしょうか、2016年3月の開店が楽しみです。
”和食とお酒の楽しめるBAR 「あいそ」
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13193507/
北欧スタイルのリノベーション
北欧のゆったりとした時間の流れや、
シンプルで良質な空間での過ごし方、
照明器具や家具など日常生活にこだわりを持ったライフスタイル
SmileLabo kashiwa Scandinavian Design
そんな「北欧スタイル」のリノベーションやリフォームを提案している
有限会社タイシン技建 のつくった カフェショールーム
【 住まいるラボ柏 】
の施工に参加させていただきました。
2015年夏
有限会社タイシン技建の高橋社長が
ナチュラワイズのショールームに いらっしゃった際
しっくいと造形を気に入っていただきご提案した最初のプラン
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2015年 秋、完成した 店内の様子をご覧ください。
木を存分に使った内装に、家具にも照明にもこだわったのが「北欧スタイル」。
スイス漆喰カルクウォール と アクセントのレンガ造形の壁
下地が古い赤レンガ(実際はヘーベルなのですが)
その上に 漆喰で塗り、さらに経年変化で少し剥がしたという
エイジング塗装の仕上げ方です。
おしゃれな家具や、照明器具の選択から、壁、床の種類などの素材選び。
ひとつひとつが気になります。
お近くにお立ち寄りの際にはのぞいてみてくださいね。
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~~~~ 高橋社長のブログの言葉から ~~~~
ここ「住まいるラボ柏」のブランド力をもっと発信して、こだわりの良質のリフォームを低価格でみなさんに提案できることを知っていただきたい。もっともっと「北欧」を、ここ北柏から広めていきたいと思います。http://ameblo.jp/taishin-giken/theme-10092133816.html
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SmileLabo kashiwa Scandinavian Design
住まいるラボ柏
有限会社タイシン技建
千葉県柏市根戸1864-4 1F
04-7186-7281
Facebookページ:https://www.facebook.com/smilelabokashiwa
しっくいで作る 『 モダン ハワイアン リフォーム 』
前回 ご紹介した 葛飾区 S様邸 リフォーム工事の後半です。
https://www.naturalwall.jp/?p=2489
『 モダン ハワイアン リフォーム 』 とは、
施主のS様ファミリーがハワイが大好きで、
ご主人さまの趣味がサーフィンというお話をお聞きしてプラン提案させていただきました。
スイス漆喰の白を基調とした壁・天井にナチュラルな色の床材と清潔な白い建具で
家族みんなが大好きなハワイをコンセプトにしたリゾート感溢れるデザインにしました。
*リビングのニッチ棚は夕陽をイメージした「ハワイアンサンセットの照明」
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さて、S邸の奥さまは
カフェ・サンワイズを毎週ご利用していただいている常連のお客様で、
実は、ちょうど ご自宅をリフォームしたいと考えていたそうで、
八幡工業のショールーム・ナチュラワイズの内装の仕上がりをご覧いただき
スイス漆喰と木の家を、とても気に入っていただきました。
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昨年 2015年 夏から お打合せ・話し合いをかわして
内装の一階部分 の システムキッチンの交換
玄関からはじまってLDKの床、天井、壁もすべて
スイス漆喰できれいにリフォーム!ということになりました。
・・・・ 工事前の状態 & 工事中をあわせてご覧ください。
*現状の不満点:吊戸棚があるので明かりがとどきにくい。
吊戸棚を撤去しました。
キッチンに合わせて、すっきりとした収納キャビネットに変えたい。
・・・こちらもすべて一旦処分していただきました。
*以前 奥の和室 (床は畳、天井は板貼り)
床も天井もひと続きの 洋間にリフォームしたい。
・・・・・・というリクエスト and More ・・・
というわけで大工さん、電気屋さんにも加わっていただき
現状の使いにくい部分、問題点をあらいだし、
じっくりとリフォームプランをすすめていきました。
施工範囲は、1階 玄関・ホール、廊下、キッチン
リビングダイニング、収納、階段室、1階2階のトイレの壁・天井。
システムキッチンはご家族で数か所のショールームに足を運んでいただき
商品を決定していただきました。
◎ 完成したキッチン
*コンロはビルドインのIH式
人造大理石のワンランク上のキッチンです。 (製品:トクラス)
吊り戸棚のかげで遮られ、昼でもうす暗いキッチンから
しっくいと最新キッチン&家電とでコーディネートされた
