
2015年 6月
ボロボロ落ちてくる和室の壁は・・・
築30年以上の住宅の和室などで
こんな古い壁を良く見かけると思います。
リフォームのお問い合わせで多いのが、
1、さわると砂みたいなものがボロボロ落ちてくる
2、汚れがついて染みがとれない ・・・などなど
茶色とか浅黄色とかアースカラーの土壁。
「京壁(きょうかべ)」または「じゅらく壁」とも呼ばれています。
このような壁は調湿機能、消臭効果もあり丈夫な「しっくい壁」に塗り替えできます。
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くわしいリフォームの方法はこちらをごらんください。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=12564
今回、お施主さまから明るい色あいにかえてほしいというご要望を受け
スイス漆喰 カルクウォールに顔料ウラの黄土色を入れ調合しました。
さらに、京壁調仕上げにするため 細かい粒子のみじん砂を混ぜ込みました。
新しく漆喰を塗れば、丈夫で長持ちなので
風通しが良い環境で、適度にお手入れをしていただければ
次の世代へと大切に住み継ぐことができます。
【 Before 】 (工事前)
【 After 】 明るくきれいに仕上がりました
【 Before 】 (工事前)⇒⇒⇒ 【 After 】 ボロボロ落ちる心配から解消されました。
今後何十年と可愛がりたくなる家にしたいなら漆喰ですね。
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塗り壁のプロからの提案
「京壁」 から家族にやさしい「しっくい壁」へ!
また、塗り壁はDIYでも出来るリフォームです。
八幡工業のショールーム、ナチュラワイズでは漆喰の塗り体験ができます。
「塗り壁ワークショップ」の特設ページをごらんください。
https://www.naturalwall.jp/workshop
海の香りがする壁。※
今日は、あたらしい材料を使った表現をご紹介します。
バリ島からやってきた「タラソミックス」
タラソの語源は、ギリシャ語の「海」を意味する
「タラッサ,θαλασσα,thalassa」。
「タラソミックス」は、その名が表すように
珊瑚や貝殻、トラバーチン系の石灰質岩などを主成分としています。
自然素材ならではの柔らかな風合いとマットな質感、
今までの研ぎ出しと違い、吸水性があるところが最大の特長。
というわけで、この特長を活かして
蛍石のさざれ石や鮑の貝殻を散らしたコースターを作ってみました。
早速、ショールームのお客さまに
お茶をお出しするときに使っていますが、
毎回、テーブルで話題にのぼり
特に女性のみなさまから ご好評を得ています。
また、蛍石や鮑貝の散らし方で、お客さまのお好みに合わせた
いろいろな表現も可能。
ご興味をもたれた方は、ぜひショールームまで。
実際に手で触れて、その質感を確かめたり、
近くでじっくり見られると、よりその魅力が実感できます。
※ タイトルの「海の香り」は、あくまでも雰囲気を表現したもので
実際に仕上がったものから磯の香りなどはいたしません。
モルタル造形としっくいの壁
先日、ブログでお伝えしたルピナスハウス様の モルタル造形の施工例をご覧いただいたお客様.
SunY’s カフェにお茶を飲みにこられて、店内のレンガ造形も気に入ってくださったようで
「八幡さん、うちの玄関にもかっこいいの作って!」 と、リクエストをいただきました。
ちょうど工事中の現場に、なにかワンポイントほしいなと思っていらしたようで
さっそくお伺いして、写真を撮ってパースのイラストイメージをおこしました。
イメージがお気に召したようで さっそく工事に入らせていただきました。
八幡工業の特殊造形班 岡田君が出動。
先に、正面奥の棚部分に造形を施して そののち、ホール天井・左右の壁を漆喰で仕上げます。
棚板は大工さんに木で作っていただいたものを アスファルトフェルトで防水処理し、
ラス網をまわしてから 造形用モルタルを塗りつけ彫刻していきます。
造形に使う道具を見せてもらいました。 大小ブラシと彫刻用のナイフなどを器用に使い分けます。
棚板は石調仕上げ、 中心の柱はブリックタイルのアメリカ積みです。
短時間で異素材をひとりで制作できるというのも造形ならではの魅力。
最後にエイジング塗装で色付けをして完成です。
白系のブリックと少し黒い石のコントラストが効いてます。
塗り壁ワークショップが活況です。
4月、新年度に合わせ「塗り壁ワークショップ」の特設ページをリニューアルしました。
https://www.naturalwall.jp/workshop
おかげさまで塗り壁体験のお申し込みをいただいています。
この日は神奈川からご夫婦でご参加。
日曜大工と家庭菜園がご趣味というおふたり。
しっくいをさわってみたくて、とショールームにいらっしゃいました。
養生のテープの貼り方をレクチャーしたら、さっそく実践です。
ポイントは慎重かつ、丁寧に!
貼る順番と上手な貼り方が仕上がりの良し悪しを左右します。
鏝板と鏝をお渡しして、こて返しの練習をしたら
ひとり一枚のパネルを塗っていきます。
完成記念に仲良くパチリ!
「塗り壁ワークショップ」は、所要時間およそ2時間。
平らに塗るのはむずかしいな~とおっしゃっていましたが、
パターンで自由な模様がつけられるのを知ると、
これなら出来そうだな、と納得していただけました。
このように「塗り壁ワークショップ」では、
みなさんにしっかり自信をつけてDIYにのぞんでいただけるように応援します。
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この日は親子3人でご参加いただきました。
昨年のワークカフェイベントでご来店いただきたのが縁で
ご自宅をリフォーム計画中ということでお申込みいただきました。
漆喰塗りは今回がはじめてということでしたが、
「DIYが大好き」 というみなさんだけあってすぐにコツをおぼえていただきました。
ある程度、壁を塗ったところで
みなさんには模様つけを楽しんでいただきました。
最後に、自分たちで塗った壁を剥がしていただきました。
これは、1㎡あたりどのくらいの材料が必要であったかを知っていただき
また、その重量をご自身で実感していただきたいという意図がありました。
体験会のあと、偶然にもワークカフェのなつかしい顔がそろいました。
おなじみOne’s Worksの田村美奈子さんとおいしいご飯のmamさん。
サプライズな再開に大喜びのスタッフ一同
このあと、カフェSunY’s でゆったりランチタイムを過ごしていただきました。
こんな出会いも楽しみな 「塗り壁ワークショップ」ご参加お待ちしています。
(撮影とブログへの掲載は参加者されたみなさまの許可を得ています。)
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