カルクウォールのアレコレ
葛飾でスイス漆喰! の仲間がふえました。
子育て世代の注文住宅専門店!!
先日、四つ木にある 有限会社オーケイホームズさんの
本社ショールームで「天然スイス漆喰の施工イベント」を開催。
DIYのサポートをしてまいりました。
太田社長と施工管理の向山様、
今年4月にナチュラワイズの施工セミナーに御参加いただき
カルクウォールにたいへん興味をもってくださいました。
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そしてまずは自分たちでショールームを塗ってみようと
この企画がたちあがり、社長の鶴のひと声で材料採用が決定!
ハイスピードでの今回のリフォーム工事とあいなりました。
*工事前の様子
正面壁は吸音材のパンチングボード
残り3面がビニールクロスの壁です。
今回は右の壁面(青いクロス)以外の壁を施工します。
朝一番に太田社長がパターン確認中。
(ちなみに、事前に既存のクロスをタッカーで留め、アク止めシーラー処理を施した後
前日にミネラル下地材までDIYで施工していただいています。)
入り口からすぐ目にとび込むこの壁は施工管理の向山さんが
オリジナルのワイパーパターンで仕上げています。
ナチュラワイズのショールームで一回練習しただけで
この日がいきなりの本番!
(ご自分でも 「はじめてでもうまくいった!」と驚いていましたが)
なかなかの鏝さばき、さすがです。
太田社長の
「カルクウォールならではの、いろんな表情のちがいを塗りわけしてほしい」
というリクエストにおこたえしてインストラクター斎藤がお作りしたのは
↓ ↓ おおきな壁の、キャットフェイス仕上げ
(鏝で塗ったあとローラーで模様をおこし、さらにやさしくヘッドカット)
そして、ニッチの棚の中は刷毛引き仕上げ ↑ ↑
↑ ↑ 正面足元の部分は櫛引き仕上げにしてみました。
このようにパターンに変化をつけながらも、けっしてガチャガチャとうるさく見えないのは
天然漆喰による白い壁の特性といえます。
途中、お客さまも何人か見学に来てくださいました。
みなさん直接見て、触れていただくと
「漆喰、やっぱり いいいもんだね~」 と実感していただけます。
なにせ、匂いもなく、空気がさわやかで気持ちがよいのです。
ぜひ完成した天然漆喰をごらんください。
写真ではなかなか伝えづらい風合いや感触、光の反射の美しさ
・・・これは実物に触れていただくのが一番です。
ひときわ目立つ、この建物が目印。
最寄駅は京成 葛飾の立石駅、四つ木駅からが便利です。
塗り替えの完成記念に、
オーケーホームズ向山さん(右)と
お手伝いにきてくださったメーカー担当、イケダコーポレーションの西川さん
お疲れさまでした。
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PS: このように小面積でも、まずは塗っていただくことで
ショールームが劇的に変わります。
そして今回のようにスタッフさんのDIYでリフォームが可能なのが
天然スイス漆喰ならではの施工です。
わからないことは施工のプロがサポートにお伺いし、
実地で施工指導、アドバイスをいたしますので
ぜひナチュラワイズをご活用ください。
https://www.naturalwall.jp/calkwall/ca_support
ナチュラワイズ・斎藤のサポート&レポートでした。
リクエストは「家から出たくない家」!?
今週あらたに施工に入らせていただいた現場のご紹介をします。
カルクウォールで内外とも仕上げさせていただきます。
さて、一級建築士の齋藤正樹先生が設計したこの家
とてもユニークなデザインが随所にあらわれています。
コンセプトは 『3匹の猫となかよく暮らせる家』
たとえば、これは本棚ではなくて
猫ちゃんが遊ぶための仕掛け 「キャットステップ」。
この日は施主様に現場立会いしていただき
「 漆喰の仕上げのパターン確認」 をしていただきました。
お客さまとの出会いを振り返ったくわしいレポートはこちらへ
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=12401
そして、平野職長がお見せしているのが
今回、オリジナルの外壁用カルクファサードの仕上げ方
その名も 『 キャットテイル 』 パターンです!
齋藤先生&お施主さま発案のアイデアと命名です。
鏝塗りした漆喰をローラーを転がして表情をつけたのち
鏝で程よく押さえると、こんな感じのやさしい壁になります。
この壁を見ると!
