
施工例
窓ガラスの縁にも漆喰が!
こんにちは ナチュラワイズの清水です
暖かい陽気に誘われて移転に揺れる築地に行ってきました
いつもは土曜日に行くのですが珍しく1/30月曜日の出撃です
平日ながらお客さんで賑わっている築地はとても活気があり
移転しても < 遊びに行きたいスポット > の1つに認定です(^^)
数日前に友人から「築地本願寺で待ってます」と連絡を貰いましたが
実は築地本願寺の中に入るのは初めてだったのでドキドキでした
(一般人が入っても良いの?って感じで・・・)
門を入ると・・・お堂がバーン!もしや・・・あれは・・・漆喰?
なにやら色々と装飾がされていて圧巻です
そして本堂の中にも漆喰が色々!天井の装飾すごいですね
築地本願寺の中にはボランティアで中を案内してくれる人がいるのですが
その人のお話によると「窓ガラスの縁も漆喰なんですよ」と言うではありませんか
まさかこんな所にも漆喰が塗られているとは驚きです!
昔は普通だったんでしょうか?
漆喰は知れば知るほど色々な所に使われているのですね(^^)
皆さんも築地にお立寄りの際は築地本願寺の漆喰を見てみてはいかがでしょうか♪
お出かけレポート(築地本願寺編)
オプションで自然素材の塗り壁にチェンジ!!(建売り編) 後編
前回に引続き本日も葛飾区のO様邸におじゃましました
前回の様子 → https://www.naturalwall.jp/?p=3285
今日はとても冷たい北風が吹き荒れて外は凍るような寒さですが
このお宅は日当たりも良く窓を閉めるとぽかぽかと暖かかったです
アク止め処理 → 下地塗り → [ 天然スイス漆喰(カルクウォール)] 仕上げも済み
土日の乾燥養生期間を経て、お施主様へのお引渡しとなりました。
施主様は「とても綺麗な仕上がりで、うれしいです」と
部屋全体が清潔な白に統一されているお部屋をごらん頂き大変喜んでいただけました
( O様邸は建売住宅の 引越し前のオプションの工事依頼です。
施工箇所1階のキッチン・リビング・和室にはすでにビニールクロスが貼られていますが、
その上から[ 天然スイス漆喰(カルクウォール)] を塗って欲しいと言うご希望でした)
完成した和室
そしてリビングルーム
遠目だとよく判りませんが アップにすると・・・
出隅の角部分もきれいに塗り仕上ています。
スイス漆喰だからこそできる独自のテクスチュアーな感じがとても引き立っていますね
(この模様は施主様が現場の職人とパターンを確認しながら進めていきました)
・・・・・・・・・
仕上がり確認後、
取り外してあったコンセント類も取り付けを済ませました
今回はこれで終了~っと思いきや!
・・・キッチンはなにやら遊び心をお考えのようです
そしてお庭や外壁・・・
まだまだ続きがあるようで次回にはどう変わっているのか乞うご期待です!
お庭の「チョイ変え」は、 葛飾のヤワタにおまかせあれ !!
よく現場で聞かれます。『あなたの会社はどこ?』
八幡工業のホームグラウンドは葛飾区なので
「寅さんのふるさとです!!」 と、わかりやすく答えます。
『あ~ 「男はつらいよ」のお団子やさんのあるとこね。』
と、日本全国だいたいわかってくれます。
今日のお話は、その地元・葛飾の工事のご報告です。
正確に言うと 会社は葛飾区の西水元なので、
「寅さん」のふるさと葛飾・柴又とは少し離れているのですが
寅さんに描かれているように職人さんが多く暮らしている町です。
さて、無理くりな つながりですが、
今回のお宅はそんな自動車整備の職人さんであるご主人のO様邸。
一年前に建て売りで購入されたお家の庭のリフォームを依頼されました。
『 この芝生を取って自転車を置ける床にしてほしい。』
というリクエストにお答えしました。
※ では順を追って工事の流れをお見せします。
まずは芝生のあるお庭のフェンスを一部撤去して、植木の針葉樹を3本抜きました。
そして、自転車が乗り入れやすく 境界のブロックを壊します。
あれ!? 社長さん?
