
現場レポート
空間を引き締めるモルタル造形
みなさんこんにちは。 店長の八幡です。
今回は、モルタル造形の事例紹介です。
こちらは千葉県の工務店さんのショールーム内。
デスクの後ろの壁をレンガ調に造形しました。
造形モルタル ギルトセメントを塗り
レンガの割り付けを残していきます。
う〜ん。 この時点で雰囲気出てます。
どうです?
セメント色でもじゅうぶんかっこいい!
さて、さて。 レンガと言えば…
こんな色や… (ナチュラワイズ施工レンガ造形)
こんな色が… (ナチュラワイズ施工レンガ造形)
思い浮かぶとおもいます。
がっ! しかぅぁあ〜しっ!!
今回はお客様の要望で…
白!!
レンガ調造形の表情だけで十分存在感はある!
きっと空間と調和させるために あえて 白!
さりげなく空間を引き締めてくれる事でしょう
ショールーム全体の写真はまた後日にご紹介させて頂きますね〜
それではみなさん よい ゴールデンウィークを〜。
フレッシュな風が吹く、現場。
4月某日、東京・目白台。
新築一戸建て、3階建の全フロア内装を4人の職人たちが
スイス漆喰「カルクウォール」で施行中。
ここでは現場3日目の新米職人も加わって
ベテラン職人の元、仕事に励んでいます。
材料の乾きを助けるために少し開けられた窓からは
満開の桜———。
春のフレッシュな風と
まっさらな白い漆喰の壁が
お施主様の新生活を祝福しているようでした。
(写真:桜の見える窓のそばで。現場パトロールの専務と4人の職人さん)
今回の現場は、「フラット仕上げ」。
凸凹が多い室内は施工に気を使うものですが、
その凸凹が作り出す陰影とシャープなエッジの立った角は、
ていねいな職人ならではの仕事。
シンプルな漆喰壁の美しさが引き立つ仕上げです。
“本物の良さ”がわかるから。社宅にも漆喰壁を。
今回、ご紹介する現場は
とある会社の社宅となるマンションの一室。
お施主さまであるM社長は、
ご自宅の内装にスイス漆喰「カルクウォール」を採用して
日々、その良さを実感され、
身内のように大切な社員のみなさんにも
いい空間で過ごしてほしい、とのお考えで
社宅の内装も漆喰に決められたそうです。
(写真:木ゴテを回してつくるパターンをご提案)
「塗り方もこうやって自由に決められるし、
天然素材は、工業製品にはない魅力があるよね。
そして なにより、やっぱり、
こうやって人の気(き)が入るのがいい」
(写真:いろいろ試してみて、決定した塗りパターン。上半分が天井用・下半分は壁用です)
こんなふうに“本物の良さ”を知り、
「職人に活躍の場を」 と、いつも応援してくださる
お施主さまはありがたく、身の引き締まる存在です。
降っていないのに、雨音のする現場。
4月3日金曜日、花曇り。
この日の現場は、流山の新築一戸建てです。
足場を登っていくと、パラパラパラと軽やかな雨音が聞こえてきました。
「あれ、雨が降ってきたかな」と思ったら
それは、職人さんが掻き落とした材料が
下のブルーシートにこぼれ落ちる音でした。
このお宅の外壁は「リシン掻き落とし」仕上げ。
建物の外装に用いられる左官技法の一種で、
上塗りにリシン(モルタルに石を細かく砕いた粒などを混ぜたもの)
を塗り、固まりきらないうちに表面を掻き落として仕上げます。
落ち着いた深みのある質感が、この仕上げの魅力です。
華道で使う剣山そっくりだから、この道具の名前は「剣山」。
これで材料を掻き落とします。
表面の乾き具合を見ながら、ていねいに仕上げていきます。
作業の様子を動画でご覧になりたい方へ
→https://youtu.be/b_UPbeOVr-E (耳をすますと「雨音のような音」が聞こえます)
セニピエール 〜造形漆喰〜 仕上げ
こんにちは。 ナチュラワイズ 店長の八幡です。
先日ブログで『着工しました〜』とお伝えしました
柏市のルピナスハウスさんショールームのエントランス改修工事ですが
https://www.naturalwall.jp/blog/actual/1819.html ← 前回のブログです。
施工が完了しましたのでご紹介します。
使用材料はフランスの造形可能な漆喰 『セニピエール』
強度にも優れているので、内外装壁はもちろん床材としても使用可能です。
着色も可能で、カラーバリエーションは全18色
今回は”アルドワーズ”という色を主材と混ぜました。
材料を塗り付けてすぐに石目調のテクスチャーをつけます。
その後、石の輪郭を描いていきます。
