
2025年3月8日
家族の夢を実現 : 目黒区の新築二世帯住宅のスイス漆喰仕上げ
2024年夏の初め頃
これから作る 新築戸建て住宅をスイス漆喰で仕上げたいと
お客様からお問い合わせをいただきました。
葛飾のショールーム「ナチュラワイズ」にご来店
スイス漆喰・カルクウォールの壁に触れて、
あこがれていた住まいのイメージに近いと気に入っていただき、
仕上げ材への採用となりました。
*お陽様のあかりが「漆喰の壁」に【光の彫刻】をつくる
設計プランはご夫婦とお母さまが心地よく暮らせる二世帯住宅。
工務店の本工事スケジュールが確定し、
設備や取り付け家具の詳細も具体的になったタイミングで、
漆喰工事は「分離発注」、お客様との直接取引として進められることに決定。
*キッチンは 1階の親世帯と2階の子供世帯それぞれ
2025年 年明け
工務店の大工工事とクリーニングが終了し、
引き渡しが完了したタイミングで、
お客様と工務店監督さんが立ち会いのもと打ち合わせを実施。
漆喰工事の後に行うエアコン設置のスケジュールや引っ越しの日程調整をしました。
大工さんは、事前にお伝えしていた施工要領書に沿って
漆喰に適した下地作りにご協力いただきました。
窓周りのボードがくりぬいてあり、ひび割れを抑制してくれます。
ビスピッチも150㎜以下で実にしっかりした壁でありがたいです。
これで安心して 左官工事に入ることができます。
確かな技術ときめ細やかな配慮:漆喰工事のスタート
施工範囲は 1階のLDK
2階の LDK と 寝室 壁・天井 あわせて125㎡
漆喰工事はベテラン職人、白井が担当。
2025年 2月
工事初日にはお客様と床や建具に傷がないか丁寧にチェックしたのち
床養生を行いました。
ちょっとした床の傷をみつけました。
これは後程リペア補修していただくことになります。
チェックが済んだところで
床全体にプラベニヤを敷き、(傷予防)
さらにブルーシートで全体をカバー養生します。(汚れ防止)
※床のW養生
※窓・扉・家具などマスキング養生
その後、事前に準備した下塗り済みの石膏ボードに漆喰を塗り、
パターンをお客様に確認いただきました。
※塗り見本
その場でリクエストに対応しながら、理想の仕上がりを追求します。
このような直接のやり取りは、職人とお客様の信頼関係を築く大切な時間でもあります。
担当職人とのコミュニケーションを通じて、顔が見える安心感を提供できることに、
私たちも嬉しさを感じます。
照明の下でイメージを確認:暮らしを想像しながらの施工
日中のイメージは塗り板を窓の光に移動させて確認。
夜のイメージは照明をつけて確認します。
*キッチン 下がり壁から ほんのりと天井を照らすライト。
このような照明のテストが可能な状況は、新築時の施工では珍しく、
仕上がりイメージを具体化するうえで非常に役立ちます。
*天井 ダウンライトまわり
職人もお客様の暮らしを想像しやすい空間で作業できることを喜んでいました。
*窓 電動ブラインド
こうして漆喰工事はお客様の理想に近づきながら進行。
今回の工事期間はおよそ2週間
お客様は 週に一度くらい訪れて 仕事を確認していただき
そのたびに満足して「楽しみにしています」 とおっしゃっていました。
*パテ処理の様子
漆喰塗りは 左官職人が手と道具で仕上げる伝統の技です。
*LDK 照明スイッチまわり
ぜひ、天然素材・漆喰のテクスチャーと 職人の手作りの温かさを味わってください。
*完成した 住まい 漆喰の壁ににあたたかい春の日差しが差し込む。
お客様ご家族は、仕上がり具合を気に入ってくださり
「おかげさまで明るくて居心地の良い空間になりました。
スイス漆喰の仕上がりがとても素晴らしく、
陽光の具合で壁や天井の雰囲気に微妙な変化があり、
家の中にいても少し外の気配を感じられるような気がしています。
工事中も職人さんの丁寧な対応や、
細かいリクエストへの柔軟な対応に感謝しています。」
・・・と喜びの声を頂戴しました。
*後日、引っ越しが終わりお客様から写真が3枚届きました。
※ 1.ピアノとスイス漆喰
※ 2.時計とスイス漆喰
※ 3.インテリアとスイス漆喰
「漆喰愛」が伝わるすてきな写真をありがとうございました。
充実した住まいで、ご家族のみなさま どうぞ末永くお幸せにお過ごしください。
*日本人が感じる「陰翳礼賛」は
漆喰左官仕上げの光のコントラストにあるのだと思う。
・・・・八幡工業 営業担当 斎藤が現場レポートさせていただきました。
私たち有限会社八幡工業・ナチュラワイズは、ただの施工ではなく、
お客様の「想い」を形にするお手伝いをさせていただいています。
もっともっと、スイス漆喰カルクウォールの施工事例はこちら!!
https://www.naturalwall.jp/build
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