やっぱり 八幡社長です。
生涯現役!! 一職人です。
腰が痛いとといいながらも がんばって働く えらい社長です。
スコップで15センチくらい土をおこしています。
掘り返した土をダンプに積むと山盛りです。
結構な量の残土になるのが不思議。
これを処分場に捨てに行き本日はここまで。
翌日、砕石を敷き詰め ランマーという機械で転圧をかけます。
そのあと、ワイヤーメッシュを敷き込みます。
これひび割れ防止です。
緑のテープは生コン打設の際の 目安の墨出し
ちなみに、これは芝生との境界。
奥に生コンが流れないように土留めのブロックを積み、
フェンスを付け替えた様子です。
さすが、左官屋 ちゃんと鏝で表面をきれいに仕上げていますね。
翌朝、生コン車が到着。
さあスタンバイOK!! ってここでも社長~。
生コン投入
手前は、これ以上流れないように 板で止めます。
コンクリート打設完了。
流した量は1立米ほど、30分程度で終了。
生コンを均すのに大忙しで、社長が鏝で押さえているところ撮り忘れました・・
その日の夜。
雨が降ってきたのでパトロール、シートをかけ流れないことを祈ります。
翌朝、シートを外したら お~セーフでした。
新たに作ったブロックの部分にはもともとの土台にあわせて
クリーム色のジョリパットを塗って仕上げます。
乾いたら 土を埋めもどし芝生をはります。
完成しました。
雨の水が溜まらないように手前に向けて勾配をつけてあります。
最後に水を流して しっかり確認しました。
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【 まとめ 】
お庭の「チョイ変え」は、 ヤワタにおまかせあれ !!
八幡工業は 左官屋ですが、壁だけじゃなく 外構工事も承ります。
こんな風にちょっとした 土間でも結構ですので、
なにか暮らしで不便だな~~
ここ、こうしたら便利になるのにな・・・。
というところがありましたら どうぞお気軽に ご相談ください。
細かいところまで 気を配って、かならずや みなさまのご満足いただける
いい仕事させていただきますよ~。 (ナチュラワイズ営業・斎藤より)
(有)八幡工業 Natura Y’s(ナチュラワイズ)
〒125-0031 東京都葛飾区西水元 2-11-17
TEL 03-5876-3375
左官屋がお風呂をつくるとこうなる(後編)
ラグジュアリーなベッドルームの窓から見えるのは
滝の流れる せせらぎのあるガーデンルーム。
これが2階の バルコニー って信じられます?
※ 完成記念
今回の施主M様(左)と 工事を担当した八幡専務です。
というわけで、八幡工業の左官&造形&特殊塗装チームによる
葛飾の個人宅、浴室 リフォームの後編です。
前編は こちら https://www.naturalwall.jp/?p=3247
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● 工事前 ビフォアー
壁面はタイル貼りの バルコニーでした。
完成予定は、がらっと変わり 大理石調マーブルの石層になります。
壁の前にまずは床工事から。
既存の床を石張りにするため カチオンを塗って下地作り。
ブロックを並べていきます。
施主様のデザイン:花壇のなかに流れる川のせせらぎのイメージ。
今回の工事では 建築関係のお仕事をされている
施主様も自ら参加しておおいに腕を振るってくださいました。
壁面にはラス網をとりつけ、モルタルで下地作り。
白セメントで中塗りをとります。
花壇には防水処理を施します。
そしてこのコーナーには
なにやら石のオブジェ
ブロックから石積み調に造形して+ベースの着色をしています。
並行してアーチも石積みに造形。
本当に積んだようにしか見えませんね。
あら、いつの間にか壁の特殊造形モルタル仕上げが終わり
造形チームから ペイントチームによる
エイジング塗装仕上げに入っています。
今回の特殊塗装は3名のベテランガールズチームが担当。
壁はサハラの地層のような大理石調のマーブル仕上げ、
アーチは固そうな カラフルな自然石調 石積み。
この塗装班のチームワークの面白いところ!