猫ちゃんが尻尾を振って喜ぶとか、(~は冗談ですが)
職人さんが使ったローラーの肌触り感が 猫ちゃんのしっぽ(テール)にそっくり
ということが真相のようです (笑)。
さて、
お客さまは在宅でお仕事をされるということで
こんなリクエストをいただきました!
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超ビッグな看板に挑戦。
倉庫の2階部分の壁 を利用して
左官の技術で会社の看板をつくりました。
横幅:5.5メートル 高さ:2.5メートルのビッグサイズ
漆喰ベース + 掻き落とし仕上げ
母体の八幡工業、ショールーム・ナチュラワイズ、そしてカフェの揃い踏み!
*仕上がりのイメージパースです
【Before】 工事以前は板金の外壁でした。
【After】
完成写真です。
もとが倉庫とは思えない「漆喰壁」に生まれ変わりました。
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かかった工事期間はおよそ30日
塗り面積自体は20平米程度ですが、
けっこういろんな工程があるのです。
施工の流れはこちらにくわしくのせました。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=12379
1.鳶さんが足場を設置。
2.大工さんに下地の胴縁と合板をはってもらいます。
3.ラス屋さんが防水のフェルトとラスを貼ったのち
4.左官屋さんがモルタルを塗ります。
ここから1週間、しばらく乾燥期間をおきます。
モルタルには一旦、黄土色の顔料を塗っておきます。
そこにテンシルシートを実際に貼って、仕上がりの位置決めを確認。
下地材を塗ると文字が白く浮かび上がります。
すこし飛び出す文字部分から先に作ります。
最後に掻き落として仕上がりとなります。
親子2代とカフェスタッフ
八幡工業+ナチュラワイズ+カフェサンワイズ
「伝統・革新・真心」
3拍子そろった 左官技術の大看板が完成しました。
みなさまのお越しをお待ちしています。
八幡工業 ナチュラワイズ naturaY’s 営業・斎藤のレポートでした。
つくばの白さの変わらない 不思議なお家
この白い家はスイス漆喰カルクウォールの外壁工事を
数年前にさせていただいた つくばの住宅展示場内のモデルハウス
グラウンドホームさんの手がけた大きな住宅です。
何年かぶりに見に行って安心しました~。
木部は若干の日焼けや経年での自然な劣化が見受けられましたが
スイス漆喰の白い壁はひび割れもなく、白さも持続していました。
実はこの住宅をご覧になったお客さまが、仕上がりをとっても気に入ってくださり
別の工務店を通じて「我が家の仕上げはスイス漆喰で!」 というご指定をいただきました。
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ここからが今回ご紹介する施工事例です。
2015年1月、つくばの新興住宅地に建つ在来工法の2階建ての現場。
お施主さまを通じて、地元のマルミヤ木材さんの工事に参加させていただきました。
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実は、このお家のお施主さまご夫婦は さきほどの住宅展示場内の近所に住んでいらして、
ず~~とこのモデルハウスの外壁が気になっていて、「白さのヒミツを知りたい」 と
着工前の2014年夏にナチュラワイズのショールームを訪ねてこられてました。
いろいろご説明させていただき、ほかの材料も比較検討していただきながら
結果的に、汚れに強く、白さの衰えないカルクウォールに決めていただきました。
この日は、下地のモルタル塗り工事から1週間後の
スイス漆喰のパターン確認のお約束の日。
お客さまご夫婦、工務店の監督さんと社長さんが朝から立会いにお越しいただきました。
2枚のボードをご用意して、二人の仕上げ職人さん(江端職長、平野職長)が
それぞれ自慢のパターンをその場で塗り、ご覧いただきました。
できあがった見本パネルを本日施工予定の玄関脇の壁に立てました。
その家の環境を考慮して、塗りパターンをご提案していきます。
たとえば以下のようなポイント
1. 採光 =建物の方角によって一日の太陽の動きを考えます。
塗り壁は明かりの使い方次第で表情がグーッと引き立つので大事です。
2. 通風 = 風の通り道を考えて塗り方を考えます。
たとえば造成地の場合、風とともに運ばれてくる土埃などが付着しにくい仕上げ方にします。
3. 季節 = 四季を通じてその家の作りに合うように考えます。
雨の時期は乾きやすいように、冬の積雪の影響を受けないか・・・など。
パターンが決定したら3人がかりでカルクウォールを塗っていきます。
前日のうちに専用下地材塗りは完了してありますので、みるみる内に塗り上がっていきます。
キャットフェイスパターン仕上げ
材料を塗ったらローラーで模様をおこし、再び鏝で程よく押さえることで品良く仕上がります。
奥様が職人さんに話しかけています。
コミュニケーションとりながらお客さまの希望にこたえていきます。
工務店の監督・土子さんと宮内社長
お客さまの満足な様子に喜んでいただけました。
よっ 乙女左官・田原亜沙子さん! お施主さまご夫妻との 堂々の3ショット。
みんな晴れやかな笑顔です。
今度はこの家が
「何年たっても白さの変わらない 不思議な白いお家 」
としてうわさになることでしょう。
DIY塗り壁の完成写真がとどきました。
うれしいニュースです!!!!!