全体のデザインはここで決まってきます。 慎重に …
続いて、目地となる部分を削りとっていきます。
輪郭を崩さないよう丁寧に…
乾燥状態を見計らって、表面にグラインダーを当てます。
グラインダーを当てた部分は摩擦で色味が変化します。
その反応を上手く利用して、自然な『ムラ』を表現します。
翌日、目地部分に色味を変えた材料を塗り完成です。
施工前
施工後
雰囲気がガラッと変わって、とってもおしゃれになりました。
造形漆喰 『セニピエール』 ナチュラワイズの特技として
今後もお客様に提案していきたいとおもいます。
エイジング塗装
こんにちわ。 ナチュラワイズ店長の八幡です。
今日はナチュラワイズのエイジング塗装技術のご紹介。
そもそもエイジング塗装とは…
『新しい物体をあたかも時間の経過とともに劣化したようにみせる特殊塗装』
ということで今回のエイジング塗装はこちらの電気器具。
“まさに新品” てな感じの『電気傘とアーム』
ネットで3千円ちょっとだったかな。
ナチュラワイズのエイジング男 岡ちゃんが…
”ひょひょいの” 『ヒョイ』っと
電気器具のエイジング塗装
ほぉーら。 リアルでしょ。
こちらは 4月27日 オープン予定の ナチュラワイズが
プロデュースするカフェ 『カフェ・サンワイズ』の電気器具。
“サンワイズ”はナチュラワイズのおもしろ技術が たぁ~くさん 詰まった場所。
そんな技術を 美味しいコーヒーとパスタといっしょに 味わって下さいね。
セニピエール 〜造形漆喰〜
こんにちは。 店長の八幡です。
昨年から、ナチュラワイズで施工させて頂いております、
千葉県柏市の『ルピナスハウス』さんのショールーム。
今日からショールーム入口の左官工事がスタートです。
擬木や擬石の造形が白い壁にとけ込むおしゃれなショールーム。
エントランス部分は既存のタイルに下地処理をして
セニピエールという造形漆喰を使って仕上げます。
床にも安心して使用できる強度のしっかりとある材料です。
昨年末に住宅の玄関ポーチをセニピエールで施工しました。
(こちら家も擬木や擬石の造形を取り入れました。)
造形漆喰と言うだけあって塗って、削って、研いで…
発想次第でいろいろなアレンジが可能です。
今日は既存タイルを左官材で塗りかぶせて下地調整まで。
来週から仕上げ作業がスタートです!
つくばの白さの変わらない 不思議なお家
この白い家はスイス漆喰カルクウォールの外壁工事を
数年前にさせていただいた つくばの住宅展示場内のモデルハウス
グラウンドホームさんの手がけた大きな住宅です。
何年かぶりに見に行って安心しました~。
木部は若干の日焼けや経年での自然な劣化が見受けられましたが
スイス漆喰の白い壁はひび割れもなく、白さも持続していました。
実はこの住宅をご覧になったお客さまが、仕上がりをとっても気に入ってくださり
別の工務店を通じて「我が家の仕上げはスイス漆喰で!」 というご指定をいただきました。
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ここからが今回ご紹介する施工事例です。
2015年1月、つくばの新興住宅地に建つ在来工法の2階建ての現場。
お施主さまを通じて、地元のマルミヤ木材さんの工事に参加させていただきました。
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実は、このお家のお施主さまご夫婦は さきほどの住宅展示場内の近所に住んでいらして、
ず~~とこのモデルハウスの外壁が気になっていて、「白さのヒミツを知りたい」 と
着工前の2014年夏にナチュラワイズのショールームを訪ねてこられてました。
いろいろご説明させていただき、ほかの材料も比較検討していただきながら
結果的に、汚れに強く、白さの衰えないカルクウォールに決めていただきました。
この日は、下地のモルタル塗り工事から1週間後の
スイス漆喰のパターン確認のお約束の日。
お客さまご夫婦、工務店の監督さんと社長さんが朝から立会いにお越しいただきました。
2枚のボードをご用意して、二人の仕上げ職人さん(江端職長、平野職長)が
それぞれ自慢のパターンをその場で塗り、ご覧いただきました。
できあがった見本パネルを本日施工予定の玄関脇の壁に立てました。
その家の環境を考慮して、塗りパターンをご提案していきます。
たとえば以下のようなポイント
1. 採光 =建物の方角によって一日の太陽の動きを考えます。