時折、ひとりが塗った箇所を別のひとが塗り足したり・・・
かと思えば大胆に大きくグラデーションをかけたり・・・
お互いの完成で刺激し合いながら完成を目指していきます。
しかし、よくケンカしないで仲良くできるものだと感心しました(笑)。
ジャジャ~ン、完成しました!!
床の石の色合いとの調和もいいですね。
アーチのわきのコーナーの石
実は 滝なんです。
上の滝口から湧き水が石のすき間を伝い
ちょろちょろと音をたて流れていくさまが
なんとも 心地よいです。
花壇の感じ
施主様お気に入りこの角度、壁と植物。
わ~破裂しそう!!
こんなお茶目な蛇口も!!!
奥のジャグジーでゆったりお湯に浸かったあとは
こちらで空中庭園をながめながらシャンパンをいただく。
あ~~うらやましい限りのドリームバスです。
創造性にあふれた 楽しさいっぱいの
造形+左官の現場の施工例のご紹介でした。
左官屋がお風呂をつくるとこうなる(前編)
八幡工業の左官&造形&特殊塗装チームによる
葛飾の個人宅、浴室 リフォームがどうどう完成しました。
つくったのは、ジャグジーバスのある空間です。
うわ~~泡立ってますね~~~
ここにザブ~~ンと浸かったら、さぞかし気持ちイイでしょうね~~~
ハリウッド映画のように、シャンパンが似合います。
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さて、ビフォアーです。
これが 工事前、FRPのバスタブを設置した状態です。
そして アフター!!
そう、バスタブごと まるっと つるっと
左官材料でくるんで仕上げたのです。
しかも 窓からお隣の屋根が見える、ここは2階なのです。
さて、後ろに見えるオブジェは
施主の大好きな趣味「フィッシイング」のイメージ
(実は、パイプと設備配線等を隠すためのスペースなのです)
「釣り針と魚と波」
をかたどったオリジナルデザインにさせていただきました。
カメラににっこりしているのが デザインした吉彦専務です。
(オーナーにお誘いを受け、いっしょに釣り船で海釣りに
いったときの思い出を込めたそうです。)
製作中の様子をちらっと紹介
まわりはブロックを積み、ベースをつくりました。
このあとモルタルを塗り付け成型します。
そこに 「タラソミックス」 をバリ島の伝統左官工法で仕上げ
ひたすら磨き続けます。
そうすると、このようにまるで大理石の肌のようにつるすべになって、
なめらかで優しい質感はとても女性的な印象です。
湯船につかって腕を伸ばした時のなんともここちよい感触になるのです。
※最後に専用のトップコートをかけて表面をしっかり保護
…………………………
「タラソミックス」
水回りに使える タラソミックスの研ぎ出し仕上げ材料。
海洋性のエネルギーを持つ珊瑚や貝殻と
トラバーチン系の素材のナチュラルな左官材です。
詳しい情報は 販売代理店 ファンガレージの特設ページをご覧ください。
https://fungarage-thalassomix.storeinfo.jp/
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後半は、これだけじゃない
ジャングルクルーズ気分になれる!!!???
リゾートのテラス をご紹介します。
ラグジュアリーなベッドルームの窓から見えるのは
滝の流れる せせらぎのあるガーデンルーム。
これが2階の バルコニー って信じられます?