先月ナチュラワイズ naturaY’s の
「塗り壁体験」にご参加いただきましたお客さまから
「できました~!」 とご報告をいただきました。
スイス漆喰カルクウォール 0.5mmタイプ(25kg缶)を使って
トイレ12㎡と洋室18㎡ をカラー漆喰仕上げされました。
https://www.naturalwall.jp/?p=1731
ショールームの体験会で実演レクチャーさせていただいたのは
手順1.養生・クロスのタッカー留め・アク止め塗布
手順2.ミネラル下地材 ローラー塗布
手順3.スイス漆喰カルクウォール 鏝塗り仕上げ
・・・・以上のおおきく3つのやりかたとコツです。
2 時間ほどかけて、道具の使い方から材料の特性を実際に
触れて、塗っていただき、その日のうちに材料とレンタル道具を
お持ち帰りいただきました。
そして、現場作業の途中では何度かお電話でご相談いただきました。
「養生テープはどの順番で貼るのでしたっけ・・」
「しっくいの模様付けのコツとタイミング、もういちど教えて!・・・」 とか。
やっぱり実際の作業では、細かいところの疑問点がでてきます。
できるだけポイントをわかりやすくご説明しました。
姉妹で仲良く「赤い壁」を仕上げている様子を撮っていただきました。
これは、当日都合がつかず、来店いただけなかった妹さん(右)に
お姉さん(左)が塗りかたを教えてあげているところでしょうか。
なんだか楽しそうですね。
とてもはじめてとは思えないほど、きれいに仕上がってますね。
とても上品なイングレッシュレッドの壁です。
新緑のようなグリーンのトイレもさわやかです!
マットも壁にあわせてグリーン系にまとめたのですね。
というわけで、
なんと、体験会からわずか、10日後には
お貸しした道具セットをご夫婦そろって返却にいらっしゃいました。
その際、見せていただいたのご紹介した写真でした。
この壁 実は、ちょっと納得いかなかったようで・・・
もう一度 余っている材料を上から重ね塗りすることにしたみたいです。
「どうしてもギザギザが残っちゃんです・・・」
こういう角の処理も悩んでいたみたいで
「こうするとうまくいきますよ~~~」 と、ひみつの裏技!?(笑)
のためのちょっとしたグッズをプレゼントしました。
そして、今度は自分の鏝が欲しくなったので・・・
と、ご夫婦 でおそろいの 「仕上げ用ステンレス鏝」 をご購入いただきました。
もう、期限付きレンタル品 じゃぁ気が済まなくなったので
「マイ鏝」 でこころおきなくご納得いくまで塗っちゃってください~~。
またわからないことがあったらいつでもご相談くださいませ。
以上、斎藤からご報告でした。
ナチュラワイズの「塗り壁体験」に参加すると・・・
ナチュラワイズの「塗り壁体験」に参加していただくと
こ~~~~~んなに”いいこと”があります!!!