解放感あふれる明るいカウンターに生まれ変わりました。
キッチンカウンターと同じ木材の 小川大工さん特製の マガジンラック&スツール
構造にかかわる間仕切り壁は大工さんが補強を加えて、
こまかいニッチ(小物置き)も製作。
女子左官・田原さんは、施主のたっての希望でほぼ全工程に携わらせていただきました。
造形チーム 岡田君が作ったのは・・・
壁掛け用大型テレビのフレームまわりに大胆に現れた
ブリックタイル調の彫刻 モルタル造形によるオリジナル造作です。
フィニッシュワークはナチュラワイズ・吉彦店長が行いました。
造形が主張しすぎて、テレビ視聴の邪魔にならないように・・と
「さりげなく自然に」 スイスしっくいカルクウォールをかぶせていく。
完成した ホワイトブリックタイルと漆喰による 立体感あるアクセントウォール
この壁かけテレビ、以下の希望に答えて設置しました。
朝ご飯の時間にはカウンターで子供たちが見ることができるように
そして、お母さんは夕飯のお料理を準備しながら見ることができます。
・・・・・・・・・・・・・・・
大工さん、電気屋さん、キッチン屋さん、最後のハウスクリーニング屋さん・・・
さまざまな職種のみなさんのご協力のもと、無事お引き渡しの日を迎えることができました。
この場をお借りして 御礼申し上げます。
そして、およそ2か月間にわたっての
お施主様 在宅のままの工事だったのです。
キッチンが使えない期間も含め、相当なストレスがあったでしょう。
それにもかかわらず、いつも明るく元気にあいさつをしてくださる
S様ファミリーのおかげで、この大規模リフォームが
事故なく完了することができました。
本当にありがとうございました。
お引き渡しの日、お姉さま(中央)は参加できませんでしたので・・・
造形の岡田君と 女子・砂山さんと撮った写真でごめんなさい。
最後に ・・・・・
妹さんは記念にリビングのひと壁をがんばって
塗って仕上げてくれました。 御疲れさまでした~。
「お家の成人の日」 おめでとうございます。
お家もお子様が成人の年を迎えるくらいになると
あちらこちら 気になるところが目立ってきます。
今回ご紹介するのは、葛飾の 築25年の木造戸建て住宅。
お子様たちの成長を見守ってきた、このお家の
外部と内部の大規模リフォーム工事をナチュラワイズが依頼され
昨年末に完成いたしましたのでご報告します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
施主のS様はカフェ・サンワイズを毎週ご利用していただいている常連のお客様で、
実は、ちょうど ご自宅をリフォームしたいと考えていたそうで、
八幡工業のショールーム・ナチュラワイズの内装の仕上がりをご覧いただき
とっても気に入っていただき、工事のご依頼をいただきました。
(↑ 工事前です)
・・・・・・・・・・・・・・・
外部はお家の顔 『 玄関回り 』 をリフォーム
門扉・玄関ポーチ、ドア周りのタイル面をしっくい壁に。
壁のコーナー、門柱と床は特殊モルタル造形+エイジング塗装で
生まれ変わりました。↓
汚れが目立つタイルの目地は下地処理をしたのち
スイス漆喰カルクファサードでヨーロピアンに鏝塗り仕上げ。
コーナーにはモルタル造形で赤レンガを縁取りしました。
外灯もガス灯タイプにチェンジ。
自転車をぶつけて曲がってしまっていた門扉は
アイアンブラック 親子仕様に交換。
(製品: Lixil ラフィーネ門扉4型)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コンクリートの床は特殊セメントを使用しフリーハンドのステンシルで
まるで石畳の風情に大変身。 (*施工協力:エコリバイバル)
既存の下地を生かしながらも 左鏝塗りの技術で
厚みは なんとたったの2mm!
ゴミを出さずにリメイクできました。
黒っぽいタイルも 明るい色のテラコッタの床タイルに張り替え。
こちらは造形ではなく スペイン直輸入のタイルです。
そして、もともと こんな感じの化粧ブロック積みの門柱を
特殊モルタル造形+エイジング塗装で仕上げると・・・
おとぎ話のような素敵な風景に。
郵便ポストは施主様がイメージに合わせて選んでくださいました。
白の表札は大理石調にオリジナルで造形制作させていただきました。
すっかりさま変わりした玄関に、ご近所のみなさんも驚かれたようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、これはまだリフォームの序章です。
内部の変身っぷりも次回、
じっくりとご紹介させていただきます。
コンセプトは 『 モダン ハワイアン 』
吊り戸棚のかげで遮られ、昼でもうす暗いキッチンから
しっくいと最新キッチン&家電とでコーディネートされた
解放感あふれる明るいカウンターに。
注目ポイント
吉彦店長によって
さりげなく造形が施された 壁かけテレビのフレームです。
生まれ変わったリノベーションの全貌をどうぞお楽しみに!
https://www.naturalwall.jp/?p=2506
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