というわけで、次回もどうぞお楽しみに。
後半 ⇒ https://www.naturalwall.jp/?p=3248
まるで地中海な白壁のレストラン「フォーカス」
再開発中の田町駅東口
ここに、地中海風な白壁と大きな丸窓が印象的な
レストラン「フォーカス」さんが2016年 11月 OPEN しました。
店内の壁・天井は地中海風な白壁に施工させていただきました。
すべてスイス漆喰「カルクウォール」による左官仕上げ。
施主の指示は優しさと柔らかさを出してほしいということで
各所は可能な限り曲線のみで構成されています。
このように、照明も壁と一体化してまあるく塗り込みました。
担当した職人さんによると
施主様の注文は、「きれいにしすぎてはダメ!」
こういった局面仕上げの場合
通常はRにあわせた鏝をいくつか用意して
つるつるきれいに仕上げるところ
今回のリクエストは「ラフタッチが大好き」ということ。
ですので初心者の方が初めて鏝をにぎって塗ったような
「フリーハンドながらも一定のリズムで全体を納めていく」
のに苦心したそうです。
トイレのなかのここだけ!
「赤い壁にしてほしい。」
でお答えしたのがこのビビッドな
天然顔料によるルージュ(rouge)磨き仕上げです。
・・・・・・・・・・・・・
【 おまけ 】
さて、最後に左官屋目線の種明かしです。
実はこのお店 リフォーム物件だったのでした。
躯体面、コンパネ下地、GLはがし、ブロック、石膏ボード
・・・とあらゆる種類の下地をひとつにまとめるのが
今回の左官工事のもう一つの課題でした。
※ Before 工事前 R部分の軽量鉄骨に注目。
※ After この変身っぷり、すごいでしょ(笑)
※ Before 工事前 こんな下地でも・・・
※After このようなうっとりするような
きれいな仕上がりになるんですね。
もちろん大工さんも下地作りでご苦労されたかと思いますが
左官の技術力を取り入れることで
このように不可能かも・・・が可能になります!
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【 店舗情報 】
グランドカフェ&パブ「フォーカス」
港区芝浦3-2-29
03-6809-6300
11:30~23:00
自然素材・天然漆喰で囲まれた空気のきれいな空間は
さぞかし お料理やお酒の味も格別なことでしょう。
おひとりでも友人やご家族と一緒でも
それぞれに楽しくくつろげそうな雰囲気ですね。
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
ランチ(テイクアウト1,080円~/イートイン1,750円~)
ティータイム(ケーキセット1,080円~)
ディナー(フード760円~、ビール650円~)
グランドカフェ&パブ「フォーカス」
地層の壁を左官でつくる
依頼された完成イメージ図
これは、2016年10月に東京都墨田区内に完成する
株式会社 丸昭 (MARUSHO LTD.) さまの
新社屋の顔となるエントランスのおおきな壁です。
上部はアースカラーの地層を切り取ったかのような壁、
下のガラスのショーケースには皮革製品の商品が陳列されるというもの。
施工に先立ってサンプルを作成します。
50㎝角の見本を何種類かお作りし、
微妙な テクスチャーのニュアンスや色合いを確認していただきます。
造形班が作成したのち、塗装担当が色をつけるという手のかかったサンプルです。
方向性が定まったところで施工。
まずは、コンクリート躯体面に 墨打ち
プライマーで下地処理を施したのち
発泡スチロールの切り文字を貼り付け
文字の高さまで造形用モルタルを塗ります。
塗り付けが終わったところで、地層を成型していきます。
文字の周りは特に慎重に彫刻していきます。
モルタルがしっかり乾燥したのを確認して
切り文字は取り除きます。
ここまでが左官のしごと
ここからは エイジング塗装の専門家にバトンを渡します。
刷毛で色を塗っては滲ませ、ぼかし、また塗ってを何度もくりかえし
全体のバランスを確認しながら整えていく、センスと根気のいる仕事です。
そして
エイジング塗装が仕上がりました。
後日、ショーケースが取り付けられたと聞き
あらためて完成写真を撮影に伺いました。
あたかも元々そこに石があり、石工職人が鑿(のみ)とハンマーで彫ったような壁
照明に浮かび上がった文字が重厚なサインとなっています。
株式会社 丸昭 (MARUSHO LTD.)