1.およそ1時間で鏝塗りのノウハウがつかめます。
2.いろんな種類の塗り方が出来るようになります。
3.材料の特性・機能が理解できるようになります。
4.塗る前の下準備からメンテナンス方法までわかります。
5.ご来店の特別割引やサービスの特典があります。
6.材料・養生セットはすべて当日お持ち帰り可能です。
7.鏝道具やかくはん機のレンタルもご利用いただけます。
8.施工当日のDIYサポートにも応援にうかがいます。
9.施工時~後の電話での疑問・質問にも対応します。
10.だから、みんな笑顔になります。
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この日、「塗り壁体験」に参加されたのは横浜からお越しの
仲良しファミリー3名様
いつものように<まずはショールームでご要望をカウンセリングしてから
練習場でスイス漆喰・カルクウォールの「塗り壁体験」
まずは、鏝返しの仕方を店長がレクチャー
O様ファミリーは、来た時から・・、いいえ、ご来店前から
「自分たちで塗り替えるぞ~~!!」 と決意しての参加でした。
しかも! 帰ったら「すぐに工事を始めたい!」
だから、お手本を見る目が真剣そのものです。
おおまかな流れをご説明
そして、おぼえたらすぐ実践
うわ~むずかし~~
とにかく、何度も塗って体にたたきこみます。
およそ一時間、ひたすら塗り続けます。
仕上げ方法は、カルクウォールならではの
初心者でも品良く仕上がるマル秘テクニック!をご提案。
上手に平らに鏝で塗れなくても、なぜか味になってしまう・・・という
「わざと模様を残したパターン」 のやり方をお教えしました。
*これ、ショールームの壁の仕上げ方なんです。
最後にプロの職人さんがやると、
どれくらいの時間で塗れるのかをお見せしました。
たった数分間でみるみるうちに仕上がっていくのをみて
拍手喝采いただきました~~。
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*ナチュラワイズの「塗り壁体験」ではDIY向きの塗り方のコツや
ノウハウをお教えしていますが、あくまで入門篇です。
プロのようにスピーディーに平らに塗るのは一定期間の修業が必要です。
ですのでDIYの塗り壁は、ゆっくり、ゆかいに創意工夫で臨んで下さい。
お貸しするレンタル用の道具の説明中。
さらに、養生用具セットも必要な量と種類をパッキングさせていただきました。
かくはん機の使い方と注意点をご説明させていただきました。
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そして、「材料の当日お持ち帰り!!」 にも対応いたします。
O様邸は図面で計算して、洋室・洗面所・トイレの施工範囲でおよそ40㎡の面積。
今回は、仕上げ材にはカルクウォールに指定していただいたので
弊社倉庫のストックから直接出荷させていただきました。
必要量は25キログラム入りを4缶と専用のミネラル下地材15キログラム入りが1缶。
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さらにO様は、グリーン と ピンク 2色のカラー仕上げを希望されました。
ということで、特別にオリジナルな色調合にも挑戦していただきました。
かくはん機で丁寧に色を混ぜ、しっくり捏ねまわします。
できあがったらドライヤーで乾燥させて、濡れ色からの変化を確認します。
色ごとにそれぞれ25㎏缶が2つずつ必要なので、
各缶の色の分量が正しく混ぜ合わさっているかをチェックして完成。
そのまま、お車に積み込み、お持ち帰りいただきました。
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ここで、ご注意点!!
色調合は今回のようにご来店でのお引き渡しで
数日間のうちに直ちに施工していただくというお約束のもとにお作りします。
カルクウォールは本来、無着色の白色の場合でしたら
使いかけの材料でも空気に触れないように密封していただけば、
室内の冷暗所で1年以上の長期保管も可能な製品ですが、
色調合済みのものに限っては漆喰が本来持っている、
強度のアルカリ成分による抗酸化作用によって色落ちすることがあります。
ですので、通販や配送によるリクエストにはお答えしかねます。
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さあ、O様ファミリー
どんなお部屋に生まれ変わったか
ビフォー&アフターのお写真、楽しみにしていますね!!
困ったこと、わからないことがあったらご連絡お待ちしています。
がんばってください~~~~。
*最後にアンケートをご紹介します。
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ナチュラワイズではこのような”いいこといっぱい”
「予約制の塗り壁体験」を随時受付しています。
グループ・ご家族でお気軽にお申し込みください。
(参加費は1組4名様までで3000円です。)
さらにご来店の方には特別なサービスや割引きもあるので
来てみてのお楽しみです~~!
さあ、あなたも2時間程度のセミナーで、私達と一緒に塗り壁を学んでみませんか。
https://www.naturalwall.jp/about/ab_service#content05
八幡工業 ナチュラワイズ naturaY’s 営業・斎藤からのお知らせでした。。
2015年の「塗り壁体験」はこのファミリーから!