塗り壁は明かりの使い方次第で表情がグーッと引き立つので大事です。
2. 通風 = 風の通り道を考えて塗り方を考えます。
たとえば造成地の場合、風とともに運ばれてくる土埃などが付着しにくい仕上げ方にします。
3. 季節 = 四季を通じてその家の作りに合うように考えます。
雨の時期は乾きやすいように、冬の積雪の影響を受けないか・・・など。
パターンが決定したら3人がかりでカルクウォールを塗っていきます。
前日のうちに専用下地材塗りは完了してありますので、みるみる内に塗り上がっていきます。
キャットフェイスパターン仕上げ
材料を塗ったらローラーで模様をおこし、再び鏝で程よく押さえることで品良く仕上がります。
奥様が職人さんに話しかけています。
コミュニケーションとりながらお客さまの希望にこたえていきます。
工務店の監督・土子さんと宮内社長
お客さまの満足な様子に喜んでいただけました。
よっ 乙女左官・田原亜沙子さん! お施主さまご夫妻との 堂々の3ショット。
みんな晴れやかな笑顔です。
今度はこの家が
「何年たっても白さの変わらない 不思議な白いお家 」
としてうわさになることでしょう。
メインワークとリッチモンドの風。
こんにちは。 ナチュラワイズ 店長の八幡です。
久しぶりの更新ですが、さらっといっときます。(笑)
ここ最近の僕のメイン仕事は… 現場打ち合わせ と 現場パトロール
本体『八幡工業』の打ち合わせやパトロールも兼ねて動いてますので
大きな改修工事現場や、マンションリノベーション現場など様々です。
パトロールだから記録写真の撮影だってちゃんとこなしております。
ときにはお客様の背後から。 あるときは職人の背後から…
集合写真だってばっちりです。
あちらこちらと まわっていると 以前施工した現場付近を通ることも。
水道橋のリッチモンドホテルもそのひとつ。
一生懸命に施工したあの壁が
リッチモンドに『風』をもたらし
ハイソな空間に。
今後は、打ち合わせとパトロールに加えて『施工後見学』も業務に追加です。
「ひまわりの漆喰造形」がサインの保育園
八幡工業 ナチュラワイズ naturaY’s 営業・斎藤のレポートです。
埼玉県ふじみ野市 に建設中の
亀久保ひまわり保育園
定員120名のこどもたちのための保育園がもうすぐ完成します。
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八幡工業では昨年から打ち合わせに参加し、
2015年の正月明けから外壁の左官工事に携わらせていただきました。
仕上げの黄土色の顔料を調合した漆喰塗りが完了した状態
道路からもハッと目をひき、こころ弾むような「黄色いしっくい壁」
スイス漆喰のカルクファサードという材料で仕上げさせていただきました。
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設計・監理は一級建築士 荒木牧人さん
施工は株式会社 中原工業さん
この度、見学会を開催させて頂く運びとなりました。
お忙しい年度末の日時となりますが、ご都合がつきましたらぜひ見学頂き、
ご意見・ご感想を賜りたい次第です。
3/14(土)13:00-18:00
3/15(日)14:00-18:00
見学ご希望の方は荒木 araki@maao.jp まで
よろしくお願いいたします。
https://www.facebook.com/events/936080356402344/
木と漆喰でできたナチュラルな園舎、
木部にはリボス社の自然塗料も塗られ、
見どころはたくさ~~んありますが、
ここに注目!!
外壁に2か所 施した この園のサインとなる
「ひまわりの壁画造形」。
八幡工業ショールームとカフェを手掛けた
特殊ペイントチームなかよしシスターズが彫刻しフレスコの応用技法で描いてくれました。
姉妹で80センチ大の大輪のひまわりを 漆喰で彫刻中。
一日目は彫刻まで完成。
で、翌日絵付け塗装の仕上げです。
この園を象徴する「げんきで、あかるく、ホッとするような!!」
かわいらしくも、ちからづよいタッチが素敵です!!!
末永くこどもたち、近隣のみなさまに愛される施設となることでしょう。
親子のひまわりが完成!
作者のリカさんは、雪の舞う中の施工で頑張っていただきました。
寒さに耐えながらの仕上げ、ありがとうございました。
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