http://www.hikakuseizo-marusho.co.jp/
保育園の擬木の手洗い場が完成
葛飾区内の保育園からご依頼の
八幡工業ならではの 「左官の技術」 で施工させていただいた
園庭のあたらしい手洗い場が完成しました。
リアルな擬木の造形と、自然素材の鏝塗りで仕上げられた手洗い。
白い壁に埋め込まれた色ガラスは園児と先生の共同作です。
洗い場は 大小2面あって
おおきな方は シャワーヘッド付きの足洗い場
土遊び、砂遊びを存分に楽しんだこどもたち
ここで足を洗ったら、そのまま裸足でウッドデッキ から教室に入れる仕様です。
デザインと現場管理は
葛飾・四ツ木にある オーケイホームズの向山さん
そしてこちらの面は手洗い専用
どうです!!
子どもたち、手洗い、足洗いが 大好きになることでしょう~ ♪♪
見せ場jは たちあがり部分の枕木をかたどった
木調のモルタル造形。
錆びかかった金属のビスももちろん造形。
本物以上に「木」 、なのに腐らない、反らない、丈夫で長持ちです。
縦に打ち込まれた 鎹 (かすがい)
金属製で 「コ」 の字の形の釘が リアルです。
工事はこのようにコンクリートブロックを立てるところから始まりました。
左官は下地から仕上げまで、長塚主任が責任施工させていただきました。
事前に設備屋さんが 水道の工事、排水管の敷設などやってくれています。
出っ張り角のないカーブが こどもたちにやさしいデザインです。
ブロックの上からモルタルで中塗りをしました。
床部分の排水がスムーズにながれるように
目皿(排水溝)にむかって水勾配をとっているところ。
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仕上げは バリの砂タラソと白セメントをミックスした
材料で鏝塗り仕上げ。
仕上げの日
台風がいくつも日本を上陸し、ようやく晴れた日を待ちました。
この日は2人がかり、現場調合していっきに仕上げます。
ひとりがシーラーを塗りながら、少しずつ塗り付け
もうひとりが乾き具合をみながら鏝でおさえていきます。
そして、メインイベント!!!!
完全に乾ききる前に
先生とこどもたち参加による 色ガラスの埋め込み作業。
順番待ちで20人ほどのお子さんたちが参加してくれました。
みんな、じょうずに入れられました。
最後は先生たち総出で仕上げていただき、みんな夢中になっていました。
後日、しっかり乾燥したのち 機械で研ぎ出すと
花火が浮かび上がってきました ♪
撥水材でトップコートをかけてフィニッシュ。
白いタラソの壁には シランコートを浸透させ
造形のモルタル着色面にはAGクリアーを塗布。
そして完成ひきわたし
『 いつまでも、こどもたちの記憶に残る 洗い場になりました。』
と、園長先生、たいへん喜んでくださいました。
こちらこそ、特別仕立てな 「べっぴんさん !」 に携わらせていただき
ありがとうございました。
※ べっぴん 「 別品」 「普通の品物とは違う特別なもの」 の意味
しっくい塗り壁リフォームですこやかに。(塗り壁編)
しっくい塗り壁リフォームでお幸せに!(+造形編)
https://www.naturalwall.jp/?p=3153
でご紹介した、葛飾 K 様邸の後半・しっくい塗り壁編です。
こちらでは村樫石灰の 「マリンライム」 という漆喰が採用。
工事に先立って、ナチュラワイズにご来店して
実際にさまざまな漆喰を塗り比べていただき、
仕上がりの肌触りとマットな質感が気に入って
国産の漆喰を使いたいという施主様の希望が決め手になりました。
なぜ漆喰にこだわるのですか?