ナチュラワイズ「塗り壁体験」今年も元気にスタートしました!
2015年 、記念すべき ひと組目は、
ご家族そろって都内大田区から参加の Y様ファミリーです。
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「しっくい」+「DIY」+「リフォーム」で検索して
ナチュラワイズのホームページを見つけてくださいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずは、ショールーム内でお打ち合わせ。
今回は仕上げ材に「スイス漆喰・カルクウォール」をご指定いただきました。
実際に仕上がった空間で、スイス漆喰ならではのさまざまな
テクスチャーに触れていただき、質感と機能を実感していただきます。
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そののち、練習場に移動して体験。もっとも大事な「養生のやりかた」 から
養生とは:塗装工事などにおいて仕上げ部分以外に余分な塗料が付着しないように、
汚れて困るところにシートを敷いたり、テープを貼って防ぐこと。
【 チリまわりの紙テープの張り方 】
仕上げ材の塗り厚に応じて貼り方は変わります。
その厚みにあわせて基準となるテープを貼っておきます。
ちなみにカルクウォールの場合は内装用(骨材0.5ミリタイプの場合)では2ミリ厚ということで、
目安は身近にある爪楊枝(つまようじ)をゲージ代わりに使うとわかりやすいです。
一般的な爪楊枝の太さはおよそ2ミリですので、それより気持ち多めに隙間をあけて貼ってください。
柱や天井の回り縁、窓枠や戸など建具との取り合いの部分は
仕上げ塗りまでこの状態にしておきます。
たぶん最初は この「養生作業」、なんで大事なのか!?・・・
疑問に思われるかもしれませんが、
塗り仕上げたあとマスキングテープを剥がしたら
テープのとおりにしっかりラインが出きていて、
はじめて「あ~なるほど!!」 と思われることでしょう。
*マスキングテープは、必ずカルクウォールが半乾きの状態で剥がしてください。
乾燥後に剥がすと、乾燥した漆喰がいっしょに剥けてしまって きれいに剥がれません。
養生が済んだら、塗り方の基本をお手本でお見せします。
撮影OKです~。(奥様はビデオで撮っていらっしゃいました!)
さあ、いよいよ実際に鏝を手に塗っていただきます。
最初は床に落としたり、おそるおそる ・・・
そのうちコツをつかむとスムーズに塗ることが出来る様になります。
1メートル角の石膏ボードをおよそ1時間かけて
ゆっくり仕上げていきます。
お嬢ちゃんもがんばってます。
早くも、お絵かき作品が完成。
途中、ご夫婦でお互いに見せ合いっこ
最後に木鏝や櫛・ブラシなどでパターンも楽しんでいただきました。
実際の体験のなかでショールームの様々な壁のテクスチャーが
自分でも簡単にできた!の楽しさを実感していただきこちらもうれしいです。
わたしもできたよ~~
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というわけで、
「帰ったらじっくり相談して、DIYリフォームしてみよう かしら♪♪ !!」
という前向きなお声をいただき、無事2時間のワークショップが終了。
後日、いただいた図面をもとに必要な材料コストの見積もりをお作りいたしました。
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ナチュラワイズのショールームではこのような予約制の「塗り壁体験」を随時受付しています。
グループ・ご家族でお気軽にお申し込みください。
(参加費は1組4名様までで3000円です。)
これだけ体験できて、みんなで3000円、とってもリーズナブルでしょ。♪
さらにご来店の方には特別なサービスや割引きもあるので来てみてのお楽しみです~~!