と 理由をうかがうと、
実は、・・・・ 2歳のお子様は赤ちゃんのときから少しお体が弱く、
元気なときには保育園に行くのを楽しみにしているのですが、
ときおりお医者様に通院しなくてはいけない日もあるというお話。
そんな子供さんが少しでも快適に暮らせるように
しっくいの機能でお部屋を快適・安全な環境にしてあげたいのだという。
また、奥様のアレルギー体質の改善も期待しているとのことでした。
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では、
【 工事の様子をご覧ください 】
ビフォー
希望 : 家族で過ごす時間が多い
リビングダイニングの壁と天井をビニールクロスから「漆喰」 にしたい!
クロスを剥がし、アク止めシーラーを塗って
下地を処理したのち、漆喰鏝塗りで仕上げました。
実は、お施主様には事前に
クロスの汚れ洗浄およびタッカー留めをしていただき
巾木取り付けもしていただきました。
さらに、塗り壁のお手伝いや床のクッションフロアー敷きなど
様々な場面でDIY体験を楽しみながら いっしょに作っていただきました。
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アフター
ビニールクロスはしっくい壁になり、
カウンターを囲む壁は造形で石積みをワンポイントプラス。
白壁には神棚が祀られて、じつに神々しいまでのリビングが完成。
最後に神棚を設置している様子
お家に魂が入りました!!
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施主様の手書きの変更プラン ♪
ビフォー
古い洗面台を撤去して !
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アフター
コンパクトタイプの流し台に変えたい。
そして洗濯機を並べて使いたい。
はい、ぴったりサイズです。
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ビフォー
便所と洗面所の仕切りをなくして・・・
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アフター
ドアなしで広々と使えるトイレ・脱衣場にしたい。
トイレドア部分は便利な収納に変身しました♪
上段は向こうからも 出し入れできる仕様です。
※ 収納内は、お施主様による塗り壁仕上げなんですよ♪
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工事期間 およそ2週間 を振り返ると、いろいろありました。
とにかく最初にみんなで話し合ったのは
「お子様のからだのことを第一に考えて工事をしましょう! 」 ということで
期間中、子どもさんの体調にあわせ、ご夫婦のお仕事の調整にそって
また、台風による天候によって工程を組みなおしたりしましたが
電気屋さん、水道屋さん、大工さんには チーム一丸となって
柔軟に対応していただき、無事完了できましたことは ほんとに感謝です。
きれいになったお部屋で、
奥様 あたらしい神棚に参拝するの図。
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最後に 完成、お引き渡しののち
ご夫婦からいただきました お礼の 「 おことば 」 をご紹介させていただきます。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今回の我が家のリフォーム工事では、ほんとうにお世話になりました。
あらためて 我が子の強さを信じ、私たちも今出来ることを楽しくさせていただいてます。
リフォーム作業の参加は良い思い出ともに、本当に楽しくて楽しくて♪
空気が爽やかな心地よい漆喰のリフォームをしていただき、
素敵な神棚にお社、神様の迎い入れる準備もし、
我が子が元気に成長できること、幸せになれること間違えなしです。
ナチュラワイズの方々に携わっていただけ、本当に幸せです。
私たちは運が良いなぁ〜。
ありがたいです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
こちらこそありがとうございました。
末永く すこやかで 家族仲良くおすごしください。
八幡工業・ナチュラワイズ 一同
しっくい塗り壁リフォームでお幸せに!(+造形編)
いきなりですが、完成写真です。
ビニールクロスはしっくい壁になり、
カウンターを囲む壁は造形で石積みをワンポイントプラス。
白壁には神棚が祀られて、じつに神々しいまでのリビングになっています。
今回ご紹介させていただきますは 地元・葛飾のマンションに暮らす
ご夫婦とお子様ひとりのK様ファミリーのリフォーム事例。
2 回に わけてお伝えします。
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2016年夏、
購入した中古マンションのリフォームのご相談をしに
ナチュラワイズにお越しいただきました。
ご夫婦はふたりともDIYが大好き! ということで
うまく塗れたら引っ越しまえに工事したいのです、と。
まずは塗り壁体験をしてみたいとご予約いただきました。
この日は、スイス漆喰と日本の漆喰
両方を比較したいというご希望で塗り壁体験に挑戦。
何種類か試し塗りをして
最終的に村樫の 「マリンライム」 という漆喰に決定しました。
仕上がりの肌触りとマットな質感がよく
国産の漆喰を使いたいという希望が決め手になりました。
なぜ漆喰にこだわるのですか?