さあ、あなたも2時間程度のセミナーで、私達と一緒に塗り壁を学んでみませんか。
https://www.naturalwall.jp/about/ab_service#content05
八幡工業 ナチュラワイズ naturaY’s 営業・斎藤からのお知らせでした。
ナチュラワイズの2014年
このブログをご愛読ありがとうございました。
あっというまの2014年でしたが、
ナチュラワイズの一年をふりかえってみたいと思います。
ショールームではDIYをめざす方たちが体験ワークショップに訪れていただきました。
今年はたくさんの出会いとご縁をいただきました。
笑顔のなかよしカップルさん
ファミリーでのご参加も
お友達と参加も
ご夫婦そろって完全防備!で、いざ塗り壁
やっぱり人気のスイス漆喰は女性たちに高いご評価をいただきました。
たのし~という声がきこえてきます。
体験者が率いた「団地リノベーション」では女子漆喰DIYチームが話題になりました。
いやいや!男性だって負けてません。
みなさん短い時間のなかで技とコツをつかんで しっかりご自宅をDIYで施工されています。
かくはん機だってプロ顔負けに使いこなしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
DIYはちょっとむずかし~と思った方たちからは、
おまかせ施工のご依頼もいただきました。
危険がともなう階段室や、塗るのが難しい天井はプロがきれいに仕上げます。
新築のマンションではクロスから漆喰に塗り替えさせていただきました。
レンガタイルと漆喰の組み合わせも。
このように、お客さまは左官屋さんと直接やりとりして
細かいリクエストにも柔軟に
対応できるのでおたがい安心感がありますね。
【 ここで、お客さまからの感謝の声をご紹介します】
壁のデザインが
とっても素敵で
ほかの業者さんからも
漆喰塗り いいですねぇ~
と、言われました。
スムーズに進んでこれたのも
みなさんの親切な
やり取りのお陰です。
職人さんには
色々、相談にのってもらい
納得のいく壁のデザインが出来て
本当に感謝しております。
ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
締めくくりにショップスタッフ 橋本真央 と左官ガール 田原亜沙子より
ナチュラワイズを代表してごあいさつ
みなさま今年一年、
数あるショップのなかからナチュラワイズを選んでいただきありがとうございました。
塗り壁体験、材料や道具のおもとめから、DIYサポート、
プロによる責任施工まで 決め細やかな対応でお答えさせていただきます。
2015年もナチュラワイズのご利用をスタッフ一同心よりお待ち申し上げます。
団地リノベーションはスイス漆喰で Self remake!
実は半年前に完了した工事でしたが、
わけあって内部公開できなかった施工例を満を持してご紹介します!!
えっ!これが団地の部屋?
とてもDIYで作ったとは思えないすばらしい室内!!
塗り壁で仕上げる心のこもった手作りのお家です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 暮らしプランナー田村美奈子さん(*写真)の提案で 団地のお部屋を「Self remake」(セルフリメーク) することにしたS様。
「(田村さん)自分で塗ると、ますます家に愛着がわくよ」 「(Sさま)楽しそうだけど、ひとりじゃ、不安・・・」 ということでDIYに興味のあるママ友たちが協力してくれました。 *このくだりは以前のブログでくわしくお伝えしていました。 https://www.naturalwall.jp/?p=547 ・・・・・といってもみんな素人なので、 ワークショップ形式でプロの指導を仰ぎながら施工とあいなりました。 そこで施工のサポートにうかがったのがナチュラワイズの プロの左官職人チーム。 工事現場で実地指導。やさしく機械の使い方、塗り方のコツをレクチャー そしてみんなで塗りました!
壁はスイス漆喰カルクウォールの鏝塗り 天井はカルククリームをローラー塗り仕上げ
みんなで作った漆喰のまっ白い壁は、その思い出とともに きっといつまでも住む人の心をあたたかくしてくれます。
では、完成したお家の全貌をごらんください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
玄関まわり
リビング
*Point ソファー後ろの壁には漆喰と組み合わせてブリックレンガ調のモルタル造形が施されています。
随所に手作りのインテリア、みどころがいっぱい
気持ちのよいバルコニー
トイレとサニタリースペース
子供部屋
キッチン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*もうお気づきの方もいるでしょうが、最後に種あかし! この企画は当初から株式会社 主婦と生活社さんの雑誌 「comehome!」密着取材による連載が決定していまして、 2014年3月発売のVol.35号から4回にわたって レポートされていたのでした。 そのため連載が完結した このタイミングでの公開となったのです。
*完成時オープンハウスでのみなさんと記念撮影
両手に美女でご機嫌な(ソファーになぜか正座の)八幡社長(笑)
(左から:八幡専務、施主Sさま、八幡社長、One’s work 田村さん、
施工協力した工務店グッドホームの五野井さん、レポーター・斎藤)
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さらに詳しい記事は「comehome!」バックナンバーをご覧くださいませ。
http://www.shufu.co.jp/magazine/comehome/
さいたまの漆喰塗り替えDIYリフォームが堂々完成
埼玉のT様邸工事にみるリフォームをご紹介します。
今年9月、お問合せをいただき
ご夫婦とお子様2人でショールームにご来店。
築25年の木造2階建ての戸建て住宅の内装工事の依頼でした。
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「カルクウォールのDIY」でネット検索してナチュラワイズを知ってくださいました。
いい材料を使いたいので少しでもコストを抑えるためにも
出来る範囲は自分たちDIYでがんばります!