と 理由をうかがうと、
実は、・・・・ 2歳のお子様は赤ちゃんのときから少しお体が弱く、
元気なときには保育園に行くのを楽しみにしているのですが、
ときおりお医者様に通院しなくてはいけない日もあるというお話。
そんな子供さんが少しでも快適に暮らせるように
しっくいの機能でお部屋を快適・安全な環境にしてあげたいのだという。
また、奥様のアレルギー体質の改善も期待しているとのことでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
工事の概要を整理すると
1. 家族で過ごす時間が多いリビングダイニングの壁と天井を漆喰にしたい。
2. 古い洗面台を撤去して コンパクトタイプの流し台に変えたい。
そして洗濯機を並べて使いたい。
3. 便所と洗面所の仕切りをなくして、ドアなしで広々と使える脱衣場にしたい。
トイレをタンクレスのウォシュレットにして、今のトイレドア部分は収納にしたい。
これらに伴う、大工および電気・水道工事をコーディネートしてください。
・・・・・ というもの。
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後日、大工さん、電気屋さんとともに 実際に現場でお打合せさせていただきました。
課題、このおおきな洗面台を処分したら、洗濯機を設置できるのか。
課題、トイレの使い方を今とまったくちがう形にシフトできるのか。
課題、奥の躯体面はクロスをうまくきれいにはがせるのか。
課題、このカウンターの石調 壁紙のインパクトをどうしたものか・・。
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お施主様は 、ナチュラワイズのショールームの
漆喰の仕上がり感、造形の面白さにも注目してくださっていたので
このカウンターは思い切って石を積み重ねた造形にしてはいかがでしょうか。
たとえば こんな雰囲気ではいかがでしょうか。
・・・ と思い切ってご提案させていただいたところ
「 わ~~ おもしろそう。 ぜひやってみてください。たのしみにしています。」
では、期待に応えてもらうべく ナチュラワイズの造形チームの登場。
モルタル彫刻 といえば! 長塚主任の登場です!!
いきなりフリーハンドでザクザクと下絵
あとから相方・田原亜沙子さんが盛り上げていきます。
そして形を整え、ひとつひとつの石の模様、テクスチャーをアレンジしていきます。
長塚主任は若いころ、造園の仕事についていたので
そのころの知識と経験をいかして、自然の息吹を吹き込んでいきます。
川原で水に洗われ角がとれた、丸石積みのやさしい感じがいいですね~~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
乾燥期間をおいたのち、ぺインターチームにバトンタッチ。
カフェ サンワイズのかわいいペイントでもおなじみの
特殊塗装専門の奈々さんが色付けしてきます。
今回は 漆喰の白い空間にあわせ
全体にトーンは明るめの白石にしてもらいました。
色がのったところで乾燥させ、全面にトップコートをかけます。
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絞り器にいれた材料を ギュ~
目地を詰めてたら、品よくならして ようやく完成です。
今回は、ここまで。
本物の石を使ったら 材料費・運搬費 もさることながら
職人さんの人数、日数もかかるところ
モルタル特殊造形を活用することで、
コストを抑えつつも希望のイメージに作ることができるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回このつづきの、洗面所 と トイレのこと
そしてお施主様も ご協力・参加していただいた
漆喰壁仕上げ編となります。
https://www.naturalwall.jp/?p=3174
こちらもあわせてご覧ください。
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