と、その日は「塗り壁体験」でひととおりの手順をご説明させていただきました
(*9月 ご来店時 :ご夫婦でスイス漆喰の塗り壁体験をしました)
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現場は、築25年の木造2階建て
施工範囲は予算にあわせてお考えになるということで、
部屋ごとに施主様施工の場合、プロ施工の場合両方で御見積りをお作りし
最終的にお客さまが担当した部屋は、7.5畳の和室とトイレ、洗面所とキッチン
(*和室の京壁を剥がしている様子)
結構な面積を最初はふたりで、後半はご主人さまひとりでがんばりました。
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ナチュラワイズで担当したのは玄関ホールの吹き抜けと階段室、
そして17畳のおおきなリビングの天井と壁。(*リビングの完成写真)
仕上げ材はすべてカルクウォールの0.5ミリタイプ無着色の白です。
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話は、まだ暑かった9月にさかのぼります。
ご予約いただいて、ご夫婦 とお子様2名でご来店。
2時間ほどかけてお話と塗り壁体験の実習をしていただきました。
初めて握る鏝と漆喰に「むずかし~なぁ~」 といいながらも笑顔で体験していただきました。
お嬢ちゃんも店長とはじめての塗り壁に挑戦。
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お持ちいただいたのは竣工当時の青焼き図面でした。
通称、青図(あおず)と呼ばれる 手書きの製図です。
シンプルですが丁寧なつくり、作り手の思いが伝わりますね。
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前のオーナー様より、お家のひきわたしが完了し
いよいよ現場での作業が開始したのが9月末。
この日は出張DIYサポートをご用命いただきました。
現場指導のリクエストは以下のような内容でした。
1.養生のやりかた
2.京壁の剥がし方
3.ビニールクロスの剥がし方
4.パテ処理のやりかた
5.アク止めシーラーの塗り方
6.ミネラル下地材の塗り方
7.カルクウォールの鏝塗りのしかた
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前回、ショールームでのしっくい塗り体験はありましたが
やはり、ほんとのリフォームとなると
実地でやることは実に多義で広範囲にわたります。
ご夫婦とも仲良くたのしそうに習ってくださいました。
こんなかんじで、
朝9時から夕方5時までひととおりみっちりと
ご指導させていただきました。
ナチュラワイズのDIYサポートでは、
かくはん機の使い方もレクチャーします。
取り扱いの注意をしっかり理解していただいた方には
一定期間レンタルで貸し出すサービスがあります。
ご主人様、その後およそ1ヶ月、
本業である、おそば屋さんのお仕事の合間(午後の休憩時間)、
お店がお休みの日すべてを塗り壁に注ぎ込んでがんばりました!
なんと、養生~パテ~下地処理もすべてDIY
セミプロ級!!です。
最初にお客さまが仕上げた トイレの天井と壁 (ここでまずは腕慣らし)
そして、京壁からスイス漆喰に塗り替えた和室の」壁。
真壁は柱で区切られているので少しずつ塗れるのがいいのです。
実にきれいに仕上がっています。
本当におつかれさまでした!
無事ひっこし間に合ってよかったですね。
自分たちで鏝で塗って仕上げた自慢のお家、
きっとず~と大事に愛される住まいになることでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このようにナチュラワイズでは施工現場に左官のプロ
インストラクターが直接うかがって
DIY・セルフリメイクで塗り壁をされたい方のための、
施工サポートサービスをご提供させていただいております。
また、ご予算に合わせ施工範囲の変更も可能です。
*たとえば天井・階段室など危険作業が伴う箇所はプロが施工いたします。
「自分で塗ってみたいけど全部やるのは大変」、
という方からもご好評いただいているサービスです。
ご興味のある方は、ぜひチェックしてください。
https://www.naturalwall.jp/calkwall/ca